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自由を求めて

夕方、娘を迎えに行くと、友達と遊んでいました。
何かを持って騒いでいて、僕を呼びます。
近づくと、娘の手にはヘビが巻きついていました。
30センチくらいの赤ちゃんのヘビ。

「これ、タローって名前」
「は?」
「飼っていいでしょ?」
「ダメ」
「なんで、なんで?かわいいのに……」

僕は娘に自由の尊さを説きました。
去年、亀を飼ったとき、その亀は命がけで脱走したことを話しました。
歴史では、自由のために、命をかけたひとたちがたくさんいたことも。

「モモは牢屋に入れられたらイヤだろ?」
「そりゃ、イヤだけど……」

僕もヘビに触ってみました。
指の間を這う、なめらかな肌触り、
細い舌をピロピロと出し、かわいい顔、
思わず、僕も飼いたくなってしまいました。

もちろん、僕たちはタローに別れを告げました。

そして、僕はまたもや子連れサービス残業。
娘に宿題を持たせ、文化祭間近の生徒会室へ。

文化祭は、生徒たちが自由を獲得することたたかいなんです。
もちろん、教師たちは、大きな壁として生徒たちの前に立ちはだかります。
学校は、管理と自由の間にあるもの。
この高度な政治的駆け引きが、生徒会活動の醍醐味。

しかし、近頃の学校は、民主主義破壊装置化していて、
教師たちも、生徒たちも、自由の取り扱いが苦手のようです。

教師たちは、生徒を自由にすることに不安を感じ、
生徒たちも、自由を与えられると、不安になるようで、
私服より制服を好んだり、自分で何をしていいかわからなくなったり、
ただ自分勝手になって、他人の自由を奪ってしまったり……。

この国では、自由を選ぶことは、
ある意味、孤独を選ぶことでもあるんです。
今のところ。

娘よ、パパの教え子たちの自由を求めるたたかいを見とけ。
きっとタローは、今頃、自由を楽しんでいるぜ。

Love and Peace ・・)v

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Comments

ジローさん、こんばんは。
私の高校は、制服は自由だったんです。
大学紛争、華やかなりし頃、
わが母校は高校でありながらも、
制服自由を勝ち取りました。
だけど、不思議なことに旧制服がありました。
私は、母の作った制服を着て3年間通いました。
ぬるま湯のような高校生活でしたが、
先生たちはもっと自分たちの意見を!とよく言っておられたのを思い出しますね。。。
ひとり違うので
悪いことできなかったんですけどね。。。
自由とは全く不自由なり。。。

Posted by: ippo | June 02, 2006 at 12:02 AM

ひとは、自由を求めるくせに、
自由を持てあましたり、
自由から逃走したり、
自由って、難しいですよね。

自由をきちんと取り扱うこと、
僕はいちおう教師として教えたいと思っているのですが、
現場では、本当に難しいのです。

自分の考えを、自分の言葉で語る。
これが、第一歩ですね。
そして、他人の言葉に耳を傾けることも。

Love and Peace ・・)v

Posted by: ジロー | June 02, 2006 at 12:16 AM

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