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中国のこと

僕が初めて行った外国は、中国です。
当時大学一年生だった僕は旅行前必死に中国語を勉強しました。
祖母と二人で行きました。
祖母は、どうやら、前世、中国にいたようなのです。
だから、一度行ってみたい、と。
お金は祖母がすべて払い、重い荷物はずっと僕が運びました。

北京で、万里の長城を見て、
西安で、兵馬俑を見て、
上海で、東洋と西洋の接点を見てきました。

洛陽というところでは、僕が一人で散歩していると、
日本語を勉強している中国人男性が話しかけてきました。
そのうちに招待され、スイカをごちそうになりました。
隣のうちのひともやってきて、とても歓迎してくれました。

中国では、どこへ行っても、僕がへんてこな中国語を話すと、
何人か集まってきて、
筆談や英語も交えて、コミュニケーションを楽しみました。

今、娘の小学校のクラスには、中国人の女の子が一人います。
先日の参観会で、彼女が質問されたとき、僕は緊張してしまいました。
ちゃんと日本語で答えられるかどうか、と。
しかし、その心配は無用でした。きちんと日本語で答えたのです。

その子と、クラスで一番の仲良しは、娘なんです。

娘の名前は、夫婦で考え、中国語でつけました。
老子の「道」からとって、ひらがなで、「たお」。

今日は、ちょっと出かけたため、娘と外食をしました。
そのとき、そこにいた老人二人が、中国のことを話していました。
反日デモのことで、中国の悪口を言っているのが聞こえてきました。

娘は「なんで仲良くできないの」と僕に言いました。

今日はとても悲しい気分です。

Love and Peace ^^v

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Comments

僕の初海外も、初飛行機も、新婚旅行の中国へ!でした。
もう20年も前のことです。
何十人の人が道路際に並んで石を割って敷き詰めているのに出くわしました。添乗員さんは、機械がない訳ではなく、こうしないと人力があまってしまうから、と言っていました。
少数民族がきれいな刺繍の袋を一枚1000円で売っていました。当時4人家族で1ヶ月2000円程度だと聞いた覚えがあり、それから換算すると、1日20枚(そのくらいはどう少なく見積もっても売れたでしょう)で300倍の稼ぎになってしまい、共産主義は崩壊してしまうと思ったものです。
免税店の前には、兌換券と人民券を交換して欲しいという中国人の人がたくさんいました。電化製品は人民元では買えない時代でした。
石林にいく途中、催してバスを止めて貰い農家の屋外トイレをお借りしました。土壁にかけるようなトイレ、1950年代にタイムスリップしました。
中国はどうなるんだろう、そんな疑問はずっと持っていました。
そして21世紀。良くも悪くも中国も韓国も、日本にないエネルギッシュな熱さを感じます。
アメリカ軍のヘリが墜落した時に、日本人は旗を焼いたり、写真を燃やしたり、デモをしたりしたのか?そんなエネルギーもなくした日本はどうなんだろう?とも思います。
彼らのエネルギーをさめていらだたしく見るだけが脳ではない、なぜ彼らがそこまで熱くなるのか?なぜ僕らは熱くなれないのか?
国際社会、国内政治に対して自分たちの対応を再度考えたいものです。

Posted by: Take | April 15, 2005 at 12:15 AM

こんにちは。
きっと、大部分の人はいい人なのに、一部の過激な思想・行動が、両国民を隔てている気がして、悲しくなってきます。
僕の友人にも中国人の方がいます。子供も同級生。何もないときには、日本社会に溶け込んでいるように見えるのですが、こういうことがあると心配です。
彼の中国の家にも招待されているのですが、今しばらくは行かないほうがよさそう。日本人と付き合っているということで、迷惑がかかってもいけないなんて思ってしまいまして・・・。
せめて、民間レベルでは自由な交流ができるようになっていってほしいです。

Posted by: かわい | April 15, 2005 at 03:00 PM

今週は、ナショナリズムを目にして、
なんだか、どっと疲れました。

ある北方民族の言語には、「国」という言葉も、概念もないそうです。

先日、また一枚、ガラス窓に紙を貼りました。

No Border と書いて。

Love and Peace ^^v

Posted by: ジロー | April 15, 2005 at 09:28 PM

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