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なぜ?

香田証生さんが、やはり殺されていた。
首を切られて、アメリカの国旗の包まれて。

なぜ、香田さんは、制止を振り切り、イラクに入ったのか?

この「なぜ」にとどまり、すべてを彼の行動のせいにするのは簡単だ。

しかし、この先の「なぜ?」を問わなくてはならない、と思う。

なぜ、日本人が恨まれているのか?
なぜ、自衛隊は「人道支援」をしているはずなのに、撤退を迫られたのか?
なぜ、アメリカは、ないものをあると嘘をつき、戦争を始めたのか?
なぜ、アメリカ軍は、10万とも言われるイラクの民間人を殺したのか?
なぜ、日本はアメリカの軍事行動を即座に支持するのか?
なぜ、憲法9条がありながら、自衛隊がイラクに行ったのか?
なぜ、憲法を変えようとするのか?
なぜ、充分富める国が、さらに富を求めようとするのか?
なぜ、子どもまで殺す軍事攻撃は、テロほど非道と言われないのか?
なぜ、テロをするまで追い込んだ状況を理解し、変えようとしないのか?
なぜ、暴力を暴力によって増幅させるのか?
なぜ、言葉より武力が先行してしまうのか?
なぜ、サイレントマジョリティ(沈黙の大衆)は、戦争に反対しながらも黙るのか?
なぜ、このような政府を許してしまったのか?

なぜ?

なぜ、僕はまだ動き出そうとしないのか?

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拝啓 米長邦雄殿

将棋差しで、米長邦雄というひとがいます。
現在、東京都教育委員会の委員として、
ファシスト都知事が目指すファシズム教育を推進しようとがんばっています。

東京は、教育界では有名なところ。
全国に先がけて、「主幹」という中間管理職を学校に置いたり、
教師に成績をつけて、それに基づき、給料に差をつけたり、
国旗・国歌を強制し、従わない教師を大量処分したり……、
東京は、全国でもっとも若い先生の退職率が高いところ。

ファシストとは、SとMが同居しているひと。
上にペコペコ、下にビシビシ、
天皇を国民の頂点として崇拝し、
その後光を利用して、国民を支配しようするひと。

氏は、こんなことも言ったことがあります。

「ジェンダーフリーは、日本人の人格自体を破壊し、
日本の家庭という共同体を敵視した『新たな革命運動』」

つまり、家でもいばりたいんです。男らしく……。

先日、米長氏が頂点と崇める天皇陛下とご対面。
さぞ、うれしかったことでしょう。

天皇陛下「今は将棋の方は?」
米長氏「将棋の方は辞めました」
 
そして、教育の話に。
 
米長氏  「日本中の学校に国旗を 掲げて、国歌を斉唱させる というのが私の仕事でござ います」
天皇陛下 「ああそうですか」
米長氏  「今、がんばっております」
天皇陛下 「やはり、あのあれですね。 強制になるということ でないことがね。 望ましいと」

ははは、米長さん、もう強制しちゃだめだよ。

卒業式では必ず壇上で卒業証書を受けとること、そんな命令も出したから、
車いすの子が、苦労して壇上にあげてもらったりしてるんだよ。
「上から下へ」というの好きなんですね。
同じフロアで、つまり同じ高さで、証書を渡すということは、
「平等」でけしからんのですか?

米長さん、
「本当にすばらしいお言葉 いただきましてありがとう ございました」
と、言いましたね。
「お言葉」、大事にしなきゃだめだよ。異例の「お言葉」ちょうだいしたんだから。

米長さん、将棋強いんでしょ。
まさか、将棋勝てなくなったから、
その劣等感を国民支配で解消しようとしてるんじゃないでしょうね。

がんばれ、棋士の米長さん。

Peace ^^v


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同情するなら……

シングルファーザーになって、三年目。

ようやく、まわりに同情されなくなりました。
シングルファーザーデビューしたてのころは、
まわりは、やけに僕に不自然に接し、
僕が軽く離婚の話をすると、突然フリーズしました。

離婚の理由を訊いてくる人も何人かいました。
たいてい、縁を切りました。
頭の悪い人ほど、理由を知りたがるようです。

スーパーなどで、僕が買い物していて、ばったり同僚に会うと、
「大変だねえ」と、哀れんでくるのです。
これには、本当に困りました。
今日の晩ご飯、そして、明日の朝食、弁当は何にしようかなと、
僕は幸せな気分に浸っているのに……。

同情してくるひとは、たいてい哀れみの表情を見せる以上のことはしてくれません。
僕はいつも思っていました。
「同情するなら、ベビーシッターになって」

一年目、
シングルファーザーというマイナスをゼロにしようと必死でした。
二年目、
シングルファーザーは、別にマイナスでもないように思えてきました。

そして、今、三年目。
空に届かんばかりに、プラス。

帰り際、僕は同僚によく訊くことがあります。
「今日は、何が食べたいですか?」
晩ご飯のヒントにするのです。
「毎日、晩ご飯準備するんでしょう。大変ですねえ」
今日、ひさしぶりに、聞きました。同情的発言。
「料理好きですから」
「で、今晩は?」
「土鍋でごはん炊いて、圧力鍋でビーフシチューでも作ろうかな」
むこうは、うらやましそうな顔。
僕が同情してあげることにしました。
「じゃ、今日はバイオリンのレッスンがあるので、お先に」

ははは。
負けるもんか。

Peace ^^v

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幸福論

幸せとは……?

高校生の時、国語の授業で「山のあなた」を読みました。
そのとき、全身に電気が流れ、涙ぐんだことを覚えいています。

ジロー訳で。

「山のあなた」 カール・ブッセ

山のむこうに幸せがあるって聞いたんだ。
おれ、友だちと行ってみたけど……
泣きながら、帰ってきたんだ。
山のもっとむこうに幸せがあるって言うんだ。

「幸せとは、幸せを追い求めること」

教師になって、クサいことばかり言っていた二十代。

「幸せとは、誰かを幸せにすること」

大して自分を犠牲することもなく、真剣にそう思っていました。
結局、誰かを幸せにしているという幻想を持っただけで、
誰も幸せにせず、自分だけが幸せになっていました。
もちろん、幻想の幸せは、すぐに崩れていきました。

今、これが幸せだというのは、特にありません。
ただ、誰かの犠牲の上に成り立つ幸せは、
本当の幸せではない、とだけは思うんです。
そんな幸せは、絶対に続きません。

たとえば、世界一リッチなアメリカ、
その犠牲になっているひとが、世界にどれだけいることか。
アメリカは、決して幸せになっているとは思いません。
隣人の銃やテロに怯え、不安に悩みながら、
幸せという幻想を持ち続けるために、新たな犠牲を増やしているだけ。

最近、聞いた言葉。

私も幸せなら、あなたも幸せ、みんなで幸せ。

これがよいです。
娘の幸せのために自分を犠牲にする気は?
そんなもの、さらさらありません。
娘が楽しむなら、僕も負けずに楽しむ。
娘が幸せなら、僕も負けずに幸せになる。

僕と娘は、ライバル。
幸せに関しても、対等なんです。

Peace ^^v

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TrueLove③国家編

何度もフロムの言葉を引用しますが、

「愛は、自由と平等に基礎づけられる」

本当にそう思うんです。経験から。
これは、シングルファーザーになったばかりのころ、
まだ6才だった娘に、痛切に教えられました。

娘は、絶対に僕の思うようにならない。
娘は、絶対に僕のものにはならない。

すぐに破綻すると言われた僕と娘の生活、
なんとか、二年半が過ぎました。
娘がまだ僕と暮らしてくれるのは、
僕が、多少なりとも、「自由と平等」を意識しているからでしょう。
ま、これは僕が与えたというより、娘が勝ち取ったものですけど。

そう考えると、
国が、法律を作って、愛国心を強要するのはまったく間違っています。
政府は、教育基本法を変えて、
子どもに愛国心をたたき込もうとたくらんでいるようです。
それは、愛国心と言うより、愛政府心ですが。

政府は、どんどん「競争」を煽っています。会社や、学校で。
そうすれば、ごく少数の「勝ち組」と、圧倒的多数の「負け組」をつくれるから。
そして、「負け組」に、さらに敗者復活戦を戦わせる。
これを続けると、圧倒的多数の国民が、二重三重にも負け、
自信を失い、無力感を持ち、不安になっていく。
こうして、国民マゾ化計画が進み、ついにはファシズム完成。
後は、戦争にまっしぐら。外国にも「負け組」を作っちゃいます。
We are No 2!(アメリカの次)とでも、言いたいのでしょうか。

国家の最小単位は家庭と言われますが、
権力側は、その家庭の中にも、ファシズムを持ち込もうとしています。
セクシズム、家父長制度。
マゾ化された奥様が、夫を「主人」と呼ぶ……。
権力側にとって、ジェンダー・フリー思想は、新たな革命思想。

ったく……。
許しません。そこには、自由と平等、つまり愛がありませんから。

人間は、二種類に分けられる。
愛を知るものと、知らざるもの。

どちらがいいか?そんなものは、うちの娘でも即答できます。

Love and Peace ^^v

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書斎、その後

うちには、立派な書斎があるんです。
僕はうちに帰れば、作家。
天井まで届く本棚に世界の文学がずらり。
そして、大きな黒いデスク。

娘が小学校に入ると、
娘の学習机が僕のデスクの隣に並びました。
僕が執筆しながら娘の宿題を見れるように、と。

実は、僕、家事が苦手なんです。
料理は、気合いを入れているので、問題はないのですが、
掃除、整理整頓が、まったくダメ。
うちの中は、ちょっと気を抜けば、すぐにカオス状態。

では、急な来客があるときは、どうするか?
僕たちは、簡単な方法をあみ出しました。
来客は、リビングに通すので、
僕と娘は、リビングにあるものを、次から次へと、書斎に運ぶのです。
あっという間に、リビングはきれいになります。
ものがない空間というのは、実に心地がいいものです。

この頃、僕の主戦場は、ダイニングキッチンになりました。
ここで、料理を作り、ここで、書く。
娘もいつしか、ここで、宿題をするようになりました。
ここが、僕たちの世界の中心なんです。

来客時に、放り込んだものは、どうなったか?
今も書斎にあります。
増えることはあっても、減ることはないようです。

今、書斎は、ハムスターの部屋と呼ばれています。
ハムスターが一匹、ゆうゆうと暮らしています。

Peace ^^v

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TrueLove②学校編

学校には、けっこういるんです。
SM先生。
昨日も書いたように、SM的なひとの中には、SとMが同居しています。
自分の不完全さを、上に服従するか、下を支配するかで、埋めようとするタイプ。

校長にはペコペコ、生徒にはビシビシ。
校長が、バカな提案をしても、
SM先生は、無条件に受け入れ、生徒にごり押していく。

ったく。
これがまた、上にとっては、使いやすいものだから、
けっこうなポジションについてしまう……。

学校にとって、一番必要なもの。
それは、愛。
愛は、自由と平等に基礎づけられるもの。
だから、愛のないSM先生じゃ、だめなんです。

きびしい先生の中に、すばらしい先生がたくさんいます。
愛に裏打ちされたきびしさ。
それは、愛のないSM先生の態度とは違います。

SM先生は、きっと不安なのでしょう。
自分が、無力に思えて、孤独で。
無意識に、服従・支配しているので、
自分がSM先生であることも気づかない。
だから、いっそうたちが悪いのです。
どうか娘の担任に、SM先生がなりませんように。

僕はどうしてるか?
自分の娘さえ、支配できないのですから、
生徒を支配しようとなど、思ったこともありません。
生徒には、なめられています。
その反動か、校長には、いばります。

上には、使いにくいヤツだろうなあ。

Peace ^^v

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TrueLove

ひとは自由を与えられると、
いきいきと自分を発揮します。

しかし、一方で、自由を与えられて、
自分が無力に思えてきて、不安で、孤独に陥ってしまう場合もあります。
自分のアイデンティティを失ってしまったときなど、特に。
ちょうど、自分の役も分からず、舞台に上げられてしまった役者のように。

そのようなとき、ひとはどうするか?
自分より強いひとにすがりたくなるのです。
これこそが、ファシズムを歓迎する土壌。

今の日本、大丈夫か?

自分が、不完全で無力、そして孤独だと思ってしまうと、
ひとは、SM的になっていきます。
自分より強いひとに服従すると同時に、
自分より弱いものを支配することで、
不完全で満たされない部分を埋めようとするのです。
SとMは、たいてい、一人の人間の中で同居するのだそうです。


E・フロムいわく、
「愛とは自由と平等に基礎づけられる」

自由から逃げたり、または相手の自由を奪ったり、
相手に服従したり、または相手を支配したり、

SMでは、真の愛は得られません。
つかのまの一体感に陶酔するだけ。

愛とは、お互い自由で、支配も服従もなく対等で、
お互いを、独立した人間として尊重しあうこと。

要するに、愛は、タテの関係ではなく、ヨコの関係。
愛は、ファシズムではなく、民主主義の中でこそ生まれるのです。

つまり、僕たちは今、
タテの人間関係がいいか、ヨコの人間関係がいいか、
そこが問われているんです。

さ、愛について、分かってきたぞ。
あとは、実践、実践。

Love and Peace ^^v


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For the Earth.

やはり、今年の台風、尋常ではありません。
200人以上も、なくなったり、行方不明になったりしてるんです。
僕が数年前住んでいた温泉街も、そうとうのダメージを受けました。

今年の夏の暑さ、
この台風の多さ、
このところよく耳にする言葉、「史上最高の……、史上最多の……」
決して慣れてはいけない言葉。
観測史上なかったことが起こってるんですから。

やはり、地球温暖化と関係があるようです。

去年、本で読んだのですが、
太陽熱発電、
風力発電、
バイオマス(植物エネルギー)、
などで、石油エネルギーの代替物になるそうです。

しかも、日本は、風力・太陽発電では、世界のトップランナーの技術を持っているんです。

どの国にも、
等しく降り注ぐ太陽、
等しく吹く風。
これほど、フェアで、クリーンなエネルギーはありません。

石油を燃やしつづけることは、
サステイナブル(持続可能)ではありません。
時に、いや常に、人命も犠牲になっています。
どこかにかたよってある石油、それの奪いあい。
その石油に頼らなければ、どれだけ戦争を減らせることか。
元石油会社の重役が大統領になって大暴れするようなこともなくなるはず。

今日、サイバーアクションに参加しました。

科学はさっぱりの僕ですが、何もしないよりはましだと思って。

おっと、ベランダの緑たちに、水あげるの忘れてた!
地球緑化に貢献して、少しでも二酸化炭素減らさなきゃ。

いつか、軽自動車を、プリウスに乗りかえたい店主でした。

Peace for the Earth^^v 

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今宵も芸術至上主義……

現在、PM11:45。
さきほど、眠る娘を抱きかかえて、帰宅。

今宵も、芸術至上主義だったんです。
オーケストラのコンサート。

今日、僕はバス遠足に行きました。
意外に長引き、それで娘の迎えが遅くなってしまったのです。
学校にバスが着くと、ダッシュで学童に行きました。

コンサートに、間に合いそうもなかったので、
今日は、車ではなく、新幹線で行くことにしました。
駅からコンサートホールまでは、走る、走る。

あれほど娘にがんばって走るように言っていた僕ですが、
すぐに息が切れてしまいました。
、娘のほうが、足取り軽く、前を走っていきます。
「パパ、がんばれ、荷物持ってあげる」、と娘。

それで、なんとか開演直後に会場入り。
本当に疲れました。
あんなに走ったのは、高校のマラソン大会以来。

コンサートは、親しみやすいプログラムで、
クラッシックながら、ノリノリのコンサートでした。

帰りは、ミスタードーナッツで、夜食を食べて、
鈍行電車に乗りました。
ところが、席が一つしか空いてなかったのです。
娘が、席を譲ってくれました。
「パパ、年寄りだから」、と。
その時、驚いたことがありました。
「パパ、手、届いた」
娘の手が、つり革に届いたのです。
とてもうれしそうな顔をするので、僕もうれしくなりました。

思えば、大きくなりました。

しばらくして、隣の席が空き、並んで座りました。
娘は、連日の芸術鑑賞で疲れたのか、
僕の膝枕ですやすや眠ってしまいました。

娘よ、今宵も、つきあってくれて、ありがとう。
膝にたれたよだれなんて、パパは気にしないよ。

Peace ^^v

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妥協なき芸術至上主義親子

今日は、僕の学校のテスト、最終日。

いつもは、テストの丸つけが遅く、
生徒にせかされては、
「僕は仕事をうちにもちかえらない」とか言って、
ごまかすのが常でしたが、
今回は、もうれつにがんばって、200枚以上のテストすべて丸つけ完了。
さっさと、学校を後にしました。

すぐに、娘を小学校に迎えに行き、車で街へ。
翌日学校があるのに?
芸術至上主義親子には関係ありません。

まず、アンリ・カルティエ=ブレッソンというひとの写真展。
モノクロで、シックな写真でした。
その後は、障害者の方々の詩とアーティストの絵のコラボレーション。
娘は、こちらのほうが気に入ったようでした。

夕食は、イタリアン。
僕は、うちでつくるパスタのほうがおいしいと主張したのですが、
娘は、「これもおいしいよ」、と。はいはい。

そして、今日のメイン、映画。
街にひとつだけ、ミニシアターがあるんです。
「天国の青い蝶」
チケットを買うと、お姉さんが心配そうに一言。
「字幕ですけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ」、と笑顔で答えました。
芸術は言葉を越える。関係ありません。

映画は、美しい映像、僕たち好みのストーリー。
字幕に少しくらい読めない漢字があっても、娘は何の問題もなかったようです。
それにしても、実話らしいこのストーリー、よかった……。
ついでにいうと、ヒロインのシングルママもよかった……。

今日の芸術鑑賞の余韻に浸りながら、
また、車で帰ってきました。
娘はすぐに眠ってしまい、僕は落合中日をラジオで応援しました。

さきほど、眠る娘を、駐車場からベッドに運び、
一息ついたとき、気づきました。

娘は宿題をやっていない!

ま、小さい、小さい。
芸術至上主義を貫くには、多少の犠牲はしかたがありません。

それにしても、あのシングルママはよかった……。

Peace (^_^)v

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台風の昼下がり

台風接近中、
ということで、うちに帰ってきました。
娘も、小学校が休校となり、帰ってきました。
僕の学校はテスト中、生徒たちはテストを受け、
午前中に帰るのです。
だから、今日はうちで、テストの丸つけすることにしました。

娘は、今、ソファで少女マンガ雑誌「ちゃお」を読んでいます。

テストの丸つけ
グルグルグルグルと丸をつけていると、
全身の力が抜け、眠くなります。
僕は教師という仕事が、けっこう好きなのですが、
この採点だけは、大嫌い。
まさに、生き地獄。

今、キッチンで、だしをとって、おでんを作りました。
もちろん、保温鍋。
夕方までには、味が染みることでしょう。
ごはんは、栗ごはんの予定です。

今夜も晩ご飯が楽しみです。

さてと、
晩ご飯も仕込み、雑文も書いたので、
しかたがない、テストの丸つけでもするとします。

ところで、娘よ、
宿題しなさい!チャレンジもやりなさい。
ったく、パパだけに働かせて……。

Peace (@@)v

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今宵もごちそうさま

先ほど、夕食を食べ終わりました。

昨夜は、ロールキャベツだったんです。
ハンバーグのタネを、茹でたキャベツで包み、
コンソメスープにトマト缶を入れて、落としぶたをしてグツグツ。
ケチャップ、塩コショウで味を調えました。
かくし味は、砂糖。
絶品でした。
野菜も肉もたっぷり、栄養満点。

スープが残ったので、その中に、
ベーコン、ニンニク、タマネギ
さいころ状に切ったジャガイモ、セロリ、ニンジンを炒めて、投入。
翌朝のためのミネストローネスープ。
今日の朝も満足。

そして、今日の夕食、
まだ残るミネストローネに、
娘の好物のペンネを入れました。

活躍したのは、
最近、ようやく僕の鍋コレクションの仲間入りした保温調理鍋。
沸騰したら、保温容器に入れ、放置。
その間、娘とバイオリンの練習。
楽チン、楽チン。

そして、できあがったペンネinミネストローネ。
味が昨夜よりうまみを増し、もう絶品。

こんなに食べられるかというほどあったのに、
娘は何度もおかわりして、
二人で完食。

「この頃、パパのごはん、毎日おいしいね」、と娘。

思えば、何度も残されたものです。
それをもったいないと食べる僕は、太るばかり……。

グッジョブ!
そこらのママには負けないよ。

母は、完全に追い越した店主でした。

Peace (^_^)v

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仮定法過去完了的人生

僕は英語を教えていますが、
文法でもっとも難しいものの一つ。
それは、仮定法過去完了。

IF 主語+had+過去分詞、主語+would+have+過去分詞.

「もし、あのとき、ああだったら、こうだったのに……」

今日、またある生徒に、熱く語ってしまいました。
彼が、一言、僕に聞こえるように言ったのです。

「オレ、あの高校行ってりゃ、よかったなあ」

ここで、喝!

「甘ったれるな」

生徒はいつもやさしい僕がいきなり言ったのでびっくりしたようでした。

「そういうこと言うヤツは
 あのとき、ああしとけばよかった、
 こいつじゃなくて、あいつとつきあえばよかった、
 そんなことばっかり言うんだよ。
 それにどんな学校に入っても、
 どんなひととつきあっても、
 どんな仕事してても、
 文句ばかり。
 全部、他人のせいにして、自分を変えようとしない」

他の生徒が、そうだそうだ、と言いました。

僕が嫌いなのは、過去を悔やむこと。
仮定法過去完了、
あのときああしてればよかった……。

そんなこと思って、何になる?
過去と他人は変えられない。

「学校やめる勇気あるのか?」

その生徒は首を横に振りました。

「じゃ、今ここにいる自分を受け入れて、ベストにもってくしかないだろ」

人生における仮定法過去完了は、僕は許しません。

「おれ、ただそう思っただけなのに……」

と、うつむく生徒。少しかわいそうになりました。

しかし、思っただけでもだめ。
だいたい、そんなことしてたら、僕は生きていけません。
僕の人生は失敗ばかりでしたから……。

生徒に言う言葉は、えてして、自分に言っている言葉ということが多いようです。

Here and Now (^_^)v

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失敗しても……

先日、僕の授業中でのこと。
文法の問題集を解いていました。
答え合わせをしようと、何人かの生徒に黒板に解答を書くよう言いました。

そしたら、
なかなか生徒たちが前に出てこないのです。
ノートに答えが書いてあっても、黒板に書こうとしません。
いつまでも、クラスメイトに、答えが合ってるかどうか聞いているのです。
一人も黒板に答えを書かないものだから、僕が早く書くように言うと、
「だって、間違ってたら、はずかしいし……」

僕は瞬間的に熱くなってしまいました。

「こんな問題、間違えたところで、君たちは何を失う?」
生徒たちは、僕の口調が変わったので驚いたようでした。
「こんなもの間違えるのが、はずかしい?」
間。
「これが失敗なの?こんなへでもない失敗にビビってたら、この先何もできないよ」
生徒たちは、僕が離婚したことなどを知ってるからか、妙に納得します。

「好きなひとができても、フラれるのをビビって、何もしないわけ?」
うつむく男子生徒たち。
そんなんで、カノジョができるかって。

「さ、堂々と、間違った答え書いてきな」
と、笑顔で言うと、生徒たちが黒板の前に来ました。
「先生、間違っていいんですよね?」
「当たり前だって。学校は失敗するところなんだから」
「そうですよね。失敗してもいいんですよね」
と、一人が目を輝かせて言いました。
彼につられて、嬉しそうに答えを書く生徒たち。

そう、人生は、成功からより、失敗から学ぶことのほうが多い。

しかし、生徒たちが黒板に書いた答え、
全問正解。
……………。

だから、失敗してもいいんだって。
失敗したら、常に次。
また失敗したら、またその次。
後悔よりも、常に次。

生徒諸君、次は、間違った答え、期待してるよ。

Peace ・・)v


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ブロッガーたちよ

今日は娘が母親のところ。
たまには勉強を、と大阪にやってきました。

イラクを命がけで取材してきたジャーナリスト久保田弘信氏の講演。
氏は開口一番、
「日本に言論自由があると思ったら大間違い」

氏によれば、ニュースや新聞で報道されているのは、
わずか30%ほど。
それもアメリカや自衛隊に不利になるものはすべてカット。
1本1億円のトマホークミサイルが発射される映像は流されても、
劣化ウラン弾によって殺されたイラクの赤ちゃんの映像は流されないそうです。

氏が日本で講演すれば公安警察が見張り、
イラクで取材中は米軍の殺人ヘリが頭上で監視。

僕たちがマス・メディアを通して得る情報は、
すでに検閲済みだったとは……

僕がブログを始めたのは、
あるブログを読んだのがきっかけ。
イラク戦争の前後、
バクダッドから一人の青年が世界にメッセージを送り続けました。
メディアを通さない戦地に暮らす生の人間の声。
「サラーム・パックス」として邦訳も出ています。

まさに、これぞブロッガー魂。
大切なのはアマチュアリズムで書くこと。
プロとしてメディアに金をもらって書いたら、
当然、検閲もあり、書きたいことは書けません。

マスメディアが真実を伝えられないのなら、
そう、インディメディアの代表、僕たちブロッガーたちの出番。

久保田氏がイラク人に言われた言葉、
「本当に平和を訴えられるのは、
最強の武力を持つアメリカ人じゃなく、
平和憲法を持つ日本人だ」

見てろ、ブッシュ、小泉。
ブレア、お前もだ。

万国のブロッガーたちよ、団結せよ。
やがて、世界が答えてくれる。

Article9 Peace^^v

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高校生語

とかく、批判されがちな若者コトバ。

たとえば、何でも語尾に、「~し」をつける。
これは、言われると、かなりムカつきます。
用法は、以下の通り。

「はあ、意味分からんし……」
と言ったあと、プイッとそっぽを向く。

最近、娘も言うようになってしまいました。
…………。
ったく。

他にもムカつかせるコトバはあります。
「きもっ」(気持ち悪い)、「ださっ」(ださい)、「うざっ」(うざったい)、
これを生徒に言われると、こんな僕でもなかなか傷つきます。


でも、僕が気に入っている高校生語もあります。

「アリ」です。

用法は、
「これって、アリ?」
「アリだと思うけど」

これは、高度な思考法でもあります。
ものごとを相対化する試みです。
これしかないと、絶対的にものを見ると、必ず行きづまります。
「僕には彼女しかいない」→フラれる→死にたくなる、のように。
これしかないと思っていて、もしそれがくずれたら、ダメになってしまうのです。

だから、高校生は、「これってアリだよね」と言いながら、
ものごとを多面的に捕らえ、思考の幅を広げるだけでなく、
心の許容範囲を大きくして、様々な他人を受容し、やさしくなっていくのです。

大人が押しつける画一的な価値観に対抗して、
これも、あれも、それも、アリにしていく。
そして、新しい世代が引き継ぐ世界は、より広く、深くなっていくはず。

考えすぎ?
でも、これもアリですよね。

Peace ^^v

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須藤元気

十代のころ、僕は空手少年でした。
日々、体を鍛え、強くなることばかり考えていました。
しかし……、この性格、格闘技にはまったく向いてませんでした。
近所の道場に通っていたのですが、最後はちびっ子のお世話係となっていました。

さて、昨日、娘が学童帰りの車の中で寝てしまい、
そのまま朝まで目を覚まさなかったので、ひさしぶりにテレビ三昧。
K1をやっていました。キックボクシングのような格闘技です。

須藤元気選手の試合があるというので、僕は大喜び。
須藤選手は、読書家で、将棋なども研究して格闘技に役立てようとする頭脳派。
背中には、ナスカの地上図の入れ墨。独自の世界を持つ数少ない選手。
昨日の相手は、なんと元世界チャンピオンのボクサー。
そのボクサー、完全に須藤選手をなめていました。おなかもタプタプでしたから。
1ラウンド、トリッキーな須藤選手の裏拳がヒットして、ダウンを奪いました。
僕は、ソファで眠る娘を起こさないように、歓声を上げました。
そして、2ラウンド、完全に須藤選手のペースのまま。
最後は、須藤選手の膝蹴りを食らったボクサーが目の上を切り、ドクターストップ。
見事な勝利でした。ボクサーも、途中で止めてもらい、ホッとしたことでしょう。

須藤選手のすごいのは、その後。
様々な国の国旗が貼り付けられた一枚の旗を観客に見せます。
そこには、こう書かれています。

WE ARE ALL ONE,

勝って自分の国の旗を掲げる選手はたくさんいますが、
勝って世界平和を訴える選手は、須藤選手だけでしょう。
試合後のインタビューでも、
これからもがんばって世界平和を訴えていきたい、と。

さて、その須藤選手が尊敬するのは、
蝶のように舞い蝶のように刺すモハメド・アリ選手。
アリ選手の最大の敵は、アメリカ政府でした。
アリ選手は、当時、ベトナム戦争をかたくなに拒否。
裁判に持ち込み、戦い抜きました。
オレをニガーと呼ばない、何の恨みもないベトナム人を殺せない、と。
チャンピオンベルトを剥奪され、経済的にも追い込まれましたが、
最後は、裁判に勝って、見事にチャンピオンにも返り咲きました。

勝って日の丸を掲げたいなんて、
小さい小さい。

これからは、WE ARE ALL ONE.

須藤選手から、目が離せません。

World Peace ^^v

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リアル・スーパーマン

小学生のころ、スーパーマンが大好きでした。
そのころから洋ものが好きだった僕は、
アメリカのコミック(翻訳もの)を取り寄せては、読んでいました。
スーパーマンに憧れるあまり、
無地のTシャツに、マジックでSマークを書いて着たこともあります。

だから、六年生の時に映画化された時は、大感激。
おばあちゃんに連れられ、街まで見に行きました。

そのスーパーマンに扮したクリストファー・リーブさんが、
先日、息をひきとりました。

リーブさんは、俳優として絶頂にあった95年、
乗馬中の事故で、脊髄損傷、首から下が動かなくなりました。
直後は自殺も考えたリーブさんですが、
「体の不自由さが私の人生を規定するのを拒否する」と宣言、
壮絶なリハビリを耐え抜き、社会活動家として活躍し始めました。

障害に立ち向かうその姿に、「二度ヒーローになった男」と呼ばれるようになります。

最近は、あらゆる臓器や組織になるES細胞を研究を支援する活動をしていました。
人間の受精卵を使うこの再生治療の研究推進は、アメリカ大統領選の争点でもあり、
ブッシュ大統領は反対の立場をとっています。

98年には、なんと俳優としてもカムバック。
ヒッチコックの名作「裏窓」のリメーク版。
裏窓から殺人事件を目撃してしまう、
けがで椅子に座ったまま動けない主人公を演じました。

リーブさんは、「再び歩く」ことを、決してあきらめてはいませんでした。

僕にとっての、スーパーマン(またはスーパーウーマン)は、
決して、弾丸より速く電車よりも力がある「強いひと」なんかではありません。

リーブさんのような、逆境の中にあっても輝いているひとなんです。

リーブさん、あなたこそ、リアル・スーパーマン。
クリプトン星から、ブッシュ大統領が負けるよう、地球を見守っていてください。

Peace ^^v

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他の誰にも出せない答

先日、ある若い先生と、議論になりました。

その先生が、職員室でぼやきました。
「生徒が、ぜんぜん、ものを考えられない。考える力がない」
そこで、ちょっと待った、と僕が言いました。
「ものを考えないって、ものを考えるひま、与えてないでしょ」
「え?」
「次から次へと出る宿題。早朝補習、土曜講座、模擬試験……」
「だから?」
「それで、考えるひまある?全部、つきあってたら、立派な学力バカになる」
「学力バカ?」
「与えられた問題だけをこなし、自分で考えない。ついには、従順な犬になる」

少し、間。

そして、その先生が一言。
「従順って、悪いことですか?」
そこで、僕は言葉を失い、議論は終わりとなりました。

自分を無力と考え、孤独と不安で、力のあるものに服従したくなる。
まさに、自由からの逃走。
E・フロム先生が、1941年にナチスの台頭を目にして、警告したこと。

教室では、教師が問題を出す。
教師という権力者がその一つの答えを握っている。
できればほめられる。
できなければ、落ちこぼれとなる。
みんなで同じ答えを出し、教師に従順になっていく。
もちろん、これは悪いことではありませんが、
これしかないと、とっても悪いことになるような気がします。

その日、うちで作文を書いていた娘が、僕にききました。
「パパ、どうしたら、作文上手に書ける?」
僕は、作家として、答えました。
「他の誰かが書きそうなことは、絶対に書かない。自分しか書けないことを書くこと」

そう、他の誰にも出せない答え。
それこそ、実社会の問題で求められること。

いいこと言ったなと思った瞬間、
他の誰にも書けない新作を、
まだ一文字も書いてないことに気づき、自己嫌悪。

娘よ、パパにお手本見せてくれ!

Peace ^^v


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休日、一人、うちで……

昨日は、一日、一人でいました。
娘は、ごはんも食べずに朝八時にうちを出てきました。

僕はというと、短編をなんとか一つ仕上げ、(ボツかも)
掃除して、洗濯して、
ベランダのバジルを収穫、ジェノベーゼにして瓶詰めして、
ネットサーフィンをして、いろんな人のブログを読んで、感心して、
カフェの更新もして、メールの返事も書いて、
本を開いては昼寝、起きてまた読み始めては昼寝して、
あっという間に、夕方近くに。
あ、昼ご飯食べるの、忘れた。

夕食にカレーをつくって、ナンを焼きました。
ナンは、ホームベーカリーで、簡単につくれるんです。

そしたら、娘が電話をかけてきて、夕食には帰らない、と。
まったく……。
テレビを見ながら、一人、ナンをカレーにつけて食べました。

食後、また本。
「自由からの逃走」
なかなか、難しい文章で、すぐ眠くなります。
自由は、尊いもの。多くのひとが血を流して、勝ち取ったもの。
しかし、あるひとたちは、自由になると、孤独で不安になります。
すると、何かに服従したくなる。
それが、ファシズムにつながっていく。
と、なかなか、恐ろしい話。おもしろいのですが、難しい、眠くなる……。

九時、娘が倒れ込むようにして、帰ってきました。
秋祭りを、一日、満喫してきたようでした。
娘は廊下に倒れ込み、僕もその横に倒れ、
横になったまま、娘が祭の報告を一気にまくしたてるので、それを聞きました。

それから、娘は腹が減ったと、
冷めたナンをチンしたカレーにつけて、食べました。
田村正和と黒木瞳のドラマを一緒に見ました。
黒木瞳演ずる専業主婦が、いろいろ悩んで、とてもリアル。
二人で、釘付けになってしまいました。

風呂に入って、バイオリンの練習をやるかやらないかで、喧嘩。
娘の機嫌が悪いということは、眠いということ。
バイオリンはやりましたが、日記は休んで、娘は就寝。

僕は日記を書いて、カクテルを飲みながら、また本。
難しいのか、眠いのか、なかなか進まない。

そんな具合に一日が終わったのですが、

結論、

「専業主婦(夫)」は、もう終わってる。

僕には、絶対できません。
誰にも、強制できません。

Peace ^^v

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僕に必要なひと

台風も去り、今は静かな日曜日。
娘は、さきほど、お祭りにでかけました。
露天が一つも出ない、茶畑に囲まれた田舎町の小さな秋祭り。
屋台を引いたり、太鼓を叩いたり、てぬぐいを小道具に踊りをしたり。

今日は一日、一人で過ごします。
原稿を一つ仕上げなくてはならなりません。
読みかけの本も、片づけなくてはいけない夏物もありますが、
なんとなくぼんやりと過ごすのでしょう。

僕は、一人でいることが、嫌いではないんです。
若いころは、一人旅によくでかけました。
今も、映画は、たいてい、一人で行きます。
娘が母親のところに行ったときに。

さみしいか?
さみしくないんです。
今は、一人でいても、一人じゃない実感があるから。
もし、本当に一人だったら、一人になれないような気がします。

徐々に、親離れしていく娘。
さみしいか?
それもさみしくないんです。
心が離れていくわけではないし、
親離れ・子離れは、ある意味、お互いの世界が広がっていくことですから。
子どもの世界だけ広がっていくのなら、それはさみしいでしょう。

いずれ、娘も巣立っていきます。

そのとき、僕に必要なひと。
それは、間違いなく、ごはんをつくってあげるひと。
どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、おいしいごはんをつくってあげたい。

僕もずいぶん変わったものです。
シングルファーザーになる前は、料理したことなかったのに。

今日は、料理研究家になるかもしれぬ店主でした。

今日も、いただきます。

Peace ^^v

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新しい男と女の関係

ここずっと考えてるんです。
新しい男と女の関係を。

今までの恋には全戦全敗、
結婚も、娘をこの世に送り出すことには成功したものの、離婚。

はっきり言って、恋も結婚もうんざりなんです。
恋は必ず冷めるし、
結婚は、期限付きの恋を、法によって、
無期限に延長しようとする幻想にすぎないし……。

僕には結婚するまで常にガールフレンドがいました。
ふられそうになると、次のガールフレンドを、必死にさがしました。
僕を突き動かしていたものは、「孤独感」。
たった一人死んでいく惨めな自分の最後の姿が、頭から離れませんでした。

しかし、娘と暮らし始めて、仕事と家事に追われる毎日をおくるうちに、
その「孤独感」は、すっかりなくなっていました。
もしかしたら、父親役と母親役を演じているうちに、
僕の中で雌雄結合したのかもしれません。
僕は、雄雌のないミミズかカタツムリか!

僕は、その孤独感から解放されて、
初めて女性にむきあう準備ができたような気がしてます。

孤独だから、ガールフレンドが必要。
逃げられないように、所有物にして、束縛。
ひとは、絶対、誰の所有物にもなれないから、いつも破局。
孤独→束縛→破局、魔のサイクルから、ようやく抜け出たのです。

やはり、アナーキストでもあったシャンソン歌手ジョルジュ・ブラッサンスの歌ったように、

「好きなひとには求婚せず、その人を野の鳥のように永遠のフィアンセとする」

これがいいのかもしれません。

それでも、世の中には、結婚しても、
年を重ねれば重ねるほど愛が深まる二人もいるようです。
肉体が年々衰え醜くなっても、魂のところでの絆が強くなっていくのでしょう。

うらやましい限りです。

まさに、ソウルメイト。
夫婦も恋人も越えた関係。

肉体が醜くなってもよいということは、
食べ放題、デブり放題。
なんて、すばらしいのでしょう。

ソウルメイトが、よいです。いただきます。

Love and Peace ^^v

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片親ではない

うちは、片親じゃないんです。
たしかに、離婚して、娘と二人きりの生活ですが、
片親じゃないんです。

娘には、「うちはママがいない」とは言ったことがありません。
「ママはいるよ。ただ住んでるとこが違うだけ。
いつでも、電話できるし、会いたければ会える」

母親は死んだわけではないので、
娘には両親はいるんです。
だから、両親なんです。

三人で暮らしていたころのほうが、
「片親」だったような気がします。
うちにはほとんどいない、仕事人間の僕。
いても、頭の中は、仕事のことばかり。
娘の相手も、とても面倒に思っていました。
僕はいても、いなかったと同じ。
「これならいないほうがまし」と、よく言われたものです。

今は、仕事は、給料分は働いています。(たぶん)
自己満足的なサービス残業はしません。
僕は教師ですが、「いい加減がよい加減」がモットー。
だいたい、がんばるのは僕ではなく、生徒たちですから。

片親の片は、一つという意味。
シングルファーザーのシングルは、
一つという意味だけでなく、独身という意味もあるんです。
だから、やはり、僕はシングルファーザー。

それに、子育てだけに関して言えば、
今のほうが、彼女とうまく協力できているんです。
以前は、ノータッチでしたから。

やはり、離婚は正解。
幸福な離婚。

どこまでも、脳天気なジロー's カフェ店主でした。


Peace ^^v

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終業式の夜

今日は娘の小学校の終業式。
前期・後期制なので、明日から5日間の秋休み。

通信簿ももらってきました。
予想どおり、算数がだめでした。
でも、家訓の芸術至上主義のおかげか、
音楽と図工は、よかったので安心しました。

僕はこのごろ、放課後、ひまなんです。
水泳部がオフに入ったからです。
今日は、僕は3時半に、帰りました。

それから、娘とおでかけ。
車で一時間、県庁所在地に着くと、まず街をブラブラ。
ちょっと洒落たレストランで夕食。

そして、お目当ての映画。
ディープ・ブルー。
海に生きる様々な生き物の生態をダイナミックに見せる記録映画。

ものすごい迫力。ニモなんて、お話にならないほど。
イルカ、鯨、深海魚、シロクマ、ペンギン、プランクトン、アシカ、イカ、たこ、カニ、エビ、マグロ、鰯……、
動物好きな娘は興奮して見ていました。
まさに、センス・オブ・ワンダー、生命の神秘と尊さを実感した90分でした。

アシカの赤ちゃんや、鯨の赤ちゃんが、
海の殺し屋シャチに襲われるシーンもありました。
もてあそばれるかのように残酷に殺され、食べられる……。

娘はショックを受けたようで、
映画館を出ると、ベジタリアンになると言っていました。
僕は、これで娘が野菜をもっと食べるようになると、内心喜んでいました。

しかし、娘よ、帰りに肉まん買って食べてたけど、
ベジタリアンの意味、わかってんの?

Peace ^^v

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娘に怒らないこの頃

二学期が始まって、はや一ヶ月と少し。
先日、気づいたのですが、
いつしか、僕は娘に怒らなくなっていました。

一学期は、朝から寝るまで、とにかく一日中、
娘に、「はやく、はやく」と言って、怒りまくって、追い立てていました。
まるで、競走馬に鞭を入れるジョッキーのように。

たぶん、「時間」に対する考え方が変わったからでしょう。

夏休みは、当然、うちの生活がスローになりました。
朝は遅く起きて、夜も遅く寝て、ダラダラと過ごしました。

二学期が始まっても、そのスローなペースは続き、
僕はうちに新システムを導入しました。
「パパは知らないよ」システム。
朝は、娘を一回起こすと、「もう起きたら。パパは知らないよ」と言います。
夜、娘がいつまでも起きていてたら、僕は一言。
「もう寝たら。パパは知らないよ」
娘が一人で風呂にもベッドにも入るようになったので、夜はずいぶん楽になりました。

僕が時計を気にしなくなったら、
今度は娘が気にするようになりました。
「あ、もうこんな時間」、と娘が言うようになったのです。
しめしめ。

ポイントは、スローにすることではなくて、
「時間」を主人にしないことだったんです

それまで、いつも僕は時計を気にしていて、
「もうこんな時間、あれをしなくちゃ、これもしなくちゃ」と思い、
「娘にあれをさせなっくちゃ、これもさせなくちゃ」とも思い、
「時間」が僕を追い込み、さらに僕が娘を追い込み、
それで、僕は怒り狂い、娘と大喧嘩。
この繰り返しでした。

やはり、うちの主人は、「時間」ではなく、僕と娘なんです。
たとえば、7時になったから、ごはんを食べる、のではなく、
僕たちが、空腹になったから、ごはんを食べる、ように。

そしたら、お互いの「時間」も大切にできるようになりました。
娘が寝なくても、「パパの時間」になれば、僕は執筆に入ります。
そんな時、娘は娘で、マンガを読んだり、日記を書いたり、宿題をしたり。

一緒の時間も、もちろん、大切にします。
ごはんを食べたり、バイオリンを練習したり。

9時になったから寝るのではなく、眠くなったから寝るようにもなりました。
朝は、目が覚めたから起きる、というわけにはいきませんが……。

時間割は、昼間学校だけで、充分なんです。

しかし、娘よ、パパは昼間ずっと眠いぞ。
なのに、うちでは毎晩遅くまで目がぱっちり、なぜだ?

Peace ^^v

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細木数子

先日、テレビを何気なく見ていたら、
細木数子の人生相談の番組をやっていました。

まず、出てきたのは、子どもにすぐ怒ってしまうというお母さん。
理由を聞かれると、娘さんの行動が遅いのでイライラしてしまう、と。
つい、怒鳴ってしまうのだそうです。
一日中、「はやくしなさい」と怒鳴っているのだそうです。

それは、まさに僕。

細木数子は、怖い顔で、お母さんに渇を入れました。
「あんたは、自分の都合でばかり、ものを言っている」
お母さんは、泣き出してしまいました。

その通りです。僕もいつも大人の都合で娘を振り回している。

細木数子は、お母さんに、正座禅をして、一日一回、自分を振り返るように言いました。
それから、いっしょにテレビに出ていた、娘さんにも言いました。

「あんたは、女の子なんだから、お母さんの手伝いをして、料理とか習いなさい」

………………。

ところで、お父さんは?いるんでしょ。お父さんにも、渇入れなくていいの?

続いて、出てきた男の子。いじめに悩んでいました。
細木数子は、一言。
「男でしょ。たたかいなさい。ぶちのめしなさい」

………………。

その後、その男の子は、そう覚悟を決めたせいか、いじめられなくなったとか。

この番組、プロジェクトXとともに、放送禁止にしたほうがいいかもしれません。

Peace ^^v

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タイタニック

土曜洋画劇場、
ついに見ました。
タイタニック。

話題になると、なぜか斜に構えて、敬遠してしまうのです。
ひがみっぽいのでしょうか。

1997年公開なので、7年も経ってから見たことになります。

途中からでしたが、まず娘がテレビに釘付けになっていて、
なんとなく画面を眺めていたのですが、
僕も気づいたら夢中になって見ていました。

父の残した借金のせいで没落した家族のために、
母によって、富豪と結婚させられそうなローズ。
ローズが結婚を拒むと、母親が言います。
「私に働けって言うの?」

働けっつーの、とテレビに怒鳴る僕。
パパうるさい、と僕に怒鳴る娘。

そこに現れたデカプリオ扮するジャックは上流階級とは無縁の画家。
ジャックは、宝石だけを身につけてソファーに横になるローズを描きます。

すかさず、僕の顔をチェックする娘。
動揺しつつ、平静を装う僕。

最後はハラハラドキドキのおきまりのハリウッド映画クライマックス。
二人でワーワー騒いで見ていました。

タイタニックが沈みかけたとき、
女性と子どもが優先的に救命ボートに乗ることになったのですが、
ローズはボートには乗らず、ジャックとともにいることを選びます。

死ぬのなら、このひとと……。

「恋では幸せになれない」
が、僕の持論でした。
生涯独身を貫き、孫の面倒を見ることだけを楽しみに、生きていこうと思っていました。
タイタニックとともに、その持論も沈没していった?

それにしても、娘よ。
毎晩、11時過ぎまで起きてるのはやめなさい。

Peace ^^v・・)

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ベースボール元年

中日優勝!
僕は落合監督が、現役の頃から大好きでした。

今回の優勝はとても意味ある優勝だと思います。

「目標の監督はいません」と言いきった落合監督、
従来の日本野球に決別してのスタートでした。

落合監督が就任早々選手に言った言葉。
「この一年解雇もトレードもしない。このメンバーでたたかう」
中日は、外国人選手も、FA宣言した選手も獲得しなかったのです。
一軍と二軍の枠も撤廃、
全員戦力宣言。

巨人とは大違い。
このことは、どんなに選手たちに安心感を与え、
奮いたたせたことでしょう。

選手たちはそれぞれのメニューで練習、
主力選手のメニューはなんと白紙。
監督もオレ流なら、選手にもオレ流を求めます。
「チームより自分を大事にしてほしい。それがプロ」、と。
選手は、完全に大人として扱われたのです。

批判は多かった落合監督、
しっかりと結果は出しました。

トレードやFAで選手補強はしなかった中日ですが、
一人テスト入団した選手がいます。
あの巨人を自由契約となったベテラン、
バントと守備でいぶし銀の職人、川相昌弘選手。
決して出場回数は多くなかった川相選手ですが、
その経験や姿勢はチームへの影響が大きかったようです。
来期もすでに現役続行が決まっています。

中日優勝の瞬間、
二軍選手も混じっての胴上げ。
オレを大事にしない選手は仲間も大事にできない。
まさにチームが一つになって勝ち取った優勝でした。

選手会も、労組として、史上初のストをたたかい、
12球団存続を勝ちとり、雇用を守りました。
かつては頭を丸め監督に絶対服従していた球児が、
プロとなり、雇用者と対等な労働者へと大きく成長したこの一年。

海の向こうでも、
日本の型にはめる指導に泣かされたイチローが
前人未踏の記録を達成。
まさに今年はベースボール元年なのかもしれません。

Peace^^v

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米国人から離婚を学ぶ

前の職場では、7年間、アメリカ人と机を並べていました。
合計5人のアメリカ人青年。

5人に共通していたことは、
両親が離婚していたこと。
そして、5人が5人とも、とてもすばらしい人間性を持っていたこと。
インテリで、人種差別はまったくせず、やさしくて、人気者。
もちろん、全員、ブッシュが大嫌い。
みんな、僕のよき友で、今もメールを交換したりしています。

離婚王国アメリカから来た彼らからは、多くのものを学びました。
まず、離婚した両親を持つ子どもが、必ずしも、ゆがむわけではない、と。
(だいたい、誰もゆがんでいて、そのゆがみが個性ということなんですが)

ステップファーザー、ステップマザー、ステップファミリー、
そんな言葉が、会話によく出てきます。
ダニエルは、ステップファミリーを持つことはすばらしい、といいました。
なぜならクリスマスプレゼントを二つもらえるから、と。
どちらの家も行き来し、うまくつきあっているようでした。

ロバートは、シングルパパと暮らしました。
パパは、子ども好きな女性をゲットするため、
ロバートをうまく利用したそうです。
以前、ロバートは僕に言いました。
僕が、シングルファーザーなのでもうモテないよ、と言った時です。
「それは最大の利点だ。ジローとはナンパに行けない。ジローにとられしまうから」、と。

デビッドは、僕が離婚したと言ったら、一言。

Congratulations!

アメリカでは、離婚パーティもあるらしいんです。

僕は、どんどん離婚しようと言ってるわけじゃないんです。
ただ、離婚は、挫折ではないと言いたいんです。
離婚は、たしかに残念なことですが、
不幸な結婚があるように、幸福な離婚もあるんです。

僕は、今、幸せなんです。

Peace (^_^)v


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娘の遠足

今日は、娘の遠足。花の博覧会に行きました。

問題は、娘の弁当。
僕は毎日自分の弁当をつくるので、
弁当をつくるのは苦になりません。
ところが、娘が言うんです。
「パパ、おかず、多くして」
友達の弁当のおかずの種類が多いと言うのです。
「それはね、冷凍食品と、残り物入れてるからだって」
と、言っても、娘は引き下がりません。
「パパ、おかずいっぱいね。よろしくね」
昨夜、娘はそう言って眠りました。

クールなシングルパパを目指す僕としては、
絶対、冷凍食品と残り物を入れるわけにはいきません。

昨夜、とりあえず、きんぴらと卵焼きをつくりました。
そして、娘へ、手紙を書きました。
これは、学校が親に出した宿題。弁当を食べながら読むのです。
今さら、言うこともないので、とても照れました。
ふー。

今朝、少し早く起きて、
まず、いつものように土鍋でごはんを炊きました。
それから、豚ステーキをつくりました。
厚い豚肉を塩コショウして焼き、
醤油、みりん、おろしショウガの付け汁にちゃぽんで、できあがり。
肉の隣には、サラダ。
シメジが冷蔵庫にあったので、バターで炒め、弁当箱の隅に入れました。
最後に、あつあつのごはんで、手のひらがやけどしそうになり、おにぎりをつくりました。
デザートには、みかんをつけました。

弁当袋には、忘れずに、手紙も入れました。

今日は一日僕は、娘が今頃何やっているのだろうと、考えていました。

夕方、学童に娘を迎えに行くと、
娘は満足そうな顔をしていました。
一日思いっきり楽しんできたようです。

うちに帰って、おそるおそる弁当箱を空けると、
中は、空っぽでした。

Peace ^^v


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