ジョン・レノンになる
先日、うちのクラスの生徒に頭を下げました。
「そのマンガ貸してくれ」
「教師が生徒のマンガ借りて、いいの?」
「いいのです。貸してください」
で、先ほど読み終わりました。
「ブラックジャックによろしく」13巻。
1~12巻も、その生徒に借りて、読みました。
これに文学が勝てるのかと不安になるほどの傑作。
熱血研修医が、騒動を起こしながら、医療を学んでいく物語。
今回は、精神科の話でした。
頭が薄く、太った新聞記者が出てきます。
決してかっこよくはないのですが、彼は言うのです。
「ジョンレノンになりたい」、と。
自分の言葉で社会を変えるつもりなのです。
精神障害者の差別と偏見をなくすため、
ペンを持って、立ち上がるのです。
誰も読まないものは「表現」ではない。
しかし、多くのひとに読まれても、
そこに伝えたいことがなければ「表現」ではない。
あるとき、同僚に言われます。
そんなことしても何も変わらない、と。
その時、彼は答えました。
「何も変わらないかもな。
私は何も変わらない」
記事を書き終え、何も変わってないと落胆する彼に、
一緒にたたかった精神科医は言いました。
「変化を感じたければ変わらなければいいのです。
この先どこへ行っても、
自分が変わらなければ、それでいい……」
二人は握手をします。
そして、主人公の研修医も、最後に分かるのです。
「最も難しいのは闘い続けることだ」、と。
娘よ、パパもたたかい続けるぜ。
たたかうとは、誰かをうち負かすのでなく、困難に立ち向かうこと。
パパも、ジョン・レノンになるぜ。
教え子よ、明日返すからさ。
14巻出たら、また夜露死苦。
Love and Peace ・・)v
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Comments
困難に立ち向かい、闘い続ける事は、自分が自分であるために、自分を嫌いにならないために・・・でも、女が闘いに挑む事が難しい世の中だと感じる事も多々あります。
Posted by: 南保 | February 08, 2006 at 12:05 AM
そんな世の中、
変えちゃいましょう。
団結して、がんばらないように、がんばろう!
オー。
Love and Peace ・・)v
Posted by: ジロー | February 08, 2006 at 08:39 PM
TBありがとうございました。
埼玉のジョン・レノン美術館行かれましたか?彼の言葉も魂を揺さぶるものがあります。
それから、「スタンドアップ」、TBさせていただきます。
また遊びに来てください。
Posted by: カオリ | February 10, 2006 at 12:09 AM
ジョンレノン美術館、
ぜひ行ってみたいと思っています。
春にでも、必ず行ってきます。
また、映画などいろいろ教えてくださいね。
Love and Peace ・・)v
Posted by: ジロー | February 10, 2006 at 09:20 PM