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多喜二忌な夜

小学校六年生の時、
社会の授業で、
先生が小林多喜二の話をしてくれました。
警察で拷問にかけられても、
仲間の名前は絶対に言わないで、
最後は殺されてしまった、と。
そんなひどい時代があって、
そんなすごい作家がいたんだ、
と衝撃を受けたんです。

それから、大学一年生の時、
アパートの隣に国文科の同級生がいて、
「蟹工船」を貸してくれたんです。
多喜二のことを思いだしました。
「共産党が好きになるよ」、と同級生。

家族は創価学会で、
アカは怖い、と教え込まれてきました。
だから、怖いもの見たさで、蟹工船を読んだんです。

で、読み終わった頃には、
すっかりアカになっていました。

「蟹工船」には、
人間の醜さ、
人間の美しさ、
戦争の恐ろしさ、
資本主義のおぞましさ、
すべてがつまっていました。

資本家と労働者がいて、
労働者の側に立つのがアカ、
ただそれだけのこと。
何も怖いものでもありませんでした。

これは、強者の側か弱者の側か、
どっちの側に立つのかってことでも。

強者は、
弱者が団結して抗うことを、
もっとも恐れます。
ゆえにそんな弱者を徹底的に叩きます。

抗う人たちにつながれば、
自分たちも叩かれる。
アカは怖い、とはただ意気地がないこと。
ダサいったらありゃしない、と思ったんです。

今、もし、誰かにアカと呼ばれたら、
それは褒め言葉にしか聞こえません。、
でも、多喜二を思うと、僕などまだまだ。

今日は、多喜二の命日です。

そのうち、母にはわかってもらおうと思っています。

Love & Peace ・・)v


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