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正常は正常、異常は異常

不登校の女子生徒と、
じっくり話したことがあります。
相談室で。
もう何年も前のこと。

彼女と話していると、
だんだん、彼女が正常で、
まわりが異常だとわかってきました。
異常な社会で、正常でいると、
異常だとまわりに見られ、
生きづらくなるのでしょう。
彼女は、とても感性が鋭く豊かでした。

まわりの生徒たちが、
何も疑問を持つことなく、
まとまって流されていく。
もし一緒に流されたら、
自分が自分でいられなくなる。
だから、教室に入るのが怖い。

ホールデンを思い出しました。
「ライ麦畑でつかまえて」の。
インチキを見抜いちゃうんです。
だから、学校でうまくいかない。
何度も読んだ大好きな小説。

彼女もホールデンも、
炭坑のカナリアなんです。
その昔、炭坑夫は鳥かごをもって地下に潜りました。
有害ガスが発生したら、
まっさきにかごの中のカナリアが死にます。
それで、炭坑夫は逃げることができたんです。

これほど異常なことが多く続くと、
国民はますます鈍感になり、
異常なことに慣れ、甘んじ、
それでも正常なままでいる人を非難して、
異常な世界に引きずり込もうとします。

今朝の新聞に、
「共謀罪」の検討が始まった、と。
これまで三回廃案になった悪名高き法案。
二人以上で話をしただけでつかまえるんです。
監視と密告の暗黒国家がやってきているようです。
軍靴の足音を響かせながら。

インチキはインチキ、
異常の中の正常は異常ではなく、
正常は正常。

さ、正念場が続きます。

Love & Peace ・・)v

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