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サイバーアクション

最近、ある雑誌を定期購読をすることにしました。

ここのところ、僕が買う雑誌と言えば
オレンジページと、レタスクラブなど。
ほとんどが料理や家事の特集のものばかりでした。
最近は、スローフードやオーガニック、エコライフものもよく買います。
リンカラン、天然生活、ソトコト、など。

今回定期購読することにした雑誌は、
DAYS JAPAN 
世界情勢を伝える、写真が豊富な報道雑誌。
「人々の意志が戦争を止める日が必ず来る」と、
その言葉に感動した僕は定期購読を申し込んだのです。
けっこう、生々しい戦場の写真が満載。

ある日、テーブルの上に置いておいたら
娘が見ていました。
そして、質問攻め。
「この人はなんで泣いてるの?」
「この人、死んでるの?」
「日本もこうなるの?」
僕は娘に大丈夫だと言い聞かせ、
戦争にならないようにがんばることを、約束。

家事と育児を妻にすべてまかせて、
いつも外で跳び回っていたころの僕なら
いろいろできたのに……。

しかし、そんなことはありません。

家事・育児でうちにいる僕にでも、できることはあります。
DAYS JAPANなどの雑誌を購読することのほかに、
たとえば、小説やエッセイを書くこと。
ペンは剣よりも強しです。

ほかにも、最近、サイバーアクションというのも知りました。
ネット上で、反戦運動。

http://www.greenpeace.or.jp/cyberaction/nowar/kzm2004/?gv
のページに行って、首相官邸、外務省、防衛庁に抗議する。

ファルージャの様子がわかる
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/iraq0404d.html
を友達に教える。

また、反戦運動の予定や、様子がよくわかる
http://www.worldpeacenow.jp/
http://peace-event.seesaa.net/article/102492.html
などを友達に紹介する。

けっこう、できることはあるものです。

娘よ、今日もパパは反戦のために微力をつくしたぜ Peace ^^v


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世界の中心

僕には立派な書斎があるんです。
六畳間で、壁一面に本、そして大きな黒いデスク。
どこから見ても作家の部屋。

娘が小学校に入学すると、
僕のデスクの隣に、娘の勉強机が入りました。
娘がそこで学校の宿題をしている間
僕は隣のデスクでパソコンに向かい小説執筆。
時に執筆がうまく進まずインターネットで遊んだりすると、
娘に叱られます。
「パパ、しっかり小説書きなさい。ホームページで遊んじゃダメ」

しかし、シングルファーザー三年生の今は
主に過ごすのは、キッチン。
料理は、家事の基本。
ここが主戦場となったのです。

ここで、料理を作り、ご飯を食べる。
お茶も飲めば、テレビも見る。
いつしか、ここのテーブルで小説も書くようになりました。

娘は、絶対に一生懸命勉強すると誓約して、
あの勉強机を買ったんです。
六万円もしました。

いつのまにか娘もキッチンテーブルで
宿題をしたり、日記を書いたりするようになりました。

書斎は今では、
お客さんが来たとき、
散らかっているものを放り込むスペースになってしまいました。

その書斎は、娘が大きくなったら、
娘の部屋にする予定です。

僕の書斎?
キッチンがあれば、満足です。
僕はここでたたかいます。

うちの中は、世界の半分。
そして、キッチンが世界の中心なんです。

以上、世界の中心地より ジロー's カフェ店主がお伝えしました。

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おばあちゃんの味

僕はおばあちゃんの料理で大きくなりました。
ずっとご飯はおばあちゃんがつくってくれていたので。

シングルファーザーになったばかりの頃
よくおばあちゃんに料理を教わりに行きました。

おばあちゃんの味見はすごいのです。
どんなに煮立ったものでも、指を直に入れて、なめるのです。
熱くないと言うので、真似してやったら、とんでもない熱さ。
なんで、あんなことができるのでしょう?

おばあちゃんの味付けもすごいのです。
調味料は、すべて目分量。
計量スプーンやカップなど、うちで見たことがありません。

だから、習いに行っても、
全然、役に立ちませんでした。
目分量で味付けができるようになるには、
とにかく年季が必要なのです。

おばあちゃんは、洋食はつくりません。
唯一つくれるのは、カレーだけ。

中学生の頃、
「こんなしぶいおかずばかりで飽きた。もういや!」
と言って、おばあちゃんを困らせたものです。

食べ物には困らないこの時代
おばあちゃんは、よく言います。
「夢見てるみたいだよ」
戦争のころは、白い米もめったに食べられなかったそうです。

僕は残り物はどんどん生ゴミ処理機に投入しますが
おばあちゃんは、何でも大事にラップをかけてとっておきます。
今でも、錯覚してしまうと言います。
毎日米を食べられるのがとても現実には思えないときがあるそうです。

今日も感謝してごはんをいただきたいと思います。
いつまでも、日本が平和で、毎日ご飯が食べられますように。

Peace ^^v


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おふくろの味

僕の母は、実におせっかい。
実家に行って、僕が座ると、
お茶を出してくれる。
菓子も出してくれる。
ゴミをそこらに置いておけば、
いつの間にかなくなっている。
テレビを見ながら、うとうとすると、毛布を掛けてくれる。

このごろ、よく言います。
頼むから放っておいてくれ、と。

愛してくれているのは、よくわかるのですが……。

母の料理の味は、本当にまずい。
信じられないほど、まずい。
一言で言えば、おせっかいな味なのです。
栄養のことを考えすぎて、いろいろ入れすぎるのです。
いつか、シチューにキュウリが入っていたこともありました。
(サラダをつければいいのに……)

高校生のときなど、弁当を開けるのが、いつも恐怖でした。

今、僕が毎日弁当をつくって持っていくのも、
そのトラウマがあるからかもしれません。
何が入っているかわかる安心感。

母の名誉のためにいっておくと、
母は、父とずっとお店をやっています。
そのため実家は、祖母が今も料理を担当しています。
だから、母は料理する機会が少なかったのです。

最近、よく母に料理をつくってあげます。
何をつくっても、大変喜んでくれます。
失敗作でも、残さず食べてくれます。
なんでも、おいしく食べられる舌なんです。
母の味音痴の秘密は、そこにあったようです。

娘は、僕がまずいものをつくると、
容赦なく、残します。
皿を持って、一人で、ベランダの生ゴミ処理機に入れに行きます。

今日は娘が牛丼をつくってくれました。
とてもおいしくて、僕は完食。
娘は半分食べて、生ゴミ処理機。

やばい……。
僕も母と同じか……。

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ジェンダー

このごろ、気になっていることがあります。
ジェンダーです。
辞書で引くと、「社会的・文化的な性」とあります。
オスとメスという生物学的な性とは違うもの。

「家庭的な女性」
多くの男性が理想としているようです。
そして、いまだに「女性は家庭的であるべき」などというひともいます。
でもそれは……、
男性が、女性に家事をすべてやらせて、育児もまかせて、
うちの中に閉じこめて、自分を主人と呼ばせ、
自分は外でよろしくやるための戦略。

僕は娘に、そんな「家庭的な女性」にはなって欲しいとは絶対思いません。

僕は料理が好き。
夕食をつくるのはもちろん、弁当も毎日つくって持っていきます。
クッキーもケーキも、つくります。
ベランダでは、花や野菜を育て、毎日水をあげます。
飲み会より、うちでアイロンでもしながら娘と過ごす方が好き。
ボーナスが出れば、まず家電を買います。
そんな僕こそ、「家庭的」なのかもしれません。
うれしいことに、ご主人様はいませんが。

職場でいつも思うのは
妻という名のベビーシッター兼家政婦を持つ人たちの
働くこと、働くこと。
その仕事にかける時間、労力、情熱。
五時になれば頭の中は夕食の献立でいっぱいになる僕には
もう、とてもかないません。

もし僕が厚生労働大臣だったら……、

まずサービス残業を禁止します。
ただ働きをやめさせ、雇用を増やすだけでなく、
お父さんたちを、早くうちに帰して、家事・育児をしてもらいます。
DVなんてするひとは、即、刑務所に行っていただきます。
とても当選しませんね(^^;)

今年は、ミシンを使えるようになりたいジロー's カフェ店主でした。

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料理教室

このごろ、娘に料理を教えています。
娘の腕は、少しずつではありますが、
確実に上がってきています。

先週のある日、娘が料理を習っていることを知った娘の親友が、
一緒に料理を習いたいと言いました。
もちろん、大歓迎。
僕は、妹も連れておいで、と言ってあげました。
そしたら、その翌日、また他の友達が「私も料理習いたい」と言ってきました。
もちろん、大歓迎。
その子は喜んで、妹と弟も連れてくると言いました。

先週の金曜日、子どもが五人、うちにやってきました。
小さい子たちは遊ばせておいて、
大きい女の子三人に、僕はハンバーグの作り方を教えました。
最初に、タマネギのみじん切り、
みんな涙を流しながら、包丁をぎこちなく動かしていました。
そのあとの挽肉ぐにゅぐにゅには、みんな大喜び。

子どもたちだけでつくったハンバーグができあがりました。
その日のハンバーグは、格別においしくできました。
フライパンを二つ同時に使って焼いたハンバーグは、すぐになくなりました。

この前までは、何もつくれなかった娘ですが、
この日は、けっこう、仕切ってつくっていました。
タマネギのみじん切りができたのは、娘だけ。
他の子たちに教えていました。
子どもの進歩は、実にめざましく、感動的でさえあります。

そういえば
子どもと遊ぶのが嫌いだった僕、
料理も女がするものと思っていた僕、
自分で言うのもなんですが、
そんな僕も、この二年で、大きく進歩したようです。

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監督就任

転勤して僕はまた水泳部監督に復帰しました。
二年のブランクののちのことです。
真新しい五十メートルプールが僕を待っていました。
ステンレスでピカピカ!
四月、まだ世界の誰も泳いだことのないプール、
僕は一番に入って泳ぎました。
初めて僕が世界一になった瞬間でした。

今年から土曜日の午前は
水泳部の練習につきあうことになったのです。
もちろん、娘同伴。
娘はプールサイドで
いつも僕がうるさくて読めない漫画を読みまくり。
幸せそうです。
部員たちとももうすっかり仲良し。

ベランダガーデニングにいそしむ僕は
指導方針がすっかり変わってしまったようです。
植物はいくら怒鳴っても育ちません。
芽を引っ張っても、伸びませんよね。
自ら育つ力を信じてサポートするだけ。
僕は少しだけ以前より待てるようになりました。

そんな水泳部の部訓は
DO OUR BEST.
ベストを尽せば後悔はしないからと、僕が提案したのです。

今週はあまりいい練習ができませんでした。
日曜日ゆっくり休んで
また来週からがんばります。

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あれから、二年……

ようやくカノジョとも笑って話せるようになりました。
あいかわらず、半径二メートル以内には、おたがい立ち入りませんが。

先日、カノジョから電話。
娘が、この前あちらに泊まりに行った時、
大人でも難しいパズルを、あっという間に解いたそうです。
娘の算数をすっかりあきらめていた僕にカノジョが言いました。
「あきらめずに知育おもちゃなどを与えるといいんじゃない」、と。

もしかしたら埋もれた才能があるのかもと、
カノジョと親バカになって盛り上がりました。

そのあと、僕が指を切ったとき
娘がコロッケをつくってくれ、洗い物もしてくれたことを話しました。

カノジョは、しばし沈黙。
そして、一言。

「いい子に育ててくれてありがとう」

カノジョにほめられたことなど、新婚の時以来です。

そして、僕も一言。
「一番大変な時期に、育ててくれてありがとう」

娘を産んでくれたカノジョに僕は感謝しています。
娘がこの世に生まれるためには、
あの結婚は必要だったとも思います。
離婚してしまい、よりを戻すこともありませんが、
あの結婚について、僕は後悔してないんです。


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我が家の平和

そう言えば、このごろ、娘と喧嘩しなくなりました。

二人で暮らし始めたばかりの頃は、
もう喧嘩ばかりしていました。
娘は、僕にけっこうひどいことを言ってました。
「近づくな、カビる」
「なんでパパと暮らさなきゃいけないの」
「パパよりママのほうが好き」
などなど。

もちろん寝る前にはいつも仲直りします。
娘はしばらくすると、言い過ぎたと反省するらしく、
僕に妙にやさしくなったものです。
娘は「むかつき病に時々かかる。だからひどこと言っちゃう。心の病気なの」
などと、言い訳していました。

僕も手を出してしまったこともあります。
そうすると、たいてい収拾がつかなくなったものです。

それが、もう何ヶ月も、娘の「むかつき病」は発症していません。
もうそのウイルスも駆除されたのでしょう。

我が家のの平和の実現のためには、
多くの涙を流し、痛くつらい思いもお互いしてきました。

僕は暴力をやめ、娘とフェアに接することにして、
娘を絶対に所有できない独立した個人としてあつかうようにしました。
おそらく、それが我が家の平和につながったのでしょう。

たった二人のこの小さなうちの中でも学べることを、
どうして政治家たちは学ばないのでしょう。
今日も新聞の一面には、
イラクでテロの犠牲者が68人、子どもも多く含まれていた、と。
サウジでもテロで、10人がなくなりました。
9・11以降、アメリカは多くの民間人を殺しています。1万人はゆうに越えます。
米兵の犠牲者も700人を越えました。

一日も早く暴力をやめてほしいのです。
僕は本当はこんなこと書きたくないのです。

Peace (T_T)

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逆境のコロッケ!

今日の夕ご飯は、娘と相談して、コロッケをつくることにしました。

娘が昨日やり忘れた宿題をやっている間、
ジャガイモを茹で、
タマネギをみじん切りしていると、
左の親指に電気が走りました。
気づくと、血がポタポタと。
肉片がぶらぶら。

僕は冷静にティッシュで指を包み、
娘を呼びました。
血に染まったティッシュを見た娘は
そうとう驚いたようで、絆創膏を貼ってくれました。
しかし、その絆創膏もすぐに真っ赤に。

コロッケをあきらめようと思ったら、
娘が指に包帯を巻いてくれ、
コロッケをつくってくれると言いました。
タマネギのみじん切りを終えて、
バターで炒めて、挽肉も炒め
ジャガイモの皮を剥き、つぶして、タネをつくりました

娘は最近、料理を僕に習い始め、毎日、一品つくります。
今日はたまたま宿題がたまっていたので休んでいたのです。
そのおかげで助かりました。

揚げ物はさすがに怖かったので、
パン粉とバターを混ぜてレンジでチンして、
それを衣にして、オーブンで焼きました。
白いコロッケでしたが、低カロリーでおいしかった!

先ほど、ようやく血が止まり、キーボードも打てるようになりました。
バイオリンは、娘の許可を得て、今日は練習お休み。
洗い物もしてくれた娘です。

夢の家事分担。
それにむけての大きな大きな一歩でした。
指を切ったかいがありました。

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娘の疑問

今日は、学童の迎えに行くと、
学童のテレビで、イラクで人質だった人たちの映像が映っていました。
コーチたちと、テレビを見ながら、
「戦争は嫌だねえ」「日本も戦争に巻き込まれちゃうのかね」などと話しました。

うちに帰ると、娘が僕に質問攻め。
「なんで、あの人たち捕まってたの?」
「誘拐」
「なんで、誘拐されたの?」
「犯人が、日本の兵隊に帰って欲しいから?」
「なんで、帰って欲しいの?」
「アメリカの手伝いしてるから?」
「なんで、手伝いダメなの?」
「イラクのひとがアメリカ嫌いだから」
「なんで嫌いなの?」
「うちに他のひとがきて、威張りだしたら嫌でしょ」
「絶対、いや。日本も戦争行ってるの?」
「うん」
「じゃ、ここに戦争来る?」
「来ないよ」
「日本が戦争しないって決めたから?」
「そう」
「ぜったい?」

今日の新聞の一面に、
自民党が九条の改正案をまとめた、と書いてありました。
そして、世論調査で、59パーセントが憲法改正に賛成、とも。

娘はどんなことがあっても戦争が嫌だと言いました。
僕にも戦争に行ってほしくない、とも。

「パパ、どうしたら戦争来なくできる?」
「戦争反対のひと増やす」
「どうしたら増やせる?」
「パパなら、本書いたり、ホームページで言ったりする」
「それで増える?」
「うん」
「ぜったい?」


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休日出勤!

転勤して、数週間が過ぎました。

新しい職場では、恐れていたことがありました。
それは、休日出勤です。
休日は、小学校も学童もないので、
子連れ出勤にならざるをえません。

もちろん、実家に頼ることはできます。
でも、それは最後の砦にとっておきたいので、
ぎりぎりまで二人でがんばることにしているのです。

先週の土曜日、
まず模擬試験の監督を頼まれました。
「じゃ子連れで来ますね」と、答えたら、
頼んできたひとが、動揺したようでした。
だから、断っちゃいました。

模擬試験は断ったものの
それでも、水泳部の練習がありました。
この職場で、監督に就任してしまったのです。
そちらには、娘を連れて行きました。
練習中、娘はいつも僕がうるさくて読めないマンガ三昧。
練習後、部員たちとすぐに仲良くなり、
また遊ぼうねと、マネージャーの女子生徒と約束してました。

今日は、飲み会もありました。
僕は歓迎される側なので、断りにくく……、
そこで、娘と行ってきました。
中には、びっくりした同僚もいたようですが
もちろん、僕は気にしません。
二人で腹一杯食べてきました。

だいぶこの職場にも慣れてきました。
というより、
まわりのひとに慣れてもらっているのかもしれません。

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世界が見える場所

シングルファーザーになって、
外でのつきあいや活動がほとんどなくなり、
僕の行動範囲はとても狭くなりました。

しかし、僕の世界が狭くなったかと言えば、
むしろ、広くなったと思うのです。

シングルデビューする前は
ほとんと気にしていなかったうちの中
実は、ここに世界の半分が隠れていたのです。

うちの中は、ガチンコ子育ての主戦場。
極度の持久力と集中力と知力が求められます。
これは、僕のすべての人間関係の半分以上を占めます。

時々、そんなうちの中にいて、世界が見えることがあるんです。

たとえば、いろんなことを実感します。
娘を叩いても、何も解決しないし、いいこともない。
娘は決して僕の思い通りにはならないし、決して僕のものでもない。
ひとは、どんなに小さくても、他の誰も持っていない人格を持っている。
ひととは、たとえ自分の娘でも、フェアにつきあわなくてはならない。
これらのことは、世界のどこでも言えることですよね。

最近、世界の中心は、キッチンにあると思うんです。
ここで、ご飯をつくって、テーブルについてご飯を食べながら、娘と語る。
僕たちは、毎朝、ここを通って、外の世界に出ていく。
ベランダにも出られるから、植物たちに一番近い場所でもある。
帰ってきたら、真っ先にここに来て、お茶を飲む。
このごろは、娘が宿題をやるのも、ここ。
僕が、執筆活動をするのも、ここ。

地元の旬の野菜を料理して、ここで食べれば、
キッチンと僕たちと大地がリンクしたりもするのです。

以上、聖地ジロー's カフェキッチンからでした。


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持ちすぎない暮らし

シングルファーザーとして 娘と暮らすようになって、
ずいぶんとたくさんのものを捨ててきました。

シングルになる前は、 よけいなものをいろいろ持ちすぎていたようです。
捨ててみると、意外にそれが大したものではなかったとわかり、
かえって身軽になって、開放感が得られたりもしました。

ひとより多くの仕事をこなし、 しかもハードに長時間。
そして、一人、優越感に浸ること。
まず、僕はこれから捨てました。
すると、いかに自分がただのエゴイストだったかに気づきました。

持ちすぎないこと 等身大の自分を生きること
シンプルで、スローで、スモールな生活。
今は、これが好きです。

持ちすぎると、 不思議なことに人間は、もっと持ちたくなりますから。

ちょうど世界一裕福な国が さらに裕福になろうとして
石油をたくさん持っている国を 自分のものにしようとしたりするように。


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日本人人質3名の解放について

イラクで人質になっていた日本人三名が解放されて
ほんとうによかったですね。

もし殺されたりしてたら、
そのことで、政府が国民を感情的に煽って
憲法を改正して、
イラクの自衛隊員たちに弔い合戦をさせる……。
そんなことになっていたかもしれません。

無謀だとか、自業自得だとか、
言ってるひといるみたいですけど、
あんたは平和のために、なんかしたの?
一度でも、本気で、体張ったことあるの?

仲介に入った聖職者は、
「これは日本人へのプレゼントであって、日本政府へのプレゼントではない。
自衛隊の撤退を求める」
と、言ってましたね。

解放の決め手になったのは、
日本で自衛隊撤退を求める世論が生まれたと、
犯人が判断したことだそうです。

市民の運動があの三人を救ったんです。
テロには屈しないと強がっていた小泉首相ではなく。

首相が、いくら強がっても、
ないものをあると嘘をついて人殺しをするアメリカに
文句言えない弱虫なのは明らかですけど。

自衛隊はイラクで人道支援という「いいこと」をしている。
そう言うひとが、少なくありません。

アメリカは、大量破壊兵器を持つ独裁者をやっつけるという「いいこと」をしたんです。
日本は、かつて抑圧に苦しむアジア諸国を解放するという「いいこと」をしたんです。
戦争は、いつも、「いいこと」から始まります。

先月、僕は娘と、反戦デモに参加してきました。
このごろでは、ピースウォークと言うのだそうです。
こんな小さな田舎町でも、ピースウォークがあったのです。

僕たちは微力だけれど無力ではないことを、
これからも示していきたいと思います。

強さよりもやさしさをもって、
剣よりもペンをもって、
たたかっていきましょう。

Peace ^^v

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娘が僕に求めること

娘が僕に求めることは、いろいろあります。

たとえば、
たばこを吸わないこと。
お酒を飲まないこと。
話をちゃんと聞くこと。
呼んだら、すぐ来ること。

中でも一番僕に求めることは、
フェアであること。

たとえば、
本屋に行ったとき僕が二冊買えば、
娘も絶対二冊買うと言い張る。
僕が一回くすぐれば、
娘も絶対一回くすぐり返す。
僕がバイオリンの練習をしなければ
娘も絶対練習しません。

とにかく、
フェアであること。
対等な人間として扱うことを、
娘は何よりも求めてきます。

この世界のあらゆる争いも
フェアであることを求めて、起こるのではないでしょうか。

プール付きの家が珍しくない国の人々が
さらに暴利をむさぼろうとして、
難民のテントが珍しくない国の人々を
さらに搾取しようとすれば、
争いが起こるのも当然です。

Peace ^^v

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お別れ会

この前の日曜日、僕と娘は、
男子高校生十数人とお好み焼き屋に行きました。

前任校での教え子たちが、お別れ会を開いてくれたのです。
僕は二年生の男子ばかりのクラスの担任でした。
普通なら卒業するまで担任をするのですが、
突然、転勤を命じられたのです。
もちろん、拒否しましたが、僕の意向はとおりませんでした。

彼らは工業高校の機械科の生徒。
製図、旋盤、フライス、ガス溶接、鋳造、設計……
僕には一生未知の世界のものを学んでいます。

彼らのほとんどは、僕が教える英語が嫌い。
しかし、体を張れば、無敵の働きを見せてくれます。

僕はそんな彼らを尊敬していました。
僕の知らないことをたくさん知っているし、
僕のできないこともたくさんできる。
僕が彼らに勝てるのは、英語と年齢と料理くらいなものでしょう。
彼らを見てると、勉強よりも大切なものがあるのだと、いつも教えられました。

彼らはお好み焼き屋で、
お酒を飲んで、煙草を吸いたくて、たまらないようでした。
クビになるからやめてくれと、僕は彼らに頭を下げました。
娘は、そんな男ばかりの中にいて、さほど退屈していないようでした。
いつも娘のことを心配していた彼らは、けっこう娘の相手もしてくれました。
いつも僕とは、エッチな話ばかりしていた彼らですが、
その日は、娘の前ということで、我慢してくれているようでした。

最後に、プレゼントをくれました。
壁時計、目覚まし時計を二つ、僕と娘に。
僕が時間にルーズだから、だそうです。
早起きに憧れ、それができない娘は、大喜び。
今朝も娘の時計が5時に鳴り出し、僕だけ起こされました。
娘はもちろん熟睡。まったく、なんでそんな時間にセットするか……。
寄せ書きもくれました。何人かは、娘のことも書いていました。

彼らは、そろそろ、就職活動。
この不況の中、厳しいたたかいになるでしょうが、
まず、大丈夫でしょう。僕は信じています。

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クッキングクラブ

娘の小学校には、クラブ活動があるのだそうです。
娘の入りたいクラブは、
もちろん、クッキングクラブ。

昨日、娘にみそ汁の作り方教えました。
そして、僕は言いました。
「もうちょっと大きくなったら、ご飯交代でつくろう」
それから、家事分担が重要であることを、
娘にも分かる言葉できちんと話しました。

自分でつくった料理はおいしいようで、
娘は、他のものは残しても、
そのみそ汁はちゃんと最後の一滴まで飲み干しました。

今日、ちょっと用事があって、帰りが遅くなったので
娘に、総菜でも買って帰ろう、と言ったら
「パパに料理教わるの」と、娘。
そんな約束、僕は昨日したようです。

「何がいい?」
「ステーキ!」
トンカツ用の豚肉を、塩コショウして焼きました。
味付けは、醤油、みりん、おろし生姜。
娘は、緊張気味に、すべて一人でそれを料理しました。
味付けの時に、ごま油を最後にたらすとおいしいのですが、
今日は忘れちゃいました。
それでも、おいしい豚ステーキができあがりました。

今日、1パック200円で買ったイチゴ。
デザートに食べようと思ったら、ちょっと痛んでました。
どうりで、安いわけです。
そこで、二人でジャムをつくりました。
明朝、自家製カスピ海ヨーグルトに入れて、食べてみます。

さきほど、二人でクラブ活動の紙を見たら、
クラブは4年生から!あと1年待たなくてはならいのでした。
娘はがっくり。僕も家事分担の夢が、一年延びて、がっくり。

工作が得意な娘に僕は言いましした。
「工作は作ってもおいしくないでしょ。料理は作れば、おいしい。工作はおいしい?
それにひとにあげれば喜ばれるでしょ。自分もみんな幸せになれるんだよ」
と、料理のすばらしさを力説しました。

しばらくは、娘にはジロー's クッキング・クラブで活動してもらいます。


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女性の時代

二十世紀は、どういう時代だったか。
それは、あれだけの血が流され、
民主主義が、ファシズムに勝った時代。

不平等な人間関係の時代から、対等な人間関係の時代に。
命令で動く時代から、対等な話し合いで動く時代に。

今、日本の多くの家庭でも、
男尊女卑の上下関係がなくなりつつあるようです。
「理想の妻は、いつもうちにいて、夫を立てる良妻賢母」なんて言ってる男性は
どんどん、リストラされていくでしょう。

離婚の増加は、ある意味、社会の進歩の一過程だと思うんです。
男性側が、変わっていけば、離婚の増加はおさまるのでしょうけど。

ヒーローの時代から、ヒロインの時代へのi移行は、
ジブリの映画に顕著に現れていますよね。
ナウシカ、キキ、もののけ姫、千尋など、ほとんど女性が主人公。

二十一世紀は、女性の時代かもしれません。

僕が前に勤務していた高校は、
工業高校で、男子が九割。
そんな中で、生徒会長が三代連続誕生しています。
しかも、その生徒会執行部が抜群。
今や、女性が歴史をつくる時代。

がんばれ、女性陣。僕はついていきますよ。

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DIY

ホームセンターに行くと、よく見ますよね。
DIY、つまり、Do it yourself.
「自分でやれ」ということです。

シングルになる前の僕は、
いろいろ、ひとにやってもらっていました。
祖母に、母に、妻に……。
掃除、洗濯、アイロン、料理、妻には育児も。

いつもやってもらってばかりだと、どうなるか?
感謝の気持ちがなくなっていきます。
自分でやらなければ、その大変さも分かりませんから。

シングルファーザーになってからは、
何でも、自分でやります。
他にやってくれるひともいませんから。
僕の中に、すっかりDIY精神が宿りました。
といっても、日曜大工ではなくて、料理や家事ですが。

DIY精神が育ってくると、
不思議なことに、
自分のためだけでなく、他人のためにも、
何かやってあげたくなるのです。
僕も料理のおすそわけが大好きになりました。

「僕が絶対君を幸せにする」
なんてこと、よくテレビや映画で聞きます。
恥ずかしながら、僕も言ったことがあります。
しかし、自分で飯も作れないで、どうしてひとを幸せにできるのか、
今はそう思います。
男なんかいなくても幸せな女性は、いくらもいますから。

自分のことは自分でできる自立した人間どうしでなくては、
一緒に暮らしてもうまくいかないとも、思います。

だから、娘には、何でもしてあげることはやめました。
何でも自分でできるようにしてあげることが、子育てだと思うんです。

娘に、今年から自分の洗濯物を畳むように言いました。
寝室には、娘の洗濯物の山。
いっこうになくなる気配がありません。
畳んで、片づけてしまいたい気持ちをグッとこらえる毎日です。

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桜吹雪

桜散り始めました。
桜吹雪を演出する春の風が心地よくて、
こんな僕でもやる気がわいてきます。

今日、桜の話を聞きました。
今は全国どこにでもある桜、
昔はそんなに多くはなかったそうです。
和歌などには梅や桃の花のほうがよく詠われていたようです。

富国強兵を目指した近代日本
戦争の準備も始めました。
その時、国家的大プロジェクトで全国に桜を植えまくったのです。

♪咲いた花なら散るのは覚悟
みごと散りましょ国のため~

桜を植えてそんな思想も国民に植えつけたのです。
それはみごと功を奏し
ついにはアルカイダに先んじた自爆攻撃
神風特攻隊などがうまれたのです。

終戦後 切り倒された桜もあったそうです。
桜に戦争責任はないのに……。
これほど歴史に翻弄された 木は他にはないでしょう。

昨日は一日
娘は桜吹雪とたわむれていました。

この平和がいつまでも続きますように。

PEACE ^^v

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愛情不足のひとたち

あのひとたち、愛情不足ですね。
愛されないことを恐れ、
愛されたくてたまらない。
政府のひとたちのことです。

だから、「君が代」を歌わせたり、
教育基本法に「愛国心」を入れようとしたり、
強いアメリカと仲良くして、強いところを見せようとしたり……

そういう努力はすればするほど、嫌われるんですよね。
力で、従順にさせても、愛されてるってことにはならないのに……。

そんなに愛されたかったら、
まず、愛しなさい。
愛は求めるものではなく、与えるものなのです。
愛を、行動でしめしなさい。
たとえば、ベビーシッターを安く頼める制度をつくるとか、
お父さんたちを会社人間にするサービス残業を禁止するとか、などなど。

もう、強さを誇示して、「俺についてこい」じゃ、誰もついてきませんよ。
そんなんじゃ、絶対に愛されません。
政府がそんなことだから、日本も、暴力の連鎖に巻き込まれるのです。

もし悲劇が起こっても、さらに強いところ見せようとしないでくださいね。
スペインでは、あれだけのテロの被害にあって、
国民が選んだのは報復ではなく、平和でした。
見習ってほしいなあ。

Peace (^_^)v


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かっこいい美容師さん

今日は、すこし早く職場を後にして
学童の迎えの前に美容院に行きました。
僕の髪はベリーショートなので、月に一回カットするのです。

僕の髪を切ってくれる美容師さんは、
二十代ながら、すでに店長というなかなかの女性。
僕も彼女も、旅好きで、感動には金を惜しまないので、話があうのです。
(いや、むこうがあわせてくれるだけだ)。

新しい男女の関係についても話します。
彼女は仕事が大好きで、家庭に閉じこもりたくはないそうです。
たしかに、彼女の腕と客とのトークを、
旦那の帰りを待つばかりの家の中に埋もれさせるのは
社会の大きな損失。

女はうちにいて、ご飯を作って、夫の帰りを待ってるべき。
そんなことを言う男は一日も早く絶滅すべきだ、と合意に達しました。
こんな田舎にはそういう男が多いんですよね。
僕もその一人でしたが……。

今日、聞いたんですが彼女のハサミ。
一丁、十二万円!
最近買ったそうで、使いにくいから、ネットで売り飛ばすんだそうです。
彼女はそんなハサミを他にも四丁持っているとか。
さすが、プロ。
そんなハサミで切っていただき、幸せです。

今日、そんな彼女が今年の目標は貯金と言ったので
金遣いの荒い僕は少しさみしくなりました。
しかし、その目的は、お金を貯めたあと、がつんと使うためなんだそうです。
日本の経済に貢献している仲間が減らなくて、僕はほっとしました。

今度はぜひ、
毎朝、僕に髪をしばらせる娘の髪もショートに切ってほしいです。

さ、髪も切ったし、彼女に元気もいただいたし、
明日もがんばろっと。
もちろん、職場でじゃなくて、うちで、ですけど。

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喧嘩のあと

喧嘩のあとは、相手とくちをききたくないですよね。

僕と娘も、喧嘩したあと、お互いくちをきかなくなります。
言い過ぎたと反省して、話したくないときも
まだ怒りが残っていて、話したくないときもあります。

それでも、二人で、小さな空間の中でくらしているのですから
いろいろ、二人でやらなくては、なりません。

先日の喧嘩の後、
無言で、一緒に風呂に入りました。
黙って僕がシャンプーを手渡したり、
黙って娘がタオルをとってくれたり。
風呂から出て
娘が無言で鏡の前に立つと、
僕が無言で娘の髪にドライヤーをかける。

そのうち、おもしろくなってきました。
僕たちは、結局、ベッドに入るまで、
無言ゲームを続けました。

二年も二人で暮らしていると
言葉はなくとも、けっこう息があってくるものです。

最後に、僕はベッドで声に出して本を読んであげました。
無言で聞いていた娘は、すぐに眠ってしまいました。

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新学期初日

いよいよ、始まりましたね。

新しい職場に行って来ました。
気合い入れて、お弁当を作っていったら
今日は歓迎昼食会でお弁当が用意されてるとのこと。
晩ご飯、お弁当リターンズ、でした。

昼食会で、自己紹介がありました。
そこで、さっそく、カミングアウト。
シングルファーザーであること。
娘と二人で暮らしていること。
突然帰ったり、突然休んだりする可能性があること。
夜のつきあいが悪いこと。飲み会に子連れで行くこと。
笑顔で、全員に話しました。

嫌なんです。
僕がシングルファーザーであることを知って、
突然相手の顔色が変わるのが。

勝手に同情するな!
同情するなら、子守りしろ!

ちょっと早めに学童の迎えに行きました。
つくしを取りに行きました。
そしたら、うちの近くに、あるわ、あるわ。
さっそく、晩ご飯のおかずに。
つくしのきんぴら。
とても、苦かったです。
なにか間違ったのかなあ。

さ、新生活のスタートです。

今年は、情熱的にいきます。
職場でじゃなく、うちで、ですけど。

Peace ^^v

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春休み最後の日

新学期、娘のほうが一日早かったので、
僕はしめしめと、最後の一人の春休みを満喫することにしました。

娘を送り出し、もう一度ベッドへ。
気持ちよく眠りました。

昼近くに起きて、
多少洒落て、ショッピングへ。
電車で街まで行くことにしました。

ホームで電車を待っていると
携帯が鳴りました。
嫌な予感がしましたが、的中でした。
娘の小学校の保健室から。
熱が7度5分あるから、迎えに来てほしいと……

しかし、もう僕の気持ちはとめられない。
ショッピングに行かなくては
明日から新生活を始められない。

「あのちょっと遠くまで来てしまったものですから……」
嘘をついてしまいました。
その程度の熱で倒れるような娘に、僕は育てたつもりはありません。
「先生、学童に行かせてください。できるだけ早く戻りますから」

罰があたったようでした。
デパートに行っても、気にいったものが一つも見つからず、
この前作ったスーツをとりにいくと、5時にできあがるとのこと。
明日、どうしても袖を通したかったのに……

ランチにイタリアンでも食べようと思っていたのですが、
駅の立ち食いそばを食べて、トンボ帰り。

学童に迎えに行くと、
娘は、友達とじゃれあっていました。
やはり、元気でした。
娘の平熱は、年齢とともに上がったにちがいありません。
それから二人でショッピングに行きました。
近所の本屋と花屋。
皮肉なことに、気に入ったものがすぐに見つかりました。

次の一人の休日はいつになることでしょう。
夏休みまでなさそうです。

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おばあちゃんの休日

今日は、花見に行こうと思っていたのですが、
雨で断念。

僕は実家にいました。
娘はママのところにお泊まり。
そこで、腰が痛いというおばあちゃんに
一日寝ていてもらうことにしました。

ごはんを寝床まで運びました。
お茶やおやつも運びました。

耳が悪いおばあちゃんは布団の中で
ヘッドホンをつけて、ずっとテレビを見ていました。

「あんた、悪いねえ」
と、僕が何かを運ぶたびに、言いました。

僕が帰る頃、
腰痛がおさまったおばあちゃんが起きてきて言いました。
「こんなのは死ぬまでに一度あるかないかのことだよ。天国だったよ」

おばあちゃんは、84年生きてきて、初めて、
まる一日ゴロゴロしたのです。
そう言えば、両親が店に出ているため、
家事の一切をおばあちゃんがやっています。
僕にもよくつくしてくれます。
僕は座っているだけで、お茶もお菓子もごはんも運んできてくれます。
布団も敷いてくれ、置きっぱなしの湯飲みも片づけてくれます。

今や、すっかり家事のできる僕。
またおばあちゃんのところへ、
休日を運びに行こうと思います。

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一番のスローフード

僕がもっとも時間をかけて作った料理。 それは、バジルのパスタです。 まず、バジルの種をまきます。 育てます。虫にもおすそわけします。 春にまき、ようやく夏に収穫。 プランターいっぱいに育てても、 虫も食べるので、収穫量はわずかです。

バジルジェノベーゼをすり鉢をつかってつくります。 これも、なかなか時間がかかります。疲れます。

娘の誕生日が八月。 昨年は、パーティを開いて、 その時にバジルのパスタを振る舞いました。 これをつくるのに数ヶ月かかったのです。 まさにスローフード。

娘は一口食べて、「まじっ」といいました。 来客には好評でしたが……

僕は一口食べるごとに ベランダのプランターの映像が頭に浮かんで困りました。 「ベランダの味がする〜」 と、何度も言ってしまいました。

おいしかったんだと、思います。たぶん。

さ、そろそろ、またバジルの種まかなくちゃ

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家族について

よくきかれることがあります。 なぜ実家に入らないのか、と。 またこれからどうするのか、と。

実家に入らなかったのは、 まず娘と二人で生きる力をつけたかったからです。 この二年、僕達は確実にその力をつけました。

これからどうするのか? 今のところどうするつもりもありません。 この生活けっこう気にいってるんです。

こういうことをきいてくるひとは 決まって同情してくれてるようです。 迷惑ですけど。

不幸な結婚もあれば 幸せな離婚もあるのです。 これが分からないのでしょう。

この頃実家によく行くんです。 子育てを真面目にするようになったら 家族に目覚めたんです。 ただ一緒にいるだけで落ちつく…… それが家族。

もし離婚してすぐ実家に入ったていたら、 娘の世話を親に押しつけ、 僕は何も変わらず、 家族の大切さに気づくことはなかったと思います。 絶対に。

PEACE FOR MY FAMILY ^^v

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ONE FOR ALL,ALL FOR ONE

ひとりはみんなのために、 みんなはひとりのために。

以前、労働組合の役員をしていたことがあります。 僕の担当は組織拡大。つまり加入者や支援者をひとりでも多く増やす仕事。 そのためにイベントを企画したり、通信を発行したり口説いたり。 大変でしたが楽しい仕事でした。

そのときよく言ったのが ONE FOR ALL,ALL FOR ONE. 困ったときにはみんなが助けてくれ、 だれかが困っていたらみんなで助けにいく。

シングルファーザーになって その経験がとても役に立っています。 僕は一人で子育てするつもりなど さらさらありません。 子どもはたくさんのひとに育てられるべきだと思うんです。 今では娘をかわいがってくれるひとがいっぱい。 娘は母親とは残念ながら暮らしていませんが、 娘を愛してくれる人の数では誰にも負けないと思うんです。

今は助けてもらってばかりですが、いつかは恩返ししたいとは思っています。

昨夜も熱がある娘はYおばさんのところにお泊まり。おばさんはそっちにいても同じだからと面倒をみてくれています。

そのおかげで 昨夜は飲みに行きました。 十二時すぎに帰宅! 数年ぶりのことです。

やはりお酒は人生のガソリン これからも飲んじゃいます。 もちろん、娘にかくれて…。

二日酔いで頭痛いジローカフェ店主でした。

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チューリップ

ついに、最初のチューリップが咲きました。
今朝、「咲いた、咲いた」と娘を呼びました。
娘は、「はい、はい」と、ベランダに来ました。
一目見て、「パパ、よかったね」と言っただけ。
すぐに朝食のテーブルに戻ってしまいました。
なんなんでしょう、この温度差。

娘は、一つだけ、自分の鉢を持っています。
ブリエッタ、まだ葉っぱしかありませんが、
もうすぐ鉢からあふれるように咲くでしょう。
娘がその時、パンを食べながら一言、
「ついでに水かけといてね」

………………。

♪咲いた、咲いた、チューリップの花が……
ただチューリップが咲いたごときで
なんであんなにうれしそうに歌わなくてはならないんだろう?
と、ずっと思っていました。

ようやくわかりました。
長く厳しい冬を越して、咲くからです。
これが、朝顔やひまわりではいけません。
チューリップでなきゃ。
冬の間、ちょっとだけ頭を出して、
ずっとあの寒さに耐えてきのです。

僕は、今、喜びで胸がいっぱいです。
今日から四月。新年度。
ついでに、僕も咲こうと思います。

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