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背の低い王様

ある童話を読みました。

昔、あるところに、背の低い王様がいました。
王様は、背が低いことを、とても気にしていました
そこで、ある命令を出したのです。
王様の背より高いものはこの国の中では許さない、と。
王様は、家来に命令して、
すべての木を、王様より低く、切ってしまいました。
王様より背の高いひとは、追放されました。
キリンや象も、いなくなりました。
国中で一番大きくなった王様、ご満悦です。
しかし……、
そのうち、食べ物もなくなり、その国は滅んでしまいました。

以前、心理学の本で、読んだことがあります。
劣等感の強いひとが、子どもを育てると、
無意識のうちに、自分より小さな人間にしてしまうそうです。
悪いところばかり指摘して、つぶしてしまうのでしょう。

そのような教師に生徒があたったら、それは悲劇です。
そのような権力者に国が支配されたら、それはもっと悲劇でしょう。

そのようなひとは、誰かを差別したりいじめたりもします。
小さい自分を、大きく見せるために。

競争のない社会はありません。
しかし、過度な競争は、背の低い王様をたくさん生み出します。
競争にとらわれ、劣等感を持つことはくだらないこと。
競争は、部分評価にすぎませんから。

勝負するところは、いくらもあります。
勝っても負けても、誰もがオンリー・ワン。
勝ち組・負け組、そんな組はどこにもありません。

教師の仕事とは、自分よりすごい人間を育てること。
そのためにも、僕は「跳び箱の踏み台」になります。

教え子達よ、僕をどんどん踏み越えておくれ。

ったく、「おれについてこい」と言っても、無視なんだから……。

Love and Peace ^^v

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長くブルーな月曜日

雨の月曜日、
今日は一日、ブルーでした。

なぜなら、職場に着いた瞬間、
大事なものを忘れてきたことに気づいたからです。

ちびたまごっち。
まだ、娘と僕で一つずつ、育ててるんです。
二回死んで、今、三世代目。

それに加えて、
金曜日、また二つ、もらったんです。
恐竜のたまごっちに、天使のたまごっち。

週末は、育児分担して、二匹ずつ世話をしました。
「子育ては大変だ」と、
何度も、娘と言いあってました。

そんな大事なたまごっち4匹をうちに忘れてきてしまったのです。

放課後、浮かない顔で、プールサイドに行きました。
マネージャーが言いました。
「先生、元気がないね」
僕は、事情を打ちあけました。
すると、大爆笑されました。

「先生って、幸せだね」
どういう意味だ?

学童に迎えに行き、まず娘に謝りました。
「もう、他のベビーシッターにあずける」
と、言われてしまいました。

すぐにうちに帰ると、
なんと、たまごっちたちは、生きていました。
ふー。
うんちまみれで、病気になっていましたが。

それから、娘と学校に戻りました。
生徒会室へ。 
僕は今年から生徒会顧問になったのです。
学校祭まで、もう2週間を切りました。

娘は、すみの机で、チャレンジをやりました。
女子生徒が面倒を見てくれ、
あと一日を残し、なんとか今月号を終了。

二回目の帰宅で、卵入り塩焼きそばさっと作り、
プチトマトを添えて、二人で食べました。

娘は、今、眠気とたたかいながら、
泣き泣き、宿題に追われています。

たまごっちたちは、先ほど、全員眠りました。

さ、娘よ、うちらも寝る時間だぜ。
今夜は、早く寝ることにします。

以上、今朝、テレビで、星座の運勢ランキング高順位だった店主でした。
もう、信じません。

Love and Peace ^^v

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スローな日曜日

昨日は一日、クミアイの会議。
一年の方針を決める大切な会議。
一日中座って、議論を聞いていました。

何度も眠ってしまいましたが、
そのたびに、隣に座っている娘に起こされました。

娘は、たまっているチャレンジをしたり、
前の晩、レンタルしたDVDを見たり、
一日、つきあってくれました。

会議の終わりに、
委員長がじきじきに僕たちのところにきて、
娘をほめてくれました。

帰りに、マンガを一冊買ってあげました。
契約で、僕の会議や飲み会につきあったら、
マンガ1冊買うことになっているのです。

今日は、もちろん、グータラの日曜日。
娘は、十時頃起き、昼まで布団の上にいました。
午後は、昼寝もしていました。

僕も、今日は思いっきり、グータラできました。
小説の仕事で、資料を読まなくてはならなかったのですが、
つい、他のものを読んでしまい、NHKののど自慢も見てしまいました。

もうすぐ、スローな日曜日が終わろうとしてます。
さきほど、明日の弁当にと、レンコンのきんぴらを作りました。

実は……、
娘がまだ起きているんです。

だから、娘よ、寝過ぎだって。
明日、起きられなくても、パパは知らないよ。

Love and Peace ^^v

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肩の力を抜いて

ちょっと、この頃、僕は力んでいるようです。
心もとげとげしくなってきました。
いそぐこと、いそがしくなることも増えてきました。

元来、僕は仕事人間。
がんばらないようにがんばらなければ、
すぐにまわりが見えなくなり、突っ走るタイプ。

クール・ダウン!
リラックス!
スロー・アップ!
この頃、、自分に言い聞かせています。

そんなときは、ベランダに出るに限ります。
そこには、動物時間ではなく、植物時間が流れます。

こちらのいうことは聞いてくれず、
こちらができることは、毎日、少しずつだけ。
すぐには結果が出ないけれど、
信じて、待てば、確実に成長する植物たち。

体内時計を、植物時間にあわせるのです。

力んでも、かえって失敗するだけ。
急いでも、かえって遅くなるだけ。
声高に叫んでも、誰も聞いてくれなくなるだけ。

先日、同僚の先生と話をしました。
その先生は、全国レベルの運動部の指導者。
その指導方針を、僕が訊いたんです。

「やれることを、やる。
 それだけ。
 だけど、毎日やり続ければ、
 いつか、誰にもできないことになる」

大切なことは、いつもシンプル。
今日も、肩の力を抜いて、やれることをやろうと思います。

さ、ベランダに行き、植物たちにおはようを言おう。

しかし……、
今日も一日会議なんです。

娘よ、許せ、一日つきあっておくれ。
今月のチャレンジたまってるから、片づけな。
終わったら、DVD、見てもいいからさ。

Love and Peace ^^v

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漱石の個人主義

以前、「個人主義宣言」について書きましたが、
うちに、「私の個人主義」という本を見つけました。
もう十年以上も前に買った本です。

漱石の講演を本にしたもので、
「私の個人主義」と題した講演は、1914年に行われました。
場所は、上流階級の青年達が学ぶ、学習院。

文部省に派遣されてイギリスで学んだ漱石。
あちらでは、そうとう悩んだようです。
西洋人の言うことに盲従する風潮のあったその頃、
漱石は、ようやく「自己本位」という境地に達します。

「自分で自分が道を見つけつつ進み得たという自覚があれば、
 あなた方から見てその道がいかに下らないにせよ、
 私はそれで満足する積もりであります」

つまり、オンリー・ワンであれ、ということです。

漱石は、いずれ権力と金力を手にする学習院の学生達に、
「権力と金力は、危険でもある」と言います。
他人の自由を奪うこともあるからです。
それゆえ、権力には義務が、金力には責任が付随するのです。

漱石の個人主義では、
自分の幸せのため、自由に自分の個性を発揮すると同時に、
他者にもその自由を与え、その個性も尊重しなくてはなりません。

ここが、個人主義が、利己主義とちがうところ。
自分を大事にし、同じように他人をも大事にするところが。

漱石は、国家についても話します。

「国家的道徳は個人的道徳に比べると、ずっと段の低いように見える。
 国は、詐欺をやる、誤魔化しをやる、ペテンに掛ける、滅茶苦茶なもの」

たしかに……。
ひとが、ひとを殺したら罪なのに、
国が、外国の国民を殺しても、罪にならないように。
ないものをあると言って、勝手に戦争を始め、属国に支援させても……。

だから、
「徳義心の高い個人主義に重きを置く方が、
 どうしても私には当然のように思われます」
と、漱石は結論づけるのです。

さすが、漱石先生、いいこと言います。
古くても、新しいこと。

一人ひとりが大切にされ、
One for All, All for Oneな世界になりますように。

ま、日本国憲法のいうとおりにすれば、簡単なんですが。

以上、最近「憲法」を愛読する店主でした。

Love and Peace ^^v

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反プロジェクトX主義宣言

人気番組、「プロジェクトX」で、問題があったようです。
事実とは異なることを放映してしまったそうです。
番組をおもしろくするために、誇張したのでしょう。

実は、その番組を見て、僕は感動していました。
中島みゆきの「地上の星」のCDも持っています。
「プロジェクトX」を見て、僕は何度涙をこぼしたことか。

しかし、僕は前々から、
「プロジェクトX」は放送禁止にすべき、と思っていました。

なぜなら、あのひとたちの労働時間が長すぎるからです。
サービス残業バリバリ、休日出勤アリアリ、
おそらく、家族と過ごす時間はほとんどないでしょう。
家事と育児は、すべて妻まかせでしょう。
うちに残された妻は、夫の栄光の陰で孤独なはず。

富士通のコンピュータ技師の話は、過労死で終わっていました。
会社のために、家庭を犠牲にして、命まで捧げる…………
今さら、そんな仕事人間を奨励されても、僕は困ってしまいます。

もし、僕がプロデューサーなら……

まず、主人公の労働時間は、毎日8時間。
土日は、しっかりと休み、有給はとりまくり、
うちでは、家事分担、子育ても楽しむ。
パートナーも仕事を持ち、いきいきとしている。
アフターファイブは、仕事以上に充実。
しかし、そんな主人公は、他の誰にもできないことができたりする。
それは、決して、大きなことではなく、
仲間と協力しなくてはできないこと。
決して、自分の手柄にはせず、自慢もしない。
主人公が幸せなら、まわりも幸せになっていく……。

これで、充分、一回分つくれると思います。
しかし、そんなひと、日本に存在しないのでしょうか?

娘よ、パパが、そうなってやるぜ。
現実が無理なら、小説の中で……。

以上、いまだに仕事人間の店主でした。

Love and Peace ^^v

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テロ警戒中

今日も、午後、僕は早く帰ってきました。
娘が、もうすぐ、歩いてうちに帰ってきます。

いつも、学童に6時までいて、
僕が迎えに行き、車で帰ってくる娘、
たまに、違う友達と、歩いてくるのが楽しみなのです。

僕のうちのまわりには、
茶畑や田んぼがたくさんあります。
うちの窓からは、すぐ近くの山の木々がそよぐのが見えます。
狸やキジもよく見かけ、
夜は、星がきれいで、蛙の大合唱。

こんな田舎で、今朝、見慣れない大きな看板が立てられていました。
ちょっとした道路工事の現場に。

「テロ警戒中」

娘が、歩いて帰ってくる、その途中に。

娘は、心配性なんです。
うちの鍵がちゃんと閉まっているか、
ガスの元栓はしまっているか、
いつも気にしています。

地震が来たら、近くの原発は大丈夫かとか、
戦争になって、爆弾が落ちてこないかとか、
そんなことまで心配するんです。
娘がその看板を見なければいいのですが……。

先日、ある記事を読みました。
東京の交番の前には、「立番」といって警官が立っていて、
その「立番」を、日本中に広めようとしている、と。

警察が、国民を、危険から、守ろうとしているのは、
たしかに、ありがたいことです。
しかし、反戦活動家を執拗に追い回し、
ただビラを配っただけで、
「住居侵入」などといって逮捕しているのも警察。
まさか、国民の監視を強めるための「立番」じゃなければいいのですが。

僕まで、心配性になってしまいそうです。
恐怖が、政府によって捏造され、
さらなる恐怖をおびき寄せないか、と。

恐怖は、金になる。
改憲には、恐怖が有効。
そんなことを、ヤツらが考えてるのでしょうか。

僕もただの心配性ならいいのですが。

Love and Peace ^^v


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『現実的』という言葉

僕は、憲法を、体を張って、守ろうと思っています。
本気(マジ)で。
とくに、9条。

それで、よく聞く言葉。
「平和憲法なんて、『現実的』でない」

では、『現実的』とは、どういうことでしょう?

それは、限りない「しかたがない」の連続。

アメリカが9条変えろっていうから、しかたがない。
(これこそ、『押しつけ』なのに)
国際貢献のためなら、しかたがない。
(アメリカの侵略のお手伝いなのに)
自衛のための軍隊なら、しかたがない。
(自衛以外の理由で戦争は始まらないのに)
決まったことだから、しかたがない。
(また変えればいいのに)
上がいうことだから、しかたがない。
(上だって変えればいいのに)
現実がそうなっているのだから、しかたがない。
(現実も変えられるのに)

『現実的』であるとは、
「強者が、金儲けのために、弱者を殺すのは、しかたない」
と、容認すること。
日本なら、「負け組が勝ち組に入れないのは自己責任」
と、弱者へ想像力を断つこと。

つまり、上にペコペコ下にビシビシの「優等生」的態度。

とっても、ダサいと思います。
僕は、そんな生き恥をさらすくらいなら、腹を切ります。

現実のむこうに、希望を「想像」し、
新しい現実を、「創造」する。
今、二つのソウゾウリョクが、問われているんだと思います。

もうすぐ、カレーができあがります。
娘よ、おいしいごはんだぜ。

僕は、この場所から、世界に言葉を投げかけて、たたかいます。

Love and Peace ^^v

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朝はスローに

僕と娘は、一日の中で、朝が一番苦手。

なぜか?
眠いから。

今夜こそ早く寝よう、と何度誓ったことか。

目覚めが悪く、昼間あくびばかりしていても、
うちに帰れば、僕たちは目がぱっちり、
つい寝るのが遅くなってしまいます。

早く寝ようと、何度も挑戦しましたが、
どうしても、無理。
やることがたくさんあるだけでなく、
うちには楽しいこともたくさんあるから。

要は、短い人生、寝てる暇はない、ということでしょうか。

僕は、今の職場で、ずっと一位の座を守り続けてきたことあります。
それは、出勤の時間が一番遅いこと。
と、言っても、遅刻はしません。
いつも、ぎりぎりに着くのです。

朝、同僚達は、僕を見かけたら焦るそうです。
僕より遅かったら、遅刻ですから。

去年、遅刻したのは一度だけ。
その日、車を運転中、窓ガラスに蛙を発見、
道路脇に停車し、自然に帰してあげたため、遅れたのです。

いわば、名誉の遅刻。

僕の朝は、とにかくスロー。

今朝も、パジャマ姿で、ベランダの花に水をあげていると、
同じアパートに住む同僚が、車で出勤していきました。
じょうろを片手に、「では、後ほど」と見送ると、
どこかから、お母さんの怒った声が聞こえてきました。

「早くしなさい!何時だと思ってるの!」

思わず、懐かしくなりました。
僕も何度、娘にそう怒鳴ったことか。

今では、朝、娘に言うのは、一言だけ。

「朝だよ」

もし娘が起きなかったら、
僕は、朝食と家の鍵をテーブルに置いて、先に行くことになっています。
おいていかれては大変と、娘は必ず自力で起きてきます。

出勤が遅い僕ですが、
帰るのは、とても早い。

今日は、テストの日。
テストは午前中だけ。
さっさと、有給休暇をとって帰宅。
いちおう、うちで丸つけするために。

娘は、運動会の代休で、うちにいたので、
昼は、二人で、近くにできた「道の駅」に行ってきました。
レストラン、土産物屋、足裏マッサージもありました。
おいしいごはんを食べ、デザートはアイスクリーム。

今日は、あっという間に日が暮れました。

あ、丸つけ!

「明日できることは今日するな」

さ、娘よ、今夜ももりあがっていこうぜ。

Love and Peace ^^v


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クレープな日曜日

雨の日曜日、
僕はけっこう好きなんです。
出かける義務から解放され、のんびりできるから。
今朝は、雨音を聞きながら、娘と実家で目覚めました。

ブランチをとり、一休みして、
楽しみにしていたクレープづくり。

娘が生地をつくるかたわら、
僕はひたすら生クリームをホイップ。
ハンドミキサーがないので、けっこう疲れました。

そして、いよいよ、生地をおたまで、フライパンへ。
片面が焼けると、菜箸を両側から中心に入れ、
持ち上げ、なんとかひっくり返すことができました。
娘も挑戦、意外に簡単そうにクレープを焼いていました。

生クリームとバナナにチョコソースをかけ、包んで、できあがりました。

さて、その味は……、
絶品!
実家の面々も大喜び。

祖母は「こんなにおいしいケーキ初めて食べたやぁ。レストランみたい」と言いました。

この春、娘は小学校で、料理クラブに入りました。
今度つくるのは、クレープなのだそうです。

娘よ、これで予習はバッチリだぜ。
あとでもう一回つくろう。
次はツナを巻こう。

さ、これから、娘のリクエストのステーキを焼くことにします。

しかし、娘よ、明日は月曜、ベジタリアンの日だぜ。

Love&Peace^^v

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運動会な一日

この頃は、土曜日に行事を行う学校が増えています。
親が学校に来やすいように、と。

で、今日は、娘の小学校の運動会。
僕の勤務する学校も、PTA総会&保護者懇談会。
もちろん、僕は迷うことなく、「家族休暇」をとりました。
僕のクラスの生徒たちには、「娘の運動会だから」と言って。

娘が先に学校に行き、
僕は弁当を仕上げました。
娘がかけっこで勝負なら、僕は料理で勝負。

鶏の唐揚げ
ゴボウとニンジンのきんぴら
卵焼き
ポテトサラダ
レタスとキュウリとプチトマトのサラダ
おかかと梅のおにぎり
ブドウ

実は、去年と同じメニュー。

ビデオもカメラも持たず、小学校に着くと、
座り心地のよい折り畳み椅子に腰を下ろし、
読書をしたり、うたた寝したり、不真面目に観戦。

四年生になった娘は、
今年は「用具係」も担当していました。
四人ずつ走る徒競走では、これまでの最高順位、二位でした。

昼休み、二位になったことを自慢する娘と、お弁当。
友達が二人来て、一緒に食べました。
その子達に、唐揚げやブドウをわけてあげました。

うちのお弁当は、まわりを見渡すと、今年も一等賞。
勝因は、冷凍食品がなかったこと。

午後は少し真面目に観戦、
遠くから娘をじっくり観察。
何度も短パンを上に上げていました。
そういえば、ゴムを代えるのを忘れていました。

すまん、娘よ。

そして、閉会式。
娘の紅組は、応援合戦でも、総合得点でも、白組に勝利。

その後、娘を友達のうちに遊びに行かせ、
僕はうちでスーツに着替え、ダッシュで、僕の勤務する学校へ。
教室での、保護者懇談会に、駆け込みセーフ。

今日は、娘が高校生になったことを、想像しながら、
子育ての先輩方から、いろいろお話を聞くことがきました。

娘よ、明日はグータラの日だ。
クレープでもつくろうぜ。

Love and Peace ^^v

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エロスとタナトス

先日、フロイトの手紙を読みました。

「人間を戦争というくびきから解き放つことができるのか?」

その質問に、フロイトが答えたのです。
それを訊いたのは、
「戦闘的平和主義者」アルバート・アインシュタイン

誰の心の中にも、エロスとタナトスがあります。
エロスは愛と創造の衝動、
タナトスは憎しみと破壊の衝動。

とかく、一方を善、もう一方を悪と決めつけがちですが、
そう簡単に、善悪は決められず、
どちらも、人間にはなくてはならないもので、
一方が、他方と切り離されて、単独で活動することはありえません。

フロイトは、断言します。
「人間から、攻撃的な性質を取り除くことなど、できそうにない」

しかし、だからといって、平和主義者であるフロイトは、
戦争を不可避だと言って、肯定したりはしません。

人間のタナトスを取り除くのではなく、
戦争という形で発揮させなければよいのです。

精神分析の理論では、それは簡単なんだそうです。
タナトスの反対の衝動、つまりエロスを呼び起こすこと。
大いに恋をして、愛を振りまいていけばよいのでしょう。

恋愛賛成、戦争反対!

もう一つ、大事なものがあります。
それは、「文化」です。

「文化」は、人間の内にある最善なるものすべてを発展させてきました。
その「文化」の発展によって、
人間は、ストレートな本能的欲望に導かれることが少なくなり、
本能的欲望の度合いも少なくなりました。

この文化こそ、戦争の対極にあるもの。

フロイトの結論、「文化の発展が戦争を止める」

文化とは、自分を表現すること。
万国の Peace lover たちよ、おのれを表現せよ。

僕の死後、墓にはこう刻まれるでしょう。

「書いた。そして、愛した」、と。

今日、タナトスに導かれ、娘を小突いてしまい、
もちろん、その倍、娘に小突きかえされた店主でした。

しかし、娘よ、あれ、まじで痛かったぜ。

Love and Peace ^^v

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はやくうちに帰ろう

「大人になったら、何になりたい?」
と、この前、娘に訊いてみました。
「ふつうのひと」
「ふつうのひとって、どんなひと?」
「朝起きて、ごはん食べて、
 パート行って、帰ってきて、
 またごはん食べて、のんびりする」
「…………」

もう一つ訊いてみました。

「今、一番、何したい?」
「うちでのんびりしたい」

どこにも行かず、
誰とも会わず、
特に何もせず、
ただ、うちにいること。

そういえば、そんな休日を過ごしたことがありません。
平日は、毎日、あわただしく、
週末は、出かけたり、実家に行ったり……
娘は、いつも僕の都合で、振り回されてばかり。

「じゃ、今度、温泉でも行く?」
と、僕が提案しました。
「でも、温泉だと、一人だからなあ」
男湯と女湯があることを忘れていました。

僕のうちは、とても居心地がいいんです。
リビングには、座り心地のいいソファがあり、
窓を開ければ、ベランダに植物、そのむこうにお茶畑。
ようやく僕と娘の秩序ができあがったキッチン。
そこで、ごはんをつくったり、菓子をつくったり、お茶を入れたり。
テーブルについて、飲み食いだけでなく、娘は宿題、僕は執筆も。

うちにいると、ここが世界の中心であることを実感します。

娘よ、うちは、グータラ王国の首都だ。
今度の日曜こそ、グータラしようぜ。

万国の労働者よ、はやくうちに帰ろう。
それで、おいしいものを食べ、のんびりしよう。

本気で、がんばらないようにがんばらないと…… 
ついがんばってしまう店主でした。

Love and Peace ^^v


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言葉の対極にあるもの

この頃、高校生達と接していて、
時に、言葉が通じないことがあります。

こちらが、訊いたこととズレた答が返ってきたり、
突然、話が変な方向に飛んだり、
または、まったく僕の言うことを聞いてなかったり……

「もっと、言葉を大事にしようよ」
と、物書きでもある僕は生徒たちに呼びかけました。

「言葉の対極にあるのは、暴力だよ。
 言葉でかたをつけるか、暴力でかたをつけるか、
 平和と戦争、どっちがいいの?」

一番前に座っている生徒がぼそりと言いました。

「武力行使も必要だと思うけど……」

なるほど。

「じゃ、これから殴ることにする」

すると、その生徒は慌てて答えました。

「先生、やっぱり、平和主義で」

ははは。

僕は、どういう教師か?
はっきり言って、ナメられています。
生徒は、なかなか、言うことをきいてくれません。
時に、ぶち切れて、怒鳴りちらしたい時もあります。
権力をかざし、脅したくなることもあります。

しかし、僕は、あくまで、言葉で勝負。
言葉で、どれだけ、ひとを変えられるか?

教え子達よ、僕をナメるからには、乗り越えておくれ。
楽しみにしてるよ。

Love and Peace ^^v

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怖がってるのは、どっち?

先日、娘を学童に迎えにいった帰り、
車の中で、突然、娘が叫びました。

「パパ、こわい!」

小さな蜘蛛が車の中にいたのです。
娘があまりにも騒ぐので、ハンドルを握ったまま、言いました。

「ちょっと、待て。落ち着け」
「だって、恐いんだもん」
「恐いのはどっちだ?」
「え、何、言ってんの?」
「むこうは、殺されるかもしれないんだよ」
「そうだけど」
「こっちは、殺される?」
「殺されない」
「だから、恐くない」
「でも、恐い、パパ、なんとかして」

僕は車を道路脇に停め、
もちろん蜘蛛は殺さず、外に逃がしてあげました。
僕たちは、平和を取りもどしたのです。

このとき、北朝鮮のことを思い出しました。
怖がっているのは、日本ではなく、北朝鮮のほう。
南に米軍、東に米軍、国内は飢餓。

ブッシュ達は、おもしろくないようです。
韓国が、「太陽政策」と言って、北朝鮮にやさしいから。
双方、統一をあきらめていないから。
だから、今度は、日本国内で、北朝鮮の恐怖をあおるのです。

そうすれば、武器が売れる、売れる。
憲法九条も、変えやすくなる。
日本に集団的自衛権さえ認めさせれば、
すぐにでも北朝鮮にミサイルを撃ち込める。
攻撃される恐れが、なくても、あると言って。

やはり、恐怖はもうかるのです。
以前、健康器具のセールスを見たことがあります。
セールスマンは、まず恐怖を煽りました。
今のままなら寿命が縮まる、と。
売れてました。何十万円もするものが。

まずは、クールダウン。
あの蜘蛛は殺す必要はなかったのです。

怖がる相手は、追い込まず、安心させてあげることです。
暴力で、脅すのではなく、ねばり強く、言葉を交わすこと。
暴力は、相手の命を奪うことはできても、心は変えられません。
言葉だけが、心を変えられるのです。

今日も平和なジロー親子でした。

Love and Peace ^^v

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男らしさからの解放

これまで僕はジェンダーフリーと何度も言ってきました。

男がつくった女らしさから女性を解放しよう、と。
さんざん女性を束縛し、所有し、支配しようとしてきた反省から、
男性の自立、マザコン脱却、自由でフェアな関係などを訴えてきました。

結婚については、
女性を、法律、家、家事育児で、がんじがらめに縛るシステムと、
独身主義者宣言までしました。

そして、実際に、シングルファーザーとして、
家事と育児を楽しみ、そのことも発信してきました。

しかし、それだけではダメだと気づいたのです。

男性も、男らしさから解放する必要があるからです。

男は強くなくてはならない。
はたして、そうでしょうか?

小心者の強がり、これほど迷惑なものはありません。
弱いくせに威張る。
弱いから、さらに弱い者をいじめる。
虎の威を借りるため、上にペコペコ、
過剰に自己防衛するから、すぐ激怒する。

男は、強く、たくましく、へこたれず、
うちのことなど気にせず、仕事に専念。
上が決めたことは、私情をはさまず、黙って実行。
サービス残業、休日出勤は、文句を言わずこなす。

そんな男らしさの行き着いた先が、
過労死していった企業戦死、
さかのぼれば、桜のように散っていった大日本帝国軍人。

そんな男らしさから、すべての男性を放してあげたいのです。

自分を犠牲にすることはないのです。
自分を大切にして、同じように他人も大切にすれば。
強さより、やさしさのほうが大切。
腕力が強いことよりも、自分の言葉を語れるほうが大事。
ものごとは、腕力ではなく、言葉で決めるのですから。

ひとは誰でも弱いものです。
たとえ強いところがあっても、その何倍も弱いところがあるものです。
弱くたっていいのです。
助けあいさえすれば。

だから、
万国のオトコたちよ、がんばらないように、がんばろう。
合言葉は、「いい加減がよい加減」

Love and Peace ^^v

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僕の幸せ、そして「九条」

娘と暮らし始めて、四年目突入。

気づいたら、大変なこともなくなってきました。
最初は、大変なことばかりで、たまに楽しいことがあるだけだったのですが、
今では、楽しいことばかり。

いい感じなんです。

毎日おいしい手料理を食べ、
家事は手を抜きながら適度にこなし、
娘はすくすく成長して、手はかからなくなり、
仕事もプライベートも、充実。

一年目は悲壮感が漂っていたためか、
よく同情されていたのですが、
今では、僕がまわりの男性陣に同情することのほうが多くなりました。

オトコはつらいんです。
サービス残業、休日出勤がオトコの勲章で、
「オトコは黙って」、仕事のために、自分を犠牲にして、
それなのに、うちでは粗大ゴミ扱い……。
がんばれ、オトコたちよ。
男らしくよりも、自分らしく生きようぜ。

僕もオトコだって?
僕はジェンダーフリーですから、ニュー・マンなんです。

離婚の前は、自分のことで精一杯でした。
日本が右傾化し始めたのもその頃でしたが、
その時の僕は社会のことなど無頓着。
選挙結果がどうなろうと、離婚は避けられそうにありませんでしたから。

今、幸せな僕は、社会のことが気になるようになりした。
僕だけ、幸せでいいわけありません。
それに、この幸せも、黙っていたら、侵されてしまいます。

だから、
言うことは、言うことにします。
やることは、やることにします。

とりあえず、憲法九条、
世界第二位の軍事費を投入した自衛隊を、
いまだにコトバのみで抑えつけている憲法九条。

これを、護ることに、微力を尽くします。
娘や、まだ見ぬ孫に、これだけは手渡したいのです。

物書きの僕は、何度でも言います。

「ペンは剣よりも強し」

Love and Peace ^^v


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言うことは、言う

数日前、授業が終わって、教室を出ようとしたとき、
生徒が来て言いました。

「あのう、先生が書いた答、違ってたんですけど……」

僕は、気がついたときにすぐ言ってくれ、と頼みました。

つい先日、授業の後、また他の生徒が来て言いました。

「あのう、ここの訳、ちゃんと言ってくれなかったので、教えてくれますか」

だから、昨日、その教室で全員に言いました。

「僕が間違ったり、訳をもう一回言ってほしかったら、その時、言ってほしい。後でなく」

なんか言いにくいよ、という声。
そこで、喝っ、教師ジローのお説教。

「感謝の気持ちは、ありがとうと言わなきゃ伝わらない。
 以心伝心、そんなこと僕は信じない」

教師には言いにくい?

「教師なんか、えらいのか?
 僕が英語ができるのは、そればかり何年、何十年もやってるから。
 ただそれだけ。他に脳がないから。
 教師にだって、言うことは言う。わかった?」

お説教は続きます。

「言うことは、言わなきゃだめ。
 ひとに金貸して、半年請求しなかったら、
 法律では、借金はちゃらになるんだよ。
 言うことは、言う。
 そんなことで、
 好きな人に、好きって言えるわけ?
 言えずに、後をついていくだけ、ストーカーになってもいいのか」

今日、午前中、プールサイドでのこと。
マネージャーに、練習の後、温かい飲み物をつくってもらい、
黙って、飲もうとした男子に、また喝っ。

「ありがとうが、なぜ言えない?
 そんなことで、好きな人に、好きって言えるのか?」

反戦平和も、そう。
黙っていたら、ヤツらの思うつぼ。

言うことは、言う。

戦争反対、恋愛賛成!

Love and Peace ^^v


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所有したがるオトコ

ひとは一人では生きていけない。
しかし、ひとがひとを所有することはできない。
ひとは、誰のものでもない。
どんなに小さくても、人格を持った存在。

娘と暮らしていて、いつも、そう思います。
娘は、子どもながら、断固たる個人。
絶対に、僕のモノにはなりません。
そもそも、ひとは、モノではないのです。

好きなひととずっと一緒にいたいというのは自然な感情。
しかし、逃がすまいと、縛れば縛るほど、相手は逃げていく。
一人でいることに耐えられず、
他の誰かを支配したり、他の誰かに服従したりするのは、
愛ではありません。

法で、家事で、育児で、家で、女性を縛る結婚は、もううんざり。
だから、僕は独身主義なのです。

誰かを愛して、その愛を持続するために、
必要なのは、自立だと思うんです。
フロムは、「愛は自由と平等に基づく」、と言いました。
お互い自立するからこそ、
お互いの自由を尊重し、
お互いに平等でいられるのです。

よりかからず、よりそう愛。

今日、朝から、何度も「少女監禁事件」の報道を目にしました。
結婚・離婚を何度も繰り返し、
複数の女性を、監禁してまで、所有しようとした犯人。

オトコはいつになったら、
ひとはひとを所有できない、と学ぶのでしょう?

こうなったら、恋愛小説で、理想の男女を描くしかないか。

恋愛賛成、戦争反対。

タイトルは、「恋文」の予定、乞うご期待。

Love and Peace ^^v

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おとなげない夜

昨晩のこと、
夕食を終えて、HPを更新して、
食器洗いのため、キッチンに立ちました。
その日は、なぜか洗い物がたまっていました。

マンガを読んでいた娘が、ソファから立ち上がったので、
僕は言いました。
「ちょっと、手伝って。洗った皿を乾燥機に入れて」
「今、忙しいの。学校の準備とかあるんだから」
「………………」

僕は皿洗いを続けました。
しかし、なかなか終わりません。
そして、再度言いました。
「だから、ちょっと手伝って」
「忙しいっていってるでしょ」
と、怒って答えた娘。

頭に来ました。

「パパは、忙しくないのか?」

昼間学校で働き、しかも残業もあって、
執筆の仕事があり、
そして、毎日の家事があり……。

僕は皿洗いを終えると、
翌朝のスープとパンをつくりました。
無言で。
わざと、忙しいところを見せつけるかのように。

しばらくすると、娘がやってきました。
「パパ、本読みあるから、聞いて、それからカードに書いて」
まだ怒っていた僕は言いました。
「さっき協力してくれなかったから、パパも協力しない」

僕はキッチンに立ち続けていました。
娘も不機嫌になり、一人で風呂に入り、ベッドに行きました。
一言とも言葉を交わさず、目もあわせませんでした。

一時間以上、キッチンにいたでしょうか、
座って一息つこうとしたら、
テーブルの上に一枚の紙がありました。
知らない間に、娘が書き置きをしておいたのです。

「パパ、ごめんね」

娘よ!パパがおとなげなかったぜ。

仲直りをするためベッドに行くと、娘はもう眠っていました。

フェアな関係、家事分担が、うちの理想。
それで、僕はときに、娘が子どもであることを忘れてしまうのです。
しかし、娘は小学生、まだ9才、充分子ども。

昨日は、学校で、注射が痛くて廊下でこっそり泣いた娘よ。
今日は、やっぱりパパのカレーはおいしい、イラクに送りたい、と言った娘よ。

やっぱり、家事はパパがやってやるよ。
7対3、いや6対4くらいで、さ。

今日は、食器洗い、手伝ってくれて、ありがとよ。

Love and Peace ^^v

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熱いアフターファイブ

最近、放課後が熱い、毎日。

帰りの会、掃除が終わると、
水泳部監督の僕は、まずプールサイドに行きます。
二十数名のスイマーたちが、冷たい水のプールで、泳いでいるのです。
今年も、たくさんの初心者が入部しました。
水泳は、個人競技なので、それぞれのペースで練習します。

勝つことよりも、マイ・ベストを出すこと、みんなでベストを出すこと、
DO OUR BEST、が部訓。

水泳の練習が終わる頃、娘を学童に迎えに行きます。
そして、一日面倒を見た「ちびたまごっち」を引き渡します。
「パパ、ちゃんと、ごはん食べさせた?」
「あったりまえじゃん」
実は今日、朝ご飯をあげるのを忘れてしまったことは、黙っていました。

僕は、娘を連れて、また学校に戻ります。
そして、生徒会室に行くのです。
今年から、生徒会顧問になったのです。

生徒たちは、
「いい加減がよい加減」の僕を放っておき、
ばりばり、仕事をこなしています。
生徒総会、学校祭が近づいているのです。

プールサイドに行っても、
生徒会室に行っても、
娘は大歓迎されます。

生徒会室の前の自販機で、
パンとジュースを買い、
みんなが仕事をしている間、
娘は、仲のいい生徒たちとおしゃべりしたり、宿題をしたりしています。

毎朝、眠けが覚めないうちに、ぎりぎりに出勤する僕は、
昼間は睡魔とたたかい、
放課後が近づくにつれて、テンションが上がっていきます。

部活、生徒会活動が終わり、帰宅。
すると、さらにテンションが上がります。
料理、ジロー's カフェ経営、執筆……、
うちでは本気(マジ)なんです。

ハイテンションは深夜まで続き、翌日は寝不足。
しかし、うちに帰るとまたテンションが上がり、その次の日も寝不足……、
いつまで続く、この悪循環!

娘よ、人生は短い。
寝ている暇はないぜ。

Love and Peace ^^v


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キレイゴト

僕の大好きな映画、「ボーリング・フォー・コロンバイン」
御存知、ブッシュの天敵、マイケル・ムーア監督のドキュメンタリーの名作。
それによれば、
銃による殺人が、他の追随を許さず、圧倒的に多いアメリカ。
殺人の報道を垂れ流し恐怖を煽るマスコミ。
殺人件数は増えてないのに、殺人の報道ばかりが増えているそうです。

怖いぞ、銃を買わないと、自分の身を守れないぞ。
それで、銃が売れる、売れる。
恐怖で、暴力を増幅させ、確実に儲けるヤツら。

その行きついた先が、9・11、そしてイラク戦争。
それで、武器が売れる、売れる。
他のものも、売れる、売れる。
儲けまくるヤツら。そして、ヤツらの犬たち。

先日、同僚の一人が言っていました。
「北朝鮮って怖いよね。いつか攻め込まれる」

本当に怖いのでしょうか。
南に韓国、そこには米軍。
東に日本、そこには米軍。
国民は飢えている北朝鮮。

怖がっているのは、北朝鮮のほうでしょう。
もし一発撃ったら、何百倍も撃ち返されるでしょう。
追い込まれているのは、日本ではなく、北朝鮮。
ますます弱みを見せられなくなっているはず。

しかし、マスコミは北朝鮮の恐怖を煽ります。
根拠のない恐怖が蔓延しています。

北朝鮮の恐怖が必要なヤツらがいるのでしょう。
恐怖を煽り、暴力を増幅させ、儲けるために。
戦争は、一番儲かるビジネスなんだそうです。

憲法九条を、キレイゴトというひとがいます。
それは、そのひとたちが、金や暴力で汚れているから、
ふつうのことが、キレイゴトに見えるだけ。

何かを決めるときは、殴りあいではなく、話しあいで決めよう。
うちでも、学校でも、社会でも、もちろん国と国の間でも。
これが、キレイゴトであるはずがありません。
いたって、ふつうのことですから。

平和上等っ!

リアルなキレイゴトを吐くのが、僕の仕事。

そこんとこ、ヨロシク。

Love and Peace ^^v

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日記、そして新しい言葉

娘が、朝、母親のところから帰ってきました。
新しい服を着て。
朝食はすませてくるので、僕にたまごっちを預け、すぐ登校。
娘のたまごっちは、本当に「うんち」のようになっていました。

娘が出ていくと、僕はすぐ娘の日記を開きました。
むこうでの様子が書かれていました。
愛情をたくさん受け、楽しく過ごしてきたようです。

日記は、僕からの宿題で、
小学校入学以来つけてきて、今年で四年目。
もう、7冊目の日記帳。
裏表紙には、「この日記を見てもいいのは、パパとママだけ」と書いてあります。

きっと、彼女もこの日記を読んでいるのでしょう。
彼女が娘に会っていない空白の時を埋めるために。

僕は、一つだけ心がけていることがあります。
日記に書かれて困るような生き方だけはしない、と。

日記は、もちろん、さぼってしまうときもあります。
そんな時は、次の日に二日分書きます。

娘は、僕には厳しく、僕も日記をつけなくてはなりません。
これが、なかなか苦痛。
この頃は、数日ためて、まとめて書くことが増えてしまいました。

「パパ、日記ちゃんと書いてるの?」
「まあね」
「うそばっかり」
「だから、ジロー's カフェで忙しいんだって」
「また、言い訳」
「小説の仕事もあるし……」

娘よ、本当だって。

僕の担任するクラスでも、日記をつけてもらっています。
教室の列ごとに1冊、6列あるので、6冊の日記を、
生徒たちが、バトンのように手渡して、交替で書いていくのです。
その日の日記は、すべてコピーして、1枚の紙に貼り、印刷して、
毎日、帰りに、クラス通信として配ります。
通信のタイトルは、ONE FOR ALL

僕のまわりで、言葉が飛び交っています。
今はまだ、狭い範囲で、ぐるぐるまわっているだけですが、
そのうち、
その言葉たちが世界を駆けめぐるでしょう。
常に、「新しい言葉」を模索しながら。
一瞬一瞬、アップデートされながら。

やがて、世界は言葉で変えられていくはず。
僕は何度でも言います。
「ペンは剣よりも強し」、と。

The pen is mightier than the sword.

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恋愛至上主義宣言

先日、美容師さんに聞いた話。
ある中年女性が、「冬のソナタ」のDVDを買い、
毎日うちで見ていたそうです。
本当に毎日。
そしたら、夫がそのDVDを捨ててしまったのです。

なんと悲しいできごと!
そして、なんと醜い夫!

しかし、その女性、現在は、
冬ソナファンのお友達のうちで、見ているそうです。
そう、毎日のように。

実は、僕も、「冬ソナ」が大好きなんです。
特に、ヨン様が、いいです。尊敬しています。
あの雪の美しさ、登場人物たちの誠実さ、心に響く音楽、
たまらないです。

なぜ日本の女性たちは、あんなに惹かれるのでしょう?

「日本の中年女性はあんなに誠実に愛されたことがないから」
と、言った女性がいました。
男尊女卑で、女性を縛り、
いつも仕事で、たまにうちにいればゴロゴロ、
もし、そんなオトコ(つまり昔の僕)と暮らしていたら、
冬ソナツアーに行くのも、無理はないでしょう。

韓国人であるヨン様ブームの意味するものは、
日本のオトコがダメってこと。
ま、そんなオトコは、モテなくて、結婚できず、
子孫を残せず、絶滅するんでしょうけど。

「冬ソナ」がテレビでやっていた頃、
もう恋にはうんざりしていました。
しかし、84才の祖母と、毎週、「冬ソナ」を見ているうちに、
ひとがひとを好きになることは美しい、
と、思うようになったのです。

祖母は「冬ソナ」を見ながら何を思っていたのでしょう。
戦地から祖母に恋文を送り続けて戦死した若い祖父を思い出していたのでしょうか。

やはり、人生に恋は不可欠、
恋のない人生は、だいたい、美しくありません。

今読んでる本に、愛について書かれていました。
ナチスのユダヤ人収容所で感じた妻への愛、
妻が生きている保証のまったくない中、
たとえ死んでいても、会えなくても、
真実の愛は消えるどころか、ますます燃え上がるのを感じた、と。

太平洋に眠るおじいちゃん、
今でも、おばあちゃんは恋してるよ。

さて、作家ジローは、恋愛小説家を目指すことにします。

え、実生活の恋は?、って。
だから、恋も仕事ですから。

恋愛至上主義宣言!
万国の恋人たちよ、ともに叫べ。

Love & Peace、と。

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ひとりの時間

僕は大学生のころ、
一人旅が大好きでした。
駅で寝たり、カプセルホテルで寝たり、
自転車に乗ったり、鈍行電車に乗ったり、
北海道から九州まで、香港にも。

一人で淋しくなかったか?

毎晩、恋人と実家に電話をしました。
それで確認できたのです。
僕は一人ではない、と。
その確認のための旅だったのでしょう。

僕の好きな言葉、

「不在は愛を育てる」

会っていないとき、
見えない相手を思い浮かべるとき、
愛が深まっていくのでしょう。

いつも一緒にいて、
お互いの自由を奪い、
その皿をどちらが洗うかで争う……
もう懲り懲りです。

今日は東京に来ています。
文学仲間の集まりで。
会う人、会う人が同じことを言います。

「今日はお一人?」

僕は笑顔で答えます。

「はい。今日はママのところで」

そして、付け加えます。

「お互いの幸せのために」

明日は「母の日」、
娘は彼女と楽しんでくることでしょう。

先ほど、ケイタイの留守電に娘ののメッセージがありました。

「パパ、たまごっち、うんちみたいなのに進化したよ。それだけ。あばよ」

娘よ、パパのはみかんみたいなのに進化したぜ。

さ、今日は、夜の街に繰り出すぜ。
パパのことは心配いらないから、
かわいそうだなんて思うなよ。

あばよ。


Love & Peace^^v

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沈黙の意味

僕は子どものころ、よく祖母に怒られました。
「男は、そんなにしゃべるものじゃない」、と。
しかし、何度言われても、僕はしゃべり続け、
ついに、教師になり、しゃべることが仕事となりました。

祖母が若い頃、
男達は、黙って、戦地に旅立っていきました。
そこは死地、弱音は吐かなかったに違いありません。
不平も本音も語らなかったでしょう。

沈黙の男たち。
口にすれば、恋はますます燃えたでしょう。
口にすれば、恐怖はますます高まったでしょう。

沈黙には、さまざまな意味があるようです。

沈黙は、カウンセリングの一つの技法でもあります。
相手が黙ったら、カウンセラーも一緒に黙る。
そして、じっと待つ。
待っいてくれるひとがいると、癒されるものです。

沈黙は、恋人と長続きするかどうかの重要な要素でもあります。
二人静かに、沈黙を共有できること。
言葉で埋める必要のない時間と空間。
恋人達には、そんなものが必要な気がします。

沈黙は、ひとを傷つけることもあります。
愛の反対語は、無視ですから。
作家にとっても、一番怖いのは、無視。
けなされるより、沈黙されることが、最大の批判なのです。

最近では、沈黙は大きな意味を持つようになりました。
特に、政治的な意味で。
これだけ急速に、保守化、右傾化、軍国化の進む今となっては、
沈黙が、権力者への支持を意味するようになったからです。
かつて、ベトナム戦争を推進していたニクソン大統領が、
サイレント・マジョリティ(沈黙の過半数)を支持者とみなしたように。

おばあちゃん、僕はまだまだ、黙ることができないよ。
 
Love and Peace ^^v


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今日はポエムをひとつ

「子どもの人格」 カーリール・ギブラン シリアの詩人 (1883-1931)

あなたの子どもはあなたの子どもではない

子どもたちは人生の希望そのものの

息子であり娘である

子どもたちは あなたを通じてくるが

あなたからくるのではない

子どもたちはあなたとともにいるが あなたには属しない

あなたは子どもたちに愛情をあたえてもいいが

あなたの考えをあたえてはならない

なんとなれば子どもたちは子どもたち自身の考えを

  もっているからである

あなたは子どもたちの体を家に入れてもいいが

  子どもたちの心をあなたの家に入れてはならない

なぜなら子どもたちの心はあなたが訪ねてみることも

できないあしたの家にすんでいるからである

あなたは子どもたちのようになろうとしてもいいが

子どもたちをあなたのようにしようとしてはいけない

なぜなら人生はあともどりもしなければ

昨日とともに ためらいもしないからである

Love and Peace for our children!

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個人主義者宣言

僕は個人主義が好きなんです。

個人主義というと、利己主義と思われがちですが、まったく別物。
英語だと、個人主義は individualism、利己主義は egoism。
利己主義は、他人を犠牲にしますが、
個人主義は、他人を犠牲にしません。

基本は、自分を大事にする。同時に、他人も大事にする。

個人主義の反対語は、全体主義、
つまり、個人を全体のために、いや権力者のために殺すファシズム。
排他的になったり、外国人を蔑視するナショナリズムとも、相容れません。
軍国主義など、もっての他。

個人主義者は、組織に属することもあります。
ひとりの力が、大きくないことを知っていますから。
ただし、条件が一つ。
個を殺す組織ではなく、個を生かす組織であること。
つまり、One for All, All for One な組織なら、歓迎です。

個人主義者は、自由です。
誰にも束縛されないかわりに、
誰をも束縛しない。
誰とも、支配・服従の関係を持たない。

個人主義者は、平等を重んじます。
誰にもいばられないかわりに、
誰にもいばらない。
誰とも、フェアにつきあいます。

独身主義者だったりもします。
ジェンダーフリーで、
法的手段や、伝統的家族という因習でパートナーを縛りません。
ただし、恋は本気(マジ)でします。

自立も重要な要素。
経済的にも自立して、
自分のことは自分でする。
誰かにやらせたり、やってもらったりしない。
自分のことができたら、他人にも何かしてあげる。
自立しつつ、助けあう人間関係。
よりかからず、よりそう友愛。

個人主義者は、アイデンティティを確立します。
大した自分じゃなくても、たった一度きりの人生の主人公。
配られたカードで勝負します。
自分も他人もオンリーワンということを理解します。

個人主義者は、平和を愛します。
上記のことから、当然です。

個人主義者は、たたかいます。
個人主義者は、連帯します。
すべては、愛は当然、自由・平等・平和のために。

万国の個人主義者よ、団結せよ!

以上、国民の休日、
娘と二人、どこにも出かけず、
個人主義で、
それぞれ勝手にグータラすごしている店主でした。

Love and Peace ^^v

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ピースフルな我が家

かつては、娘が言うことをきかないと、叩いていた僕、
今は絶対に叩きません。

暴力に決して屈しない娘、
僕が叩いたら、必ず言います。
「パパ一回は一回ね」
娘は絶対に報復を諦めません。
まさに、暴力の連鎖。
娘は僕のお尻を叩くのです。
じかに………。
娘の前でお尻を出す屈辱、もう耐えられません。

我が家のルール、
もめごとは、フェアに、話しあって決める。

今では、ピースフルな我が家、
けんかもほとんどなくなりました。

われらは、全世界の国民が、
ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
平和のうちに生存する権利を
有することを確認する。
(前文より)


日本国民は、
正義と秩序を基調とする国際平和を
誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。

2
前項の目的を達するため、
陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。
(九条)


Love & Peace^^v

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ジロー保育園

連休の谷間の一日。
娘は、悩んでいました。
三日間育ててきた「ちびたまごっち」のことで。

「パパ、たまごっち学校持っていっていい?」
「だめ」

そこで、相談の結果、僕が職場に持っていって、
僕のたまごっちと一緒に面倒を見ることになりました。

ジロー保育園。

「なんだかシングルママみたい」、と娘。
「かっこいいじゃん」、と僕。

現在、娘のたまごっちは、かわいい顔。
ところが、僕のはワイルドな顔。

「パパがちゃんと世話しないからだよ」
「これがかわいいんだって」

夕方、学童に迎えに行くと、
娘にたまごっちを引き渡しました。

「パパ、ちゃんとごはんあげた?」
「あげたよ。おやつだって」
「ならいいけど……」
「ちょっと、ありがとうは。一日面倒見たんだから」
「あんがと」
「心こもってないなあ」
「はいはい、ありがとうございました」

………………。

娘よ、こんなんじゃ、孫は任せられないぜ。
パパに、孫育ては、任せな。

おっと、そろそろ、お互いの子どもの寝る時間だぜ。

Love and Peace ^^v

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インタビュー

先生はいつ頃小説家を目指し始めたんですか?

「十代の終わりかな」

どうして書き始めたんですか?

「それが覚えてないんだよね。気づいたらペンをとってた」

え、そうなんですか?

「書きたいというより、書かずにはいられなかったんだよ。
 たとえ読者がいなくても書くと思う」

教師の仕事もあって、いったいいつ書くんですか?

「僕はシングルファーザーだから家事と育児もあるよ。
 ま、忙しい、は書けない理由にならないかな」

先生が小説で訴えたいことは?

「Love & Peace」

なるほど。

「物事にはなんでも暗いところと明るいところがあるでしょ。光と影みたいに」

はい。

「僕は明るい部分を書く。たとえ悲しくつらいことでも。
 このことが世界を明るいほうに導くはず」

………。

「と言っても、大きいこと言ってるわけじゃない。
 身の回りにある小さな幸せを見落とさないようにしてるだけ」

それを書く?

「そ。今、娘との暮らしでは、幸せも感動も毎日数えきれないほどある。書ききれないよ」

最後に私たち高校生にメッセージをお願いします。

「二つのソウゾウリョク、イマジンの想像力とクリエイトの創造力で、
 僕たち大人を乗り越えてほしい」

放送部にご協力してくださいまして、
今日はありがとうございました。

「期待してるよ」


え、そんなえらそうなこと言ってる間に書けって?
はい、わかりました、編集長。

娘よ、十時過ぎたら、パパの時間だせ。
邪魔すんなよ。
ちゃっちゃと書けばいいとかパパに言うけど、
宿題終わったのか?

Love & Peace^^v

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