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「学力バカ」にご用心

最近、学力について、論議が盛んなようです。

脇目もふらず、お勉強ばかりしたら……、
しっかり「学力バカ」になります。

人間の頭の中に、右脳と左脳と、性格の違う二つが存在するとはよく聞きます。

僕は、頭の半分は、他人のためにとっておくべきだと思っています。
他人のための半分、これがやさしさの素。
「学力バカ」は、そのやさしさのための半分の脳の中にも、知識を入れています。
だから、学力はあっても、とても自己中心的になり、冷たくなっていきます。

そして、学力が上がり、いい大学に入れば、自分はえらくなったと思いますから、
「学力バカ」は、学力のないひとを、見下すようになっていきます。
たった一つの学力というものさしで、人間の価値を判断するからです。
学力は、いつも、数字で表されますから、人間を数値化するようにもなってしまいます。

人間を番号で呼ぶことは、アウシュビッツでやられていたこと……。

受験シーズンになると、「学力バカ」が続出します。
たいてい、学生時代に、軌道修正するのですが、
怖いのは、大人になっても、「学力バカ」のままの真のバカ。

やさしさのための頭の半分は、想像力が主成分。
そこも損なわれている「学力バカ」、他人の気持ちがわからない。

「学力バカ」は、常に問題に対して解答を出してきました。
解答のない問題など、想像もつかない。
で、解答がもとめられないときは、どうするか?
「学力バカ」は、先生に従順に教えを乞います。
大人の「学力バカ」は、権力側に従順に教えを乞います。
権力側の言うことは、ありがたい「解答」、丸暗記します。

僕には、自慢の頭のいい友だちがたくさんいます。
東大を出たひともいれば、
英語やロシア語がスーパーペラペラだったり、
クリエイティブだったり、
文才があったり、
みんな天才なんです。

そんな友だちの共通した特徴、
まず、謙虚で、ひとの話をよく聞くこと。

そして、その「いい頭」を、
強者のためでも自分のためでもなく、
弱者のために使っていること。

僕はよく「頭が悪い」ことを痛感させられますが、
そんな友だちが、いつでも、いろいろ教えてくれるので、大丈夫。

それに、そんな友だちがいる限り、戦争も止められる、と思っています。

娘よ、だからといって、勉強しなくてもいいって言ってるわけじゃないぞ。
10くらい感動したら、1くらい勉強しようぜ。

Love and Peace.


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