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まずいごはん

おいしいごはんを食べることは、幸せなことです。
しかし、おいしいごはんを食べるために必要なことは、
まずいごはんです。
もし、毎日、おいしいごはんを食べていたら、
おいしいごはんが、普通になってしまうから。

だから、娘には、毎日おいしいごはんをつくりません。
好物も、三回も続けたら、飽きてしまいます。
好物は、たまに食べるから、好物なのです。

おいしいものをつくるのは、簡単なこと。
肉や揚げ物をすればいいのですから。

昨日、人間ドックに行ってきたんです。
体重を落とすようにと、医師にアドバイスされました。
食生活を改善するようにと、栄養士にアドバイスされました。

まずいごはんといっても、
うちでは、魚や野菜中心のごはんのことですが、
たいていは、体にはいいものです。

娘よ、これからは、まずいごはんをつくるぜ。
それは、おいしいものを食べるからだから、我慢しな。

人生に、雨の日が必要なように、
まずいごはんも必要なんだよ。

娘よ、パパは料理上手だけど、あえてまずいごはんをつくるんだぜ。
わかったか。

Love and Peace ・・)v

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カルメン論

カルメンの魅力は何か。
情熱的なジプシー女とは、言い古された言葉。
カルメンは歌う。「恋は、気まぐれな野の鳥のようなもの」
おそらくカルメンの魅力も、「気まぐれな野の鳥のようなもの」だろう。
その前提になるものは、自由。

カルメンは、決して、籠の中の鳥ではないのだ。
籠の中に入れられ、つまり、男に所有されたなら、
その魅力を失ってしまうだろう。
恋も「籠の中」に入れられた瞬間、冷めてしまう。

昔も今も、女性を所有したがるオトコは多い。
その特異な例が、監禁男であったり、ストーカーであったりする。
一般的な例では、家、家事、育児、経済などで、妻を縛る夫か。

オトコは所有しようとするが、女性は自由を求める。
そのことに、絶望したオトコは、暴力に走る。
カルメンにフられたホセは、カルメンを刺してしまう。
現代日本でも、DVはあとを絶たない。

カルメンは、自由な「野の鳥」だからこそ、美しい。
恋心も、籠の外ならば、持続するのだ。

所有しようとしない、とは簡単なこと。
お互い、自立すること。
よりかからず、よりそうこと。
ただ、それだけ。

いつになったら、オトコは女性をモノとして所有することをあきらめるのか。

Love and Peace

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日本が世界に誇れるもの

今日、ある生徒にきかれました。
僕が英語を教えている高校三年生男子に。

「もし外国人に、日本が誇れるものは、ときかれたら、何て答えますか?」

彼は、最近、就職試験に合格したのですが、
その面接で、そう質問されたんだそうです。

「寿司かなあ、富士山も、アニメも人気らしいし……」

なかなか一つに絞れませんでした。

「で、何て答えたの?」

彼は、英語は苦手。
いつも、とんちんかんな解答で、クラスを笑わせます。
そんな彼が、少し照れて言いました。

「平和」

忘れていました。
僕は恥ずかしくなりました。
と、同時に、感激。

おお、教え子よ、大事なこと教えてくれて、ありがとう。
英語なんて全部忘れても、
それだけは、覚えていてくれ。

君たちが、選挙権を手にするまで、
なんとか、がんばってるからさ、
二十歳になったら一緒にたたかおうぜ。

とにかく、このご時世、就職おめでとう。
日本が世界に誇れるものは、君たちだぜ。
最初のボーナスで、おごってくれなくてもいいからさっ。

Love & Peace^^v

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初オペラ

今日の午後は、家族休暇。
娘の小学校の参観会に行ってきました。

今日は、主要科目、音楽の授業で、
娘たちは、リコーダーと合唱の練習。
何度も演奏したり歌ったりしたので、
僕も覚えてしまいました。
授業の後も頭の中で流れていました。
「カリブ海の風」、♪ラーララ、ラーラーラ〜

その後、うちに帰り、
僕はクールビズからスーツに、
娘は体操服からワンピースに着替え、
電車に乗って、コンサートホールへ。

今夜は、記念すべき僕と娘のオペラデビュー。
「カルメン」
ご存知、情熱的なジプシーがヒロイン。

席は前から三番目、
本物のパッション、しっかり堪能させていただきました。

カルメンは、自由をこよなく愛します。
唯一、縛られるものといえば、彼女のパッション。
たとえ、殺されようと、男に束縛されることを拒みます。

今、電車の中、娘は眠っています。
頭の中では、カルメンの情熱的なアリアが流れていることでしょう。

僕の頭の中でも、流れています。
エンドレスで。

あの「カリブ海の風」が、
♪ラーララ、ラーラーラ〜

娘よ、またオペラ行くぜ。
うちの家訓は、芸術至上主義なんだから。

パッション!

Love & Peace^^v

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失敗なんて……

今日の英語の授業でのこと。
教科書には、語学と間違いのことが書いてありました。

子どもは、母語を習得するとき、
使っては間違え、使っては間違え、
その繰り返しで、覚えていくそうです。

だから、英語を使うときも、間違いを恐れてはいけない、と。
人間は誰でも不完全、完全な英語を話そうと思ったら、一生、話せません。
間違いから、学ぶことは忘れないそうです。

それに、下手な英語は、かえって笑いもとれて、コミュニケーションも弾みます。
そう、笑いは、コミュニケーションの大切な要素の一つ。

なるほど。
僕は、大学生の頃、中国語を少し勉強して、
中国や台湾で、使いまくり、
僕は行く先々で人気者になったことを思い出しました。
残念ながら、もう忘れてしまいましたが……。

失敗を恐れないこと、
失敗をギャグにすること、
この二つは、語学だけでなく、人生にとっても、大切な要素。

教え子たちよ、失敗を恐れることはないぜ。
僕は君たちに完璧を求めたりはしない。
だいたい、教師ジローを見ればわかるはず。
人間がいかに完璧でないか、が。

学校では、大いに失敗しておくれ。
失敗なんて、笑い飛ばせばいい。
失うものは、意外に、何もないものだぜ。

失敗を恐れて何もしないより、
失敗を恐れず何かしたほうが、いいんだから。

Love and Peace ^^v

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自立支援???

毎週、土曜の夜、楽しみにしていることがあります。
それは、ちらし寿司を食べること。
僕の父は寿司職人で、僕につくってくれるのです。
僕はお金を出して寿司を食べたことがありません。
回転寿司にも行ったことがありません。

そういえば、小学生のころも、
土曜の半日授業が終わると、
ちらし、ちらし、と言いながら、うちへ急いだものです。

穴子でダシをとる秘伝の甘いタレが絶品。

土曜は、兄がデイケアの施設に行っているので、
夜、娘と迎えに行き、実家に連れていきます。
両親が店から帰ってきて、
兄の迎えをねぎらって、ちらし寿司をくれるのです。
娘は、あまり寿司が好きではありません。

娘よ、なぜだ?こんなうまいものを……

母が、最近、心配していることがあります。
それは、政府が国会に出そうとしているある法案のことです。

「障害者自立支援」法案。

内容は、利用サービスの一律一割負担。
うちの場合、月々三万円以上の負担増になるそうです。

「お店の売り上げ、そのぶん、伸ばさないと」
が、このごろ、母の口ぐせ。

「デイケアも頼めなくなるね」
と、母はためいき、僕もためいき。

兄が平日している仕事は、
卵の殻を潰して、肥料をつくること。
材料のほとんどは、父が卵焼きをつくるときに出る殻。
僕も少しは貢献してます。

給料は、年に数回出ますが、
その何倍もの施設利用料を払っているのが現状。

「障害者自立支援」法案は、まったく自立を支援していません。
「国際貢献」とかいって、アメリカ軍の下働きするように。

もう、ちらし寿司もあきらめたほうがいいのでしょう。

いや、その前にたたかわなくては。
何もしなくて、負けたくないんです。

Love & Peace^^v

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クイック&スロー

先日、水泳部監督仲間のセンセイと話しました。
彼は同年代、妻子あり、体育会系、バリバリの働きざかり。

人生で何が楽しみか、話しました。
「お前、酒は?」
「呑めない」
「煙草は?」
「十代でやめた」
「パチンコは?」
「どうせ負けるからやらない」
「けっ」と冷たく笑われました。
彼は、僕の人生がつまらないと思ったようです。

「お前、何が楽しくて生きてるんだ?」

間。

「女」
「はあっ?」
「恋のない人生はつまらないでしょ」

彼は再び「けっ」と冷笑して、どこかに行ってしまいました。

僕の勝ち。

シングルになってからというもの、
僕の人生は、楽しみで溢れています。

旅、料理、HP、ガーデニング、娘の成長観察、
実家に行くこと、アウトサイダーぶること、
学校に行くことも、結構、楽しいものです。

僕も娘も、楽しみ発見家なのです。
日常の中から、小さな楽しみをたくさん見つけるのです。

今、娘とはまっているのは、自転車。
昨日は京都でレンタサイクル観光、
今日はうちのまわりをマウンテンバイクで探検、
いつも車で、ときに飛行機で移動してきた僕たちには、
今、自転車が、とても新鮮なんです。
この遅さが、いいんです。

学生の頃読んだ小説の中の言葉。

人間は、スピードが速ければ速いほど、罪深い。

猛スピードで遠くへ行かなくても、
楽しいことは、すぐそこに、結構あるものです。

しかし、娘よ、宿題は猛スピードだぜ。
パパも小説、猛スピードで片付けるからさ。
それから、のんびり、サイクリングにでも行こう。

これからは、クイック&スローでいくぜ。

Love & Peace^^v

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Love & Peace in 京都

今朝、高速道路のPAで目が覚めました。

昼前に、京都着。
嵯峨野に車を停め、レンタサイクル。
京都は初めての娘、
とりあえず、きらびやかな金閣寺と渋い竜安寺の石庭を見ることに。
どちらも、世界文化遺産。

道は思ったより遠く、
上り坂も多く、気温も高く、
すぐにへとへとになりました。

二つの対照的な庭に、
娘は、僕の何倍も感動しているようでした。

原爆の投下予定地の一つだった京都。
アメリカは、歴史的文化遺産まで破壊することはためらったのです。
京都の文化が、この街を救ったのです。

帰りに、たまたま、立命館大学を通りかかると、
「立命館大学付属国際平和ミュージアム」の看板。

入ってみると、驚き。
「パパ、小説で役に立ちそうじゃない」と娘。
当時の民家の一室が再現されていて、大いにインスパイヤされました。
展示は、小学生にもわかりやすく、
娘も真剣に見ていました。
「無言館」の京都別館もあり、感激。

結局どこに行っても、
Love&Peaceな旅になるようです。

娘よ、今日は自転車、よくがんばったな。
えらいぜ。

で、今日はどこで寝る?

Love & Peace^^v

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オフの効能

うちのイギリス人の同僚は、
この3連休と前の3連休の合間の3日間有給休暇をとって、
タイにでかけています。

日本人なら、きっとできないこと。
でも、これは真似してもいいことだと思うんです。
きっと、かげでイヤミを言っているひとはいると思いますが。

海外に住む僕の友達は、
よく、数週間のバカンスに出ています。

僕が、4泊5日で海外に行く、と言うと、
How Japanese!(なんて日本的!)と笑われます。

日本のセンセイたちは、本当によく働きます。
よく働くというより、長く働くのです。

特に運動部の生徒たちは、休日もなく、熱心に練習します。
土日、祝日、夏休み、ほとんど毎日。
しかも、長時間。
もちろん、教師もつきあいます。

きっと、長時間労働、休日出勤をいとわない企業戦士が育つでしょう。
しかも、上意下達の組織の中でも、疑問を感じないような。
そして、プロジェクトX的に働いてくれるでしょう。

さて、僕が監督の水泳部、
最後の大会を終え、1ヶ月間のオフ。
一日も、練習はなし。

世界的テニスプレイヤー伊達公子も、
1年で、1ヶ月のオフをとり、
ラケットにも触らなかったそうです。

オフの効能は、また、やる気になること。
きっちり休むと、また仕事がしたくなるものです。

さ、明日からの3連休、
しっかりオフをとることにします。

では、今夜から、軽キャンピングカーの旅に出かけます。
娘よ、どこ行く?今夜はどこで寝る?
ま、うちを出てから、考えよう。

しかし、ブロガーには、休みはないぜ。

Love and Peace ^^v


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ブラックジャック

僕と娘が、毎週月曜日楽しみしているのは、
テレビアニメ、「ブラックジャック」
もちろん、あの手塚治虫の傑作。

アウトサイダーなところが、かっこいいんです。
あんなすばらしい腕がありながら、
決して、開業せず、学会などにも媚びない。
毎週、しびれます。

このごろ、夕食のあと、僕と娘が楽しみにしていることがあります。
それも、ブラックジャック。
「21」とも呼ばれる、トランプのゲーム。
食後のお茶を飲みながら、
おたがい十枚ずつチップを持って、
どちらかがなくなるまで、勝負。
だますか、だまされるかの心理戦。

昨日は、スヌーピーの名言を娘に教えました。
意地悪なルーシーに、
「どうして犬なんかでいられるの?」と言われ、
スヌーピーは、犬小屋の上に寝そべったまま答えます。

「配られたカードで勝負するしかないのさ」

あるがままの自分とクッキーをこよなく愛するスヌーピー、
僕は心から尊敬しているんです。

そう、どんなカードでも、勝つ方法はあるのです。

娘よ、意味わかったか?
今日は負けたけど、明日はパパが勝つぜ。

Love and Peace ^^v

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アウトサイダー’s ライフ

僕と娘はアウトサイダーなんです。

このアウトサイダーとは、アウトサイドにいるひとのこと。
アウトドアというと、自然の中というイメージがありますが、
アウトサイドは、単にうちの外という意味。

夏休み、その三分の一は、どこかに行っていました。
ホテル、実家、友達のうち、軽キャンピングカーなどで寝ました

とにかく、僕と娘は旅が好きなんです。
どこかに行きたいのではなく、
旅そのものが好きなんです。

うちに帰ってきても、すぐに出かけてしまうので、
うちの中は散らかったまま。
いつまでたっても片づきません。
それが、悩みといえば悩み。

アウトサイドに行く目的は、人間に会うこと。
既知の人間にも、未知の人間にも。
アウトサイダーは、人間を愛します。

僕は人見知りしないので、目があえば、話しかけます。
ごはんは、たいてい小さな店で食べます。
そういうところは、見知らぬひとと話すには絶好の場だからです。
僕は見知らぬひとと仲良くなるのが、とても得意なのです。

いろんなところに、いろんな人間が暮らしているのを見ていると、
なぜか、僕は感動します。
うまく説明できないのですが、がんばろうって気になるのです。
どうやら、娘もそのようです。

アウトサイドとうちの往復を繰り返していくと、
いつしか、アウトサイドもうちになり、
アウトサイドとうちの境界も薄まっていき、
徐々に世界が一つになっていくような気もします。

娘よ、次の連休、また旅に出るぜ。
もちろん、軽キャンピングカーで、さ。
ところで、パパたちは、この先、どこに行くんだ?
楽しみでたまらないぜ。

Love and Peace ^^v

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お弁当ライフ

先日買った本「私たちのお弁当」(マガジンハウス)、
とても、オススメ。

どんな人がどんな弁当を作るか、
その工夫、そのこだわりなど、
顔と弁当箱の写真入りで、紹介されています。
男性も何人か登場しています。
しばらくは、携帯本になりそう。

僕は弁当評論家、
生徒が早弁していると、必ず見に行きます。
どれが好物か、今日は何点かなど尋ねます。
気の利いた生徒は、試食させてくれます。
「今日は冷凍ばかりだよ」なんて文句を言う生徒に、
弁当作りがどんなに大変かわからせるのも、
弁当評論家の大切な使命。

一番思い出に残る弁当は、高一の夏のこと。
農業高校造園科で学ぶ僕たちは、
学校の持つ山林へ、三泊四日の実習に連行されました。
昼間は間伐、ひたすら木を切り、
精進料理しか出さない山寺に寝泊まり。
まわりには、杉の木以外何もないところ。
人里から何十キロも離れ、脱走は絶対不可能。

そのときの昼の弁当が、忘れられないのです。

超大盛ごはん with 梅干し。
おかずは、大豆の煮豆少しだけ。
それと、鉛筆ソーセージ一本。

重労働をいったん中断して、
作業服姿で、地下足袋を履いたまま、
道路に座り込み、この弁当を食べるのです。
いや、かっくらうのです。
そのうまかったこと、うまかったこと。

いまだに僕の弁当史上、
堂々の第一位に君臨中。

娘が巣立つまでに、そんな弁当を一度くらいはつくりたいものです。

弁当評論家の創作活動と批評活動は、まだまだ続きます。

さて、明日は何つくろう?

Love & Peace^^v

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戦前X年

昨日、ホテルでテレビを見ていたら、
民主党の新代表に前原誠司氏就任のニュースが、
何度も繰り返されていました。

前原氏は、もし民主党が政権をとったら、
防衛庁長官になる予定だったひと。

氏に関して、自民党国防族幹部の声。

「日米同盟重視、軍備増強、憲法改正で、
 前原君と我々の認識は完全に一致している。
 これで国会での議論もやりやすくなる」

いよいよ、です。
まさに、戦後60年ではなく、戦前X年。

与党が、衆議院の3分の2以上をとったとあとは、
タカ派野党第一党代表の誕生。
43才、戦争のことなど、お勉強でしか知らない世代。

恐怖のタカ派スパイラル。

空威張りする小心者のオトコたちが、
恐くて強い相手に対して、
俺だってこんなに恐くて強いんだぞ、といきがる。
むこうはさらに恐くて強くなり、
俺だって、俺だって、こんなに……、と悪循環。

タカ派に対しては、
バリバリのハト派で、
Love and Peace を貫けばいいのに。

今日読んだ新聞記事から、
9・11テロで、おばをなくしたニカラグア人留学生の言葉。

「恐怖と怒り、ニカラグアでは、毎日だった。
 敵なんかいないのに、見えない敵を作りだして、
 わかっていながら突き進んでいくのが戦争なのよ」

まだ、間にあいます。
言論の自由があるのですから。
僕たちには、ブログ、つまり、コトバがあるのですから。

万国のブロガーたちよ、団結せよ。

Love and Peace ^^v

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シングルナイト@シングルルーム

昨夜、彼女から電話、
「いつも娘がお世話になります」、と僕。
「こちらこそ娘がお世話になっています」、と彼女。
で、娘は彼女のところへ。
僕が絶対連れていかない万博に行くそうです。

今夜は、ホテルのシングルルームで、シングルナイト。
僕が監督をしている水泳部の県大会引率。
ラッキーなことに、地区大会が、台風で中止となり、
なんと全員が県大会進出したのです。

今日のレースは、
一番速い選手がいい記録が出なかったものの、
一番遅い選手がベストを出したりと、
とてもエキサイティングでした。
明日はどんなドラマが待っているのか、楽しみです。

先ほど、部員たちと中華料理を食べてから、
一人で、街をぶらぶらしてきました。
旅の本と弁当の本を買ってきました。
残念ながら、いい小物は見つかりませんでした。

今、ホテルで、持参した静岡茶を飲みながら、
「世界・ふしぎ発見!」を見ています。
今日は、僕の愛するコスタリカ特集。

今日は、ゲラとコンピュータも持ち込んでいます。
さ、本業の仕事にとりかからなくては……

あ、テレビに、ナマケモノが……
もう眠くなってきた店主でした。

水泳部員たちよ、早く寝ろよ。

Love & Peace^^v

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小説のような旅、旅のような小説

この夏休み、数えたら、三分の一は、うちの外にいました。
実家や、ホテルや、友達のうち、そして、軽キャンピングカー。

夏の終わり頃、軽キャンピングカーで娘と放浪したら、
すっかり、旅が好きになってしまいました。

僕の父は、包丁一本で、十七軒の寿司屋を渡り歩いた放浪の板前。
僕の中には、放浪者の血が流れていて、その血に目覚めたのです。

「旅に出たいなあ」、と僕。
「いいねえ」、と娘。
この会話が、ここ数日、何度も繰り返しています。

どこかに行きたいのではありません。
旅に出たいのです。

僕にとっての旅は、どこかにいく行為ではありません。
目的地へ行く手段ではなく、
旅そのものが目的なのです。

旅は、出会い。
だいたいの行き先は、いちおう決めますが、
いつも僕たちは行き当たりばったり。
寄り道をしたり、野良猫とたわむれたり、
予想していなかったひとやものや場所との出会い、
これが、いいのです。

僕のうちには、立派な書斎があるんです。
でも、すっかり使わなくなってしまい、
今は来客時の臨時物置になっています。

僕は、外でたっぷり時間を出会いに費やし、
うちに帰り、キッチンの隅で、
ちょこちょこっと書くタイプなのです。

僕の小説は、僕の旅にとても似ています。
だいたいのエンディングは決まっているのですが、
自分が何を書くのか、数行前にならないと、わからないのです。
思いがけない出会いがあるように、
思いがけない文章を書くのです。

小説を書くことは、旅のように、僕には楽しいことなのです。
さて、今夜も無意識の荒野に旅に出るとします。

娘よ、また旅に出るぜ。
もちろん、軽キャンピングカーで。
しかし、旅に出ても、持ち帰るのは思い出だけにしてくれ。
土産買いすぎだって。自分のための土産を。

Love and Peace ^^v

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古いモノ

この夏、お気に入りの靴が痛んでしまいました。
もっとも疲れない靴だったのに。
かかとの内側がびりびりに破けてしまったのです。
しかし、たまたま見つけた靴修理店に頼み、復活。

僕はモノを修理しながら、長く使うのが好きなんです。
使えば使うほど、愛着が沸くのです。

実家の近くには、「洋傘修理専門店」があります。
おばあちゃんが一人で長年やっている店。
この店で、何本の傘を復活させたことか。
わずか数百円で。
どんな修理もしてくれます。

僕が今使っているコンピュータ、もう何度も修理に出しました。
修理代だけで、本体の値段より、かかっています。

先日、とても腹立たしいことがありました。
MP3プレイヤーが動かなくなってしまったのです。
まだ一年しか使ってないのに。
そこで、修理してもらおうと、店に持っていくと、
「修理するより、買ったほうが安いですよ」と、
その店員が、まったく修理する気がないのです。

先日、テレビに、写真の修復する職人が出ていました。
古い写真を、特殊な技術で、再生するのです。
その番組では、ある老人が、古い家族写真の修復を依頼しました。
東京大空襲で犠牲となった家族の写真。
その老人だけが、疎開していて助かったのです。
その老人は、修復された写真を見て、涙を流していました。

いい仕事しています。僕も涙が出ました。

新しいものを手に入れて喜んでるうちは、恋。
長く使い込み、傷を何度も修復して、手放せなくなるのが、愛。
そんな気もしました。

僕も、修復職人を目指します。
祖父が書き残した恋文をもとに、
想像力と僕の文体を駆使して、
ラブストリーを、修復して、再生するんです。

長編小説、「恋文」、乞うご期待。

さ、今夜も、続きを書かなくっちゃ。

Love and Peace ^^v

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Love and Peaceな国②

昨日、「コスタリカにを知るための55章」という本を読んでいました。
その28章に、こんなことが書かれていたのです。

コスタリカ政府は、あのイラク戦争を支持していた、と。

ショックでした。
どうしても、その事実を受け入れられませんでした。
僕の愛する非武装永世中立国のコスタリカが、
日本と同じく、ブッシュの犬だったなんて。

一日経って、まだ納得できない僕は、
インターネットで、そのことを調べました。

やはり、コスタリカはLove and Peace な国でした。

中米コスタリカの最高裁憲法法廷は、
政府が、米国のイラク戦争を支持した行為に対して、
「憲法および、恒久的、積極的な非武装中立宣言に反する」
と判決を下したのです。

この判決のすごいところは、効力が過去にまでさかのぼること。
つまり、コスタリカが米国を支持した事実そのものが、消えたのです。

ふー。
これで、今夜は眠れそうです。

改憲派が、よく言うことがあります。
「憲法には、国民の義務が書かれていない」、と。
そんなのは、当たり前のことです。
憲法とは、政府が守る最高法規なのですから。
国民が、政府に、守らせるものなんです。

政府がおかしいことをしようとしたら、
国民は、伝家の宝刀「憲法」で、それをやめさせる。
これが、正しい憲法の使い方なのです。

コスタリカの憲法は、
「再軍備」と「集団的自衛権」は、禁じていません。
その点では、日本国憲法のほうが、もっと平和的なんです。

日本を、もっといい国にするためには、
憲法を変えるより、
ないがしろにされている憲法を活かすこと。

活憲派宣言!

Love and Peace ^^v


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Love & Peaceな国

いつか行ってみたい国があります。
中米の楽園、コスタリカ。
四国と九州をあわせたくらいの大きさ、人口は400万人ほど。

国土の約四分の一が、国立自然公園と自然保護区、
地球上でもっとも多くの種類の生物が暮らす国。
エコツーリズム発祥の地。
自然を守り、それで国が富む、この素晴らしき好循環。

コスタリカは、軍隊を持ちません。
内戦で荒れる中米で、
隣国ニカラグアと関係が悪化したこともあっても。
1948年から、ずっと、非武装永世中立国。

軍隊を持たないぶん、
コスタリカは何にお金をかけるか?

それは、教育です。
平和は、人権やエコや芸術に支えられます。
そして、なんと言っても、民主主義が、その土台。
反戦教育というより、平和教育が重視されているのです。

子どもも、模擬ではありますが、国政選挙に参加し、
国会議員の40%は必ず女性でなくてはならないという法もあるんです。

国防大臣に女性がなったとき、
その就任演説で、子どもを抱きながら、
「この子のためにも平和が大事」と言ったそうです。
そんなエピソードがあるLove & Peaceな国。

娘よ、コスタリカ、いぐね?
今度は地球の裏側に行くぜ。

え、お金?
だから、パパがペンで稼いでくるから。
たぶん……

Love & Peace^^v

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チョコレートな日曜日

昨日は、娘と、電車に乗って、街に行きました。
「チャーリーとチョコレート工場」を見るために。

娘は、その古い映画を何度も見て、
原作本も読んでいたので、
その映画がリメイクされると聞いたときから、楽しみにしていました。

シネコンの映画館に行ってみると、
初日ということもあってか、満席、次の回も満席。
僕たちは四時間近く待つことにしました。

そこで、「ちっちゃいものクラブ」の活動に。
そのクラブは、娘が会長で、僕が副会長。
活動内容は、数百円の小物を買うこと。

まず、中国茶を飲みに行きました。
娘はジャスミンティー、僕はプーアール茶。
そこには、お茶グッズを売っていたので、
僕は最初の小物をゲット。
アウトドアで使えそうな茶こし。
「また?」と娘。
「…………」と僕。

それから、「遊べる本屋」という店に。
僕たちが大好きな店。
輸入雑貨や本やCDを売ってる店。
時間を忘れて、幸せでした。
娘は、ピンクと白のパンダの小さなぬいぐるみをゲット。
僕は、藤原新也の写真入りエッセイの文庫本をゲット。

あっという間に、映画の時間となりました。
バケツ一杯のキャラメルコーンを食べながら、映画鑑賞。

人生で大切なものは、チョコレート、そして、家族。
そのことを気づかせてくれる映画でした。

あと、もちろん、小物も大切です。

帰りの電車では、チョコを食べながら、パンフをかわりばんこに読みました。

僕が「好きなもの三つは?」と訊くと、
娘は、いつも、「映画、チョコ、小物」と答えます。
娘に、「パパは何が好きだと思う?」と訊くと、
「きれいな女の人、本、小物でしょ」と言います。

娘よ、それは間違いだぜ。

パパの好きなのは、「愛と平和、そして、チョコだぜ。
見てろ、またバレンタインデーにチョコたくさんゲットしてくるから。

Love and Peace ^^v and chocolate!


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September 11th

2001年9月11日、
僕は夜遅くうちに帰ってきました。
当時、うちにいた妻が騒いでいました。

ニューヨークのビルに旅客機が突っ込み、
隣のビルに、また他の旅客機が突っ込み、
ツインタワーが見る見るうちに崩壊していく。

僕が生まれてから一番大きな事件。
「米国同時多発テロ」
あんなに驚き、あんなに恐くなったことはありません。

僕の想像力をはるかに凌駕する光景。
僕は、一瞬、感情を失いました。
あまりにことが大きすぎて、思考停止したのです。

9・11以前にも、僕は小説を書いていました。
思い出話を脚色したような小説を。
しかし、その日以降、僕の中で何かが変わったのです。
その何かが、いつも心に引っかかっていました。

しばらく、書けなくなりました。
その何かが何か分からなくて。

間もなく、アフガニスタンが空爆されました。
日本も、戦後初めて、自衛隊の船を海外に送りました。

初めての長編に挑戦した頃、
イラク戦争が始まりました。
世界で一千万人以上が、反戦の声を上げたにもかかわらず。
ついに、自衛隊は戦地入り。

そこで、ようやく、何のためにペンを持つかがはっきりしてきました。
すべては、Love and Peace のために。

今日、日本では、選挙が終わりました。
自民党が歴史的圧勝とのこと。

9月11日、また、新たなたたかいが始まります。

何度も言います。

Love and Peace ^^v


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アウトサイダー宣言

僕は子どものころから、
まわりから、少し、いやだいぶはずれていました。

小学校一年の時、生まれて初めてのテストでは、
クラスでは、ただ一人、0点をとりました。
先生も母も、大騒ぎしていました。

中学生の時は、ツッパリ少年。
学校へは、先生とたたかうために、毎日通いました。
煙草を吸い、夜遊びをして、いつも細い目をしていました。

高校でも、やはり、ズレていました。
ドラムを叩き、ギターを弾き、
進学校でもないのに、一人、受験勉強をしました。

大学でも、当然、変わり者。
バブルで浮かれている中、仕送りを拒否して、貧乏生活。
いつも一人で行動して、本が友達でした。
まわりにうらやましがれる恋人はいましたが。

教師になっても、もちろん、主流には入れません。
当然のように組合に入ったら、びっくりするほど少数派。
どうりで大歓迎されたわけです。

高校教師になって、十数年、一度も教師にむいていると思ったことはありません。
それでも、ここ数年、そんな教師もいてもいいのだと思うようになりました。
なぜなら、教師にむいてない人間がいるように、
高校生にむいてない人間もいるのですから。
学校にむいてない人間どうしは、嗅覚で、お互いがわかります。
だから、僕の仕事はずっと、ヤンキー&コギャルの担当。

つまり、アウトサイダーなんです。
常に主流の外に身を置き、みんなが見えないものを見る。
そこからものを言うことは、とても大切なことだと思うんです。

僕は、職場で、風林火山仕事術。

速く仕事を片づけ、早く帰ること、「風」のごとし、
時に、静かにうたた寝すること、「林」のごとし、
上に逆らうこと、「火」のごとし、
サービス残業拒否し、働かざること、「山」のごとし、

「勝ち組」にも「負け組」にも入れない、完全なアウトサイダー。
でも、もうこれで行くことにします。

明日は、もちろん、権力側とガチンコ勝負する「第三極」へ、一票。

万国のアウトサイダーたちよ、GET UP, STAND UP!

Love and Peace ^^v

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9月9日9時9分の乾杯

今日、何人かの友達がどこかに集まっているはずです。
ビールのジョッキか何かを片手に。
9月9日9時9分に、乾杯しよう、と。

9といえば、日本国憲法9条、
60年間、日本を、Love and Peaceにしてくれました。

第二次世界大戦では、
日本人は、2000万人のアジアの人々を殺し、
310万人が死にました。
僕の祖母は、兄と、弟と、夫を、戦争で失いました。

しかし、この60年間、日本は戦争で、一人も殺さず、
誰一人として、天皇のために死を強要されていないのです。

こんなすばらしい国、世界にそうはありません。

アメリカと軍事同盟を結び、
世界第2位の軍事力を持つ自衛隊。
それを、「軍」と認めさせず、
一切の殺人行為を許さない9条。

9条は、ただのコトバにすぎませんが、
その力は、ただものではありません。

9条よ、なかなかやるな。

さ、娘よ、乾杯の用意するぜ。
ブルーベリージュースでいいか?
たまには、パパは、お酒飲むぜ。

9条に、乾杯!

Love and Peace ^^v


第9条 
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。

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フライパンは、テフロン?それとも、鉄?

フライパンは、テフロンがいいのか、鉄がいいのか?

ずいぶんと、悩みました。

テフロンは、油をひかなくても、くっつかないので、
とても、ローカロリーで、料理もしやすい。
しかし、寿命が短い。
フッ素加工がとれてしまえば、油をひいても、くっつく。
使いにくいこと、この上なし。

一方、鉄は、なかなか手入れが大変。
初めて使うときは、空焼きして、
冷めたら、ヤスリをかけ、塗料をとらなくてはなりません。
使う前は、煙が出るまで空焼きして、少し冷ましてから、油をひく。
使い終わったら、洗剤を使わずに洗い、空焼きして渇かし、また油をひく。
しかし、これを繰り返すうちに、フライパンが黒光りしてきて、
あまり、油を引かなくても、くっつかなくなります。

あるママさんが教えてくれました。
「フライパンなんて、使い捨てよ。安いんだから」
たしかに。
数百円で売っています。
そのフライパンは、もちろん、テフロン。

で、僕は、テフロン派か、鉄派か?

鉄のフライパンを使っています。
テフロンが大好きだったのですが、やめました。
今、大きいのと、小さいのを、二つ持っています。
最初はさぼっていましたが、
この頃はちゃんと手入れするので、いい感じになってきました。
火にかけると、じわりと汗をかくように、少し油が染み出てきます。

次から次へと、新しい恋人を作るより、
一人の恋人を、「すこーし愛して、ながーく愛する」ほうがいいに決まっています。
風向きや力関係によって、ころころ変わる政党より、
戦前から、一貫して、反戦を貫く政党のほうがいいに決まっています。

さて、明日の朝は、フライパンで、弁当に広島風お好みを焼くことしにします。

娘よ、朝ご飯は、お好み焼きにしてやるぜ。
え、飽きたって?
ったく……。

週一回は、広島風お好み焼きを作る店主でした。

Love and Peace ^^v

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ねずみ小僧

ねずみ小僧が好きなんです。
よく時代劇に出てくる、あのねずみ小僧。

悪代官のような金持ちのうちに忍び込み、
金品を奪ってきては、貧しい人たちに、ばらまく。
泥棒ではあるけれど、弱者の味方。

現代のねずみ小僧よ、
「勝ち組」気取りのヤツらから、
金をとってきて、貧しい人たちに分けておくれ。

現代のねずみ小僧は、泥棒ではない。
すべて、合法的に、ことを行う。
政治的手段を用いて。
金持ちと仲良しの政治家たちが作った社会を変えてくれる。

現代のねずみ小僧は、数は少ないけれど、存在する。
「上にペコペコ、下にビシビシ」、なんてことは決してない。

日曜日の選挙でも、その姿を見せてくれるはずだ。

だから、娘よ、ねずみ男じゃないって。
それは、鬼太郎に出てくるのだって。

Love and Peace ^^v

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クロの話

最近、娘がメモ帳を持ち歩いている。
犬や猫のことを調べて、書き込む「犬猫帳」。

残念ながら、うちはアパートなので、犬も猫も飼えない。

僕が最後に飼った犬は、
真っ黒な雑種の犬。
名前は、クロ。
母が、真っ赤な首輪を買ってきた。
文学少女だった頃、「赤と黒」を読んだのだ。
クロは、番犬として、連れてこられたのだった。
実家に泥棒が入ったのだ。
しかし、クロは、その役目をまったく果たさなかった。
なぜなら、すべての人間を等しく愛したから。
誰が来ても、尻尾を振った。

クロの一生は、短かった。
わずか、一年半。
ちょっとした事故で死んでしまった。
僕は十日間泣き続けた。

大学を卒業したばかりの頃、
恋人に去られた僕は、一人、北に旅立った。
その旅の途中、電車を間違え、田舎の駅に降りた。
たまたま。
一時間ほど、その田舎の町を歩いた。
その時、目の前に、クロがいた。
真っ黒な犬、真っ赤な首輪。
飼い主は、その犬を、「クロ」と呼んでいた。
傷心の僕を慰めに来てくれたのだ。
あたりは真っ白なその田舎町で、
僕は、天を仰いで、涙を流した。

それから、僕は温泉街で、教師になった。
アパートの近くで、またクロを見かけた。
真っ黒な犬、真っ赤な首輪。
祖母が言った。
「ジローが心配で、クロが近くに来るだよ」

僕は引っ越した。
ある日、一人、部屋で寝ころんでいた。
その時、ベランダに、またクロがいた。
今度は、猫だった。
真っ黒な猫、首輪は、もちろん、真っ赤。
クロ、と呼ぶと、その黒猫がうちに入ってきた。
寝ころんだ僕のおなかの上に乗った。

それが、クロに会った最後だ。

クロよ、もう大丈夫だぜ。元気にやってるよ。

今日、レストランで夕食を食べながら、娘にこの話をした。
さきほど、娘が寝る前に、また同じ話をした。
娘は、あの「犬猫帳」に、書き込んでいた。

Love and Peace ^^v


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自衛軍?

「自衛軍」、
それは、自衛のための軍隊。
国際貢献のための武力行使も行う。

ったく……。

歴史上、「自衛」以外の目的で、戦争は始まったことはありません。

アメリカと一緒に貧しい人を殺しまくるのが、国際貢献?
アフガン戦争、イラク戦争、何万人の民間人が犠牲となったことか。

イラク戦争も、「自衛」のための戦争だったんです。
大量破壊兵器は、結局、なくて、
アメリカには、イラクからミサイルは届かなかったのに。

暴力の連鎖はいっこうに断ち切られてはいません。
その裏で、大儲けしているひともいるようですが。

日本という国は、すばらしい国。
なぜなら、この60年間、
戦争で、一人も殺したり、殺されたりもしてないのですから。
第二次世界大戦では、あれだけ殺し、原爆まで落とされた日本、
この60年は、見事。
決して「自虐」などではなく、世界に誇れる行為。

憲法九条は、「非現実的」?
いや、この不戦の60年間こそ、「現実」。

九条を変えたい与党、
その与党に元代表が「自衛軍」の明記を求める政権準備政党、
もし、この勢力に、全国会議員の3分の2をとらせてしまったら……

「しかたない」、この言葉は言いたくないんです。
「これも時代の流れ」、流れは変えることができるもの。

たかが一票、されど一票、
選挙は、もっとも簡単な反戦運動。

Love and Peace ^^v

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小さな暮らし

小さな暮らしが好きなんです。

小さな家に住み、
小さな車に乗り、
小さな庭を造る。

お気に入りの小さなスペースの中で、
お気に入りの小さなモノに囲まれ、
お気に入りのマグカップを持っていたりする。

身の丈にあった暮らし。
手が届く範囲の暮らし。
小物を買って、幸せも買う暮らし。

小さいものを、大きくしようとして、
すべてを失ってしまうのは、よくある話。

自分の感性を大切にして、
身のまわりをよく見れば、
小さな幸せがゴロゴロ転がっています。

最近、旅ばかりしていて、
昨日、一日うちにいたら、
うちの中が、別荘のような気がしました。
小さいながらも、実に心地のいい僕のうち。
まさに、ホーム・スイート・ホーム。

そんな小さな暮らしが好きな僕ですが、
「小さな政府」には反対、大反対なんです。

何でも民営化、政府は国民の面倒を放棄。
弱肉強食の世界、勝ち組or負け組?
競争が社会を「活性化」して、弱者は強者の犬になる。
その強者が、狙っているものは、郵貯の資金。
今は、郵貯は国民の財産で、
独立採算の郵政の利益は、半分も国庫に入っているのに。

小さな暮らしを守るため、9月11日は選挙に行こうと思います。

Love and Peace ^^v

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離婚記念日

先日、同僚の一人が、言った。
「結婚記念日には、いつも同じレストランに二人で行く」

なかなかいいな、と思った。
そのレストランも、一度行ったことがあるが、なかなかだ。

「僕も行こう」
と、言ったら、他の同僚が言った。
「何の記念日に?」
とっさに出た言葉は、「離婚記念日」。

引かれてしまった。
自虐ネタと解釈されてしまった。
いつしか、話題はまったく別のものに変わっていた。

まったく、離婚は、記念すべきことなのだ。
少なくとも、僕にとっては。
おそらく、彼女にとっても。

当時のアメリカ人の同僚が、離婚直後、僕に言った。
Congratulations.
世話になっていた編集者も言った。
「いいじゃない。これで大物になれるわよ」
大物にはならなかったが、本を一冊出すことができた。

不幸な結婚もあれば、幸せな離婚もあるのだ。

彼女は、すんなり、娘を僕に任せてくれた。
それは、彼女に自信があったからだと思う。
母子の絆はどんなことがあっても崩れない、と。
僕には、まったく自信はなかった。

離婚記念日は、僕が父親になった日である。
仕事は、ずいぶんと減らした。
彼女は働き始めた。
まさに、女性の社会進出、男性の家庭進出。

もう誰のものでもない彼女は、今、輝いている。
もう誰も自分のものにしない僕は、少しは自立できたと思う。

離婚記念日は、新しい僕の誕生日でもある。

Love and Peace ^^v

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スープの冷める距離

実は、僕、鍋が大好きなんです。

パスタ鍋、蒸し器、ほうろう鍋、
しんげん鍋、ミルクパン、ガラスの鍋、
圧力鍋、保温鍋、無水鍋などを持っていますが、
まだ欲しい鍋があるのです。
しかし、収納場所がないので、我慢しています。

さて、そんな愛する鍋の中で、
使用頻度は多くないものの、気に入っているものがあります。

それは、ティファールの鍋。
大中小の三つの鍋と、フライパンのセット。
内側がフッ素加工されていることや、
取っ手がとれることや、
大中小と重ねて収納できることなどが、売り。

特に、僕が気に入っているのは、
取っ手をとったあと、タッパーの蓋をはめられること。
僕の実家は、車で小一時間、
スープの冷める距離にあるんです。
だから、何かうちで作ったら、取っ手をとって、蓋をして、持っていき、
むこうのキッチンで、温め直すのです。

よく持っていくのは、野菜のスープ。
便秘気味の兄と祖母のために。
むこうにはないフードプロセッサーを使い、
こちらでじっくり煮込んで、生クリームで仕上げます。

明日は週末、何をつくって、持っていこうかな。

Love and Peace ^^v


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始業式な一日

娘も僕も今日は始業式、
娘はたまごっちを僕に預けて、
寝不足のまま登校。

僕は、ここ一ヶ月、Tシャツ&半ズボン&サンダル生活だったのですが、
ひさしぶりに、スラックスとソックスと靴を履き、
襟のついたボタンダウンシャツを着ました。

学校で、懐かしい生徒たちと再会。
一気に、新学期モードにシフトチェンジ。

HPを見た同僚には、
「いい夏休みだったみたいね。身軽で、うらやましいわ」
と、言われました。
このごろは、うらやましがられることがずいぶん増えました。
以前は、よく同情されて、「大変だね」と言われていたのに。

今日の弁当は、広島風お好み焼き。
あのヒロシマを思い出しながらのランチタイム。

一日、仕事をして、学童に迎えに行きました。
娘が一人で待っていました。
「パパ、遅い」
「ごめん、ごめん」
「ったく……」
「晩ごはん何にする?」
「ステーキ」
「ラジャ」

伊豆で、ステーキハウスに行ったのです。
店の名前は、Cowboy、
店のマスターは、テンガロンハットをかぶっていました。
とても、かっこいい五十代。
僕たちは黒毛和牛を注文しました。
ライスとステーキ、そして山盛りのモヤシ。
まさに、オトコの料理。(嫌いな言葉なんですが)
あまりのシンプルさに最初は驚きましたが、
食べてみると、その美味しいこと、美味しいこと。
次の日も、舌に味の記憶が残っていたほど。

で、今夜、
僕は、娘が小さい頃かぶっていたテンガロンハットを頭にのせ、
ステーキハウスを再現。
肉は、安いオージービーフ、
モヤシは山盛り、
ソースは作り方がわからないので、市販のもの。

味は、まあまあでした。

食後、昨日買ったカクテルのトランプで、遊びました。
お茶を飲みながら。
また、娘は変な歌を繰り返し歌いました。

それから、娘は、今日提出できなかった、工作を完成させました。
貝殻とビーズとビー玉がいっぱいくっついた貯金箱。

また、忙しい毎日が始まりました。
でも、すぐに慣れるような気がします。
この夏、あれだけ遊んだのですから。

「趣味は、仕事と違って、手を抜けない」
とは、ダイビングのガイドさんの言葉。

悔いは、ありません。

さ、また、がんばらないようにがんばるとします。

娘よ、チャレンジ8月号終わってないだろ。
もう、9月だぜ。

Love and Peace ^^v

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